※無料 超能力と宇宙の関係

宇宙のこと

  じつは超能力は「宇宙と深い関係がある」のです

　その詳しい説明は以下にしますが、「宇宙は宗教とも深い関係」があります

　それを説明したいと思います

　前々回までで、ＥＳＰ型超能力の練習法がすでに存在しているという話をしました

　そして気功法でも、未来予知のような超能力練習法が存在しています

　例えば高藤聡一郎氏の「未来予知察気の法」などを見ると、その具体的方法を知ることができます

　ところで気功というと、誰でも思い浮かべるのが、病気治しということではないでしょうか？

　これは内部表現の書き換えということで、説明ができます

　つまり「気功法という気の感覚」を持つことで、病気治しやＥＳＰ型超能力を両方修行することができるのです

　なにを言いたいかというと、古来からの宗教の発生段階では「病気治しとＥＳＰ型超能力の両方がセット」で現れるのが定石でした

　たとえば釈迦・キリスト・マホメット（正確にムハンマド）らは、最初病気治しを行うことで、信徒となる民衆の支持を集めました

　釈迦が瞑想修行を行ったことは有名ですが、キリストも空白の何年間は砂漠で修行していたとされています

　マホメットも金持ちの未亡人と結婚して、生活にゆとりが出来たあとで瞑想修行にあけくれる時期があったとされています

　つまりそのような修行を経て、「病気治しとＥＳＰ型超能力の両方のセット」を手に入れています

　あるいは日本では江戸時代の末期から、大正時代にかけて神道系の新興宗教がぞくぞく誕生しています

　黒済・金光・大本教などが、その代表です

　これらの新興宗教には決まったパターンがあって、まずある普通の女性が神がかり的な状態になります

　そして突然、手かざしの病気治しの能力を得て、民衆にその術を施し、支持を集めます

　その後、自動筆記や口述による「神の言葉」を示して、宗教の形に移行するというパターンです

　つまり「病気治しとＥＳＰ型超能力の両方のセット」というパターンは、釈迦・キリスト・マホメット（正確にムハンマド）らとまったく同じなのです

　それで「神の言葉」が教義となっていくというのが、大抵の宗教のパターンです

　しかし、大宗教になったあとを見ると、宗教は病気治しの能力などではなく、「神の言葉」という「権威」を振りかざすことで成立していきます

　ところがその「権威」を危うくするものがあり、キリスト教などはこれと激しく対立してきました

　その「権威」を危うくするものこそが、「自然科学」です

　ガリレオ・ガリレイが地動説を唱え、それがキリスト教によって否定されたことは有名です

　なぜ既存宗教は、「自然科学」を否定するか？

　それは、当たり前ですが「宗教には神が存在」します！

　そして「神は全知全能」であらねばなりません

　なぜなら全知全能でない「その宗教の神」は、「全知全能を謳う他の宗教の神」に劣るからです

　すると「神は全知全能」であるための用件を満たすことが、求められます

　その帰結として、「神が全知全能」であるためには、「神がこの世界を創った」ことが必要不可欠とされます

　すなわち天動説が聖書に書かれているなら、それを否定する「自然科学」とは悪魔の仕業に等しくなるのです

　ところが天文学が発達するにつれて、「神が全知全能」であるためには、「神がこの世界を創った」ことの証明が難しくなっていきました

　そのため、多くの宗教では「神が創った世界」とは、「この地球に限定する」ようなことになっています

　広くても太陽系の範囲です

　つまり大抵の宗教では、「宇宙人は神が創った世界にはいない」のです

　いたとしても、その成立をうまく説明できません

　一部の新宗教、例えばサイエントロジーなどでは「神は宇宙人」であるというような教義になっていると聞きます

　しかし、「神が全知全能」であるためには、「神がこの世界を創った」ことが必要であるのに、「神は宇宙人」では説明がつきません

　私の印象では、「神が宇宙人」では「なんとちっちゃい神」なんだ！という感じです

　１３７億年前にビッグバンが宇宙を創り、そして今から４６億年前に太陽系が誕生して、さらに今から３８億年前に最初の生命が誕生したとされています

　その後、恐竜の時代などを経て、今からやっと２０万年前に人類が誕生したのです

　このような壮大な宇宙の歴史のなかで、人類とはいかにもか細くて、弱い存在ですが、その人類だけのために「宇宙を創った神が微笑む」とは、到底信じられません

　既存宗教は、その宿命である「自然科学との戦い」に勝利しているとは思えません

　なぜ、神は「自然科学との戦い」に勝利できないのでしょうか？

すなわち、・・・・・

　「宗教と自然科学との融合」という話に、超能力の話は繋がっていきます

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。