言葉を使わない催眠術ＤＶＤご感想です

誰にでもできる魔法のような催眠術

ＤＶＤご感想です↓

「私は長年武術の世界を旅する者ですが、突き詰めると武術も一種の瞬間催眠のようなものです。

合気道開祖、植芝翁、弟子の塩田剛三先生又過去の伝説的な武術家の超人技もこれらの要素なくしては、有り得なかったでしょう。

現在合気道、空手、柔術等の修行者にこれらの技を直接伝授していますが、一様に進歩しません、彼らに共通して言えることは、見えない世界を感じ取る能力の退化に有ります。

武術の奥義、秘伝は先生と弟子の直接の指導にて身体の使い方、意識の見方、感じ方、体内重力の移動の仕方、意識反射、無意識反射、同調、誘導等々あらゆるものを勝負の刹那久、瞬時に使いこなせなければ術という技術にはいたりません。

又前提条件として身体を道具として使いきれる、身体能力の高さ、意識を波風立たぬ湖面の様に静止させる技術等も最低限会得していなければ、達人の技を会得するのは不可能です。

弟子に早く理解させる為に、あらゆることを提示し指導していますが、大変な作業です。

山西先生の関係資料の中に色々なヒントがあります、これからも勉強させて頂きます。 」

（武道系の方がけっこう多いのに驚きました）

「山西様 感想メールを転送していただいたので、私も関連した感想を送ります。 私のは、宣伝に使えないもので恐縮ですが・・・・（※山西注　使えないことはありません！）

私も武術を研究、実践していますが、 合気柔術系では、催眠が伝統的に多様されていますが、「なぜそうなるのか？」は一般には理解されていないと思います。 （当然、力学的な関節技＝柔術　と、それ以外の技＝合気と分けるとすると、合気の方の話しです）

たとえば、

①目の前に手を突き出しただけで、相手が倒れたり、のけぞったりする条件反射を植えつけるには、

②まず、「真剣」で練習をするか、「真剣だと思え」と言って、木刀で型を練習したりします。

③すると、目の前に真剣の切っ先が突きつけられたら危ないので、誰でも必死に避けようとして、 　　体制を崩したり、反射的にのけぞったり、飛んで逃げようとします。

これを練習で繰り返します。

④この練習を繰り返してゆくと、師と弟子の間に「仮想現実」が構築されて、

それが「ホメオスタシスによる同調」を引き起こして、真剣を持っていなくても、

ちょっと仕草で、指先を向けただけでも、相手が倒れたり、飛んだりするようになります。

（※山西注　これは「秘伝」ですね！　こんなところで明かしていいのかなぁ？）

　上記は、あくまでも「ひとつの条件付けの方法」であって、実際には真剣などを使わなくとも、 経験上「仮想現実を共有して、技を効かせる手法」が各流派で様々あるのでしょう。

　したがって、これらの技は、仮想現実が共有されていない相手にはかけることが難しくなります。 私はTVで見たことがありますが、意外にも達人と言われている方が、

素人の女性アナウンサーに、腰につかみかかられて、あたふたしていた場面があり、 驚いた経験があります。

それ以前には、屈強な大男の弟子を魔法のようにひょいひょい投げていたにもかかわらずです・・・ こんな素人女性相手に達人があわててしまうのか・・・、と。

女性だから怪我をさせないように配慮していたこともあると思いますが、 どう見ても、「達人をためそうとしている、ど素人の女性アナウンサーにはラポールがかかっていない」と見えました。

「達人」と言われている人も、その実際には「道場内＝仮想現実を共有している弟子の脳内」である場合が多いと思います。 （＊もちろん、力学的な関節技の場合は、弟子であろうがなかろうが、効きますし、かかります。）

このあたりは、山西さんが今回のサービス・ファイルで書いているように、 プロの催眠術が実際には、リアルで使えない場合が多い、ということとリンクしてくる事象だとおもいます。」

もう、おひとり↓

「山西先生こんにちは。 先日送って頂いた言葉を使わない催眠術の基礎の感想をお送りいたします。

古典的な催眠術の方法からエリクソンの神経言語プログラミングまでとても興味深く読ませていただきました。

前回のメールマガジンに寄せられた方と同様に私も武術を嗜んでおります。 その稽古の中では本当にあっと驚くような技が比較的沢山あります。（比較的というのは、現実の仕事や生活と比べてみると奇跡的なことがわりと多いのです。）

人間のホメオスタシスということについては、今回やや深く理解できた気がしました。

というのは、武術の世界においては「人間は戦闘状態では、できるだけ自然に立とうとする」というホメオスタシスがあることに気付かされたからです。

倒れると負ける…立とうとする（あるいは逃げようとする）という行為は実に自然に人間に染み付いた動作で、武術ではその一瞬の隙をつくことが多いのです。

（※山西注　これは動物的な脊髄反射を使ったり、脳内の大脳皮質を迂回する高速無条件反射などを、利用していると推測できます）

この立とうとする行為は、勿論向こうから攻撃を仕掛けてくる…という場合もあります。 やられたらやりかえすという自然なバランスのとり方のような気がしました。

脳内の内部表現でのホメオスタシスと深い関係があるんじゃないか…あるいは殆ど同じなんじゃないかという気がいたしました。

道場の先生に人差し指一本で倒されたことがあります。 これは当時ひどく不思議なことのように思えましたが、

先生の説明では「人間のバランスと体重のかけ方によっては、その人間のバランスを取ろうとする微妙な体の使い方を利用して倒す」ということでした。 このバランスというのは、殆どホメオスタシスと同義なんじゃないかと思ったわけです。

私も特に武芸の達者な人間ではないのですが、とても山西先生のテキストはここ最近のテキストの中ではもっとも参考になりました。ありがとうございます。 また先生のテキストには、「これは無理。不可能」と書かれているところがとてもよいです。

（※山西注　じつは私は不可能ではないと信じたいタイプです　超能力気功法に書かれていたような、中国武術にあこがれていましたから） 一瞬怪しげな世界を扱うものなので、そういった怪しげな世界の中でのきちんとした説得力に感動しております。

山西先生を囲む会は是非参加したいです（笑）」

ところで

特に野球などの球技や武術において、もうひとつ重要な概念があります

　それは「動体視力」！

　ハイスピードでの感性を指すものですが、じつはこれは思考と関係があります

　というのは、私たちは（左脳的に）ものを考えるときに、頭の中で言葉をしゃべっていますね

　これがじつは、ハイスピード思考を遅くする原因になっています

　というのは人間は「聞くほう」つまり聴覚的に聞いて理解することは、超高速でもともと行える能力があるのです

　しかし、しゃべるほうはのどや口の筋肉により制限されて、あまり高速にはできません

　この制限が、言葉による思考法に速度限界を与えています

　すなわち飛んでくるボールや相手の打撃などを見ることは本当はできるのですが、そのとき考えてしまうと、言葉による思考法の速度限界で、対応できなくなるのです

　これを克服するには、言葉による思考法をとめればよいわけで、それは「速読の練習法」と同じです

　その方法は「とてつもなく深い変性意識を生成する方法DVD」の第２巻に、詳しく解説しています

　あれを応用して、練習時に撮影したビデオ映像を高速で見てから（変性意識下で見るとなおよい）、練習すると効果的だと思います

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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