上司が嫌い・性格が合わないで会社を辞める前に知らなければ損すること

会社人間やめた！

上司が嫌いだ、あるいは社長が嫌いだ、と日々悶々と暮らしている人

じつは多いです！

（社長も含めて）嫌いな上司・性格が合わない上司と、毎日顔つき合わせて生きているのは

本当につらいですね

私の体験も最後の方に書いています

性格が合わない上司とは何か？がわかります

本当に驚くようなことが書いてあります

さっそくいきましょう！

１・やめたい人の理由

話を逆から見ると意外な真実が見えます

もしあなたが「上司の立場」であるとして、部下が辞めたいと言って来たらどうしますか？

必ずあなたは「どうしてなんだ？」と聞くことになるでしょう

その時部下からどういう返事が返ってくるか？

a・ベンチャーや起業に挑戦したいから

b・違う企業で専門性を磨きたいと思う

c・家族に看護や介護が必要になったからだ

d・体調を崩した

e・ほかの業種にチャレンジしたいと思い始めた

f・今の給料では生活が維持できないから

g・職場環境が自分と合わない

ありがちなものを書きましたが

これらにはウソがあります

部下が上司に対して「会社を辞める」と言いだした時、必ず（と言っていいほど）ウソをつくのです

２・あなたの立場で考えてください

自分の立場で考えれば、これはすぐに理解できます

a・ベンチャーや起業に挑戦したいから
b・違う企業で専門性を磨きたいと思う
c・家族に看護や介護が必要になったからだ
d・体調を崩した
e・ほかの業種にチャレンジしたいと思い始めた

これらは比較的カッコイイ理由・あるいは納得がいきやすい理由です

だから「あなたが都合の悪い理由を隠したいとき」、それらしいことを言うことになります

そうは思いませんか？

都合の悪い理由とは？

それには二種類あります

一・本音すぎる理由

代表的なものが「f・今の給料では生活が維持できないから」です

二・相手に悪く思われたくないという心理が働くもの

これの代表的なものが「g・職場環境が自分と合わない」です

そしてこの場合「悪い職場環境」とは、「上司、お前のことだよ！」と言うワケです

しかしそれは辞める時にでも、口に出しません

常識人として振る舞いたいからです

あなたは、そうは思いませんか？

３・退職とは「復讐」

私は小さい会社で長く働いてきました

ですから、質の悪い従業員や、あまり恵まれない環境で育った従業員を数多く見ました

そういう人は会社を辞めます、転転とします

そんな人を観察していると、ある現象を見つけることができます

私はそれを「高倉健現象」と名付けました

多くの人は日々不満を抱えながら、働いています

その代表が「嫌いな上司」なのですが、なぜ嫌いかと言うと自分を認めてくれないから、なのですね

そしてそういう上司が、自分の手柄を横取りするような人であれば、憎しみはピークに達します

従業員は、憎しみの目を隠しながら、昼の時間の大半を過ごすようになる

地獄です

そんな地獄にあって従業員は、「こいつをいつかギャフンと言わせたい！」そういう暗い欲望を募らせます

質の悪い従業員ほど、暗い欲望の貯金残高が増えやすいものです

そしてある日、ちょっとした事件をきっかけにスイッチが入るのです

決断！

「おおーわかった、やめる、やめてやるよ！」

上司はこいつがなぜ、こんなちょっとしたことで辞めるとまでいいだしたのか？わかりません

検討がつきません

慌ててこう言います

「辞めるなんてどうして？理由を言ってくれ」

わかりますよね？

こう言わせたかったのです

暗い欲望の貯金残高が満期になったのです

その時この従業員が感じる気分は、「スッとした」です

復讐心の成就です

憎たらしい上司の慌てふためく顔を見たかったのです

そういう短絡的な願望のために、「来月からの何十万円かの収入」を捨てるのです

それが復讐心

だから恵まれない環境で育った人なのです

初期の高倉健の映画で、こういうシーンが繰り返されました

理不尽な扱いに我慢に我慢を重ねた健さん、最後の最後にブチ切れます

そして長ドス片手に着流しの裾を翻して、雪降る夜道を進んでいきます

カッコイイ・しびれるぜ、健さん

それと同じ気持ちを感じたいのが「高倉健現象」です

「辞めるなんてどうして？理由を言ってくれ」

こう言わせたときに感じるカタルシスが、「高倉健現象」の正体です

ただし代償は高い

「来月からの何十万円かの収入」を捨てるのです

４・それは自分のせい？

そういう質の悪い従業員には特徴があります

心理的な特徴があるのです

・生まれた環境が悪い、とくに親の質が悪かった人は親に対する潜在的憎しみがあります

・経済的な理由で子供的自由を謳歌できなかった人は、それのせいで自分がこんな性格になったと思いたい心理があります

・悪い仲間、頭の悪い友人に囲まれて育ったと思っている人は、自分もまた友達にとって「悪い友人」ではなかったかと反省する心のゆとりがありません

上記のような心の結果、その人はある特徴を持つようになります

その特徴とは？

それこそが「人のせいにする」「環境のせいにする」「自分以外の何かのせいにする」です

つまり「質の悪い従業員」の特徴とは、反省しない人です

なぜなら子供時代に、自分もまた友達にとって「悪い友人」ではなかったかと反省したことがないからです

今、自分が職場環境に恵まれていないのを、「誰かのせい」にしている傾向が強いと考えることができます

その誰かとは？

それが、上司なのです

だから「上司が嫌い」、だから「上司と合わない」となるのです

「質の悪い従業員」の特徴とは、「環境のせいにする」人です

そういう考え方をする人の思考は単純です

環境が悪いから、環境を変えようとするのです

単純です

環境とは、職場のことです

ですから「環境のせいにする」人は、辞めたい人なのです

「環境を変えれば良い結果が得られる」という幻想を持つ人です

それは幻なので、そういう人はいつまでも仕事を変わり続けます

虹を追いかける人です

５・私の気持ちに気づいた経験

私は小さい会社に勤めていたので、上司が社長でした

そしていつも不満でした

給料が少ないことが不満でした

そのことに復讐心を持ち、日々の貯金残高はいつも満期間近でした

ある時、心理学の本を読みました

そして「投影」の心理を学びました

似たものに、似たような感情を持つこと

「投影」とは幼い時に持った父親に対する感情を大きくなっても、中年男性などに抱くこと

簡単にいうと、そういう感じです

そして「お金」とは「愛」なのです

私は深層心理で、そう感じていたことに気づきました

私にとって、「お金」とは「愛」です

「お金をくれる人」が、私を愛してくれる人です

————–

それに気づいたとき、私は「あの社長」に父親を投影していたことがわかりました

自分の本心がわかりました

「社長、給料上げてくれ、給料あげてくれ」と、心の中で呪いの言葉を唱え続けていたのですが

それは「僕をもっと愛して」という叫びだったのです

それに気がついて、思わず嗤いました（わらいました）

「なんてことだ！あの社長に愛して欲しいと思っていたなんて！」

それに気がついてから、給料が少ないことが不満という感情は薄れました

結　論

虹を追いかける人は、不幸

————————–

つらい人生を歩む人には、

特徴があります。

自分に自信が持てない人が、このような

大勢の人が信じているものに頼るようになります。

そういう人は自分に自信が持てない人です。

なぜ自分に自信が持てないかというと、

幼少期に親からの励ましがなかったことが

原因になったことが多いものです。

幼少期に母親との葛藤を経験した人には、

心の奥に孤独があります。

それは死への甘い誘いでもあるのです。

なぜか？

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言うと、

それは「当てつけ」なのです。

愛してくれなかった（と感じる）親に対して

「愛してくれなかったから死んでやる」と当てつけの気持ちです。

「死なせなくなかったら愛してよ！」という心の叫びが

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言う

本当の気持ちです。

自殺願望はあなたの中の欲望です。

それはあなたの中の動物の本能です。

人間の中にも動物の本能があって、それが人生の大事な場面

ひとつひとつであなたの人生を決めていたのです。

こういうことを知らずに人生を過ごす人は、大変な

損をしています。

今この瞬間から損する人生とさよならをして

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのは じつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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