金運瞑想法とは｜金持ちの脳の秘密（３）

2015/03/23 2016/11/17

前回は？

金持ちの脳の秘密

これは第3回目です。

初回はこちら

これはあなた自身の脳のことも暴露することになるので、注意してお読みください！

あなたはなぜこのコラムを読んでいるのか？

「その深層心理をいうと、自分が貧乏脳だと確認したいからです」←思い当たることがあるなら、あなたは優秀です。

くわしく説明します。

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１・まぼろしとは？

　**さんの疑問に対してお答えしますと、ビジュアライゼイションによって得られるビジョンは幻であるということですね。

　じつは私は、**さんほどうまくビジュアライゼイションできません。
　ビジュアライゼイションがうまくできるというのは、天与の物があると思います。

　そうであるからこそ、私は触覚という違うイメージを使うことを考えたわけです。

　しかしビジョンは幻であるというのは、ポータブルＤＶＤプレーヤーの代わりを脳内だけで行えるようなもので、脳が「これは幻であって現実ではない」と感じていることが原因ではないでしょうか。
　
　たとえば、私たちは誰でも聴覚イメージをかなりうまく使えます。
　思考するとき、頭の中で言葉を喋るからです。

　そして頭のなかで喋る代わりに、猫の鳴き声を思い出すことも誰でもできますが、しかしそれで猫が本当にいると思い込むことはありません。

　ところが、自己催眠のような（変成意識下）で猫を思い出すときには、猫の声を聞き猫の触感を感じることができます。

　これはかなりリアルな体験であると思います。

　願望実現のためにはリアルな体験が必要であると言いますが、それは潜在意識に仮想的体験をさせるために必要なのです。

　**さんはビジュアルでリアルなイメージを造れますが、それだけで金運成就ができるなら、次のようなことも可能だと思います。

　たとえば自分が一輪車に乗っているシーンをつくり出して、それだけで一輪車に乗れるようになれるのでしょうか？

無理だと思います。

イメージ法だけで金持ちになることが無理なことが、これだけでわかります。

引き寄せの法則とか、ナポレオン・ヒルの方法もイメージングだけでは成功しません。

　ともあれ、リアルなビジュアルイメージを造れることは、羨ましい限りです。

　しかし生まれつきの部分があるので、他人には真似できないところが大きいかも知れません。

　長い文章になりましたが、書ききれないところもあります。

　疑問点がありましたら、ご連絡お願いします。

２
************

山西　様
おはようございます。
　早速のお返事、ありがたいことです。
今日は私のことを多少とも知っていただき、さらにご指導願えればと思い、メールをさせていただきました。

　私は５歳の時、弟と母と一緒に乗り込もうとした船（ぽんぽん船・・・焼き玉船）が、底が見えるぐらいローリングしていることから、左脳の働きでこの船は沈没するという考えが突然浮かび、感情、丸出しで「この船が沈むから乗りたくない」と、言って泣くことにより、結果として、母の気持を、「船に乗らないようにしよう」というように変えることになりました。

実際、大勢のお客を乗せたその船が沖合に出てから沈没し、家族３人命拾いをした経験があります。

　私の家は、代々神道の家系です。父親は長男として、他に代々長男に、受け継がれた「まじない」で、人を救うこともやっておりました。（私は３男ですので「まじない」は受け継いでおりません）。

父は神道の家の地方講師でもあり、他人を導く様子を身近に見て育ちました。神道の家のお経は身についています。しかし、思想書などを読みあさり、私は、自分なりの拝み方を、子供のころからやる生き方をしていました。

　大人になっても、神道の家の教えに従い、全ては自分の責任だという考えでずいぶん長い間、頑張って来ましたが、ある時、理不尽な行為を上司から受けている自分に気づき、世の中にある悪業には、自分が出会った範囲内に於いては、対処すべきであるということに気付きました。

　それを期に、私は、高藤聡一郎氏の本や、　彼の弟子だったと思われる人物、密教の術の達人、気功で病気を治す術の達人（術を伝授される）、陰陽道の達人、霊気関係者、その他の達人との関わりの中で自分の能力を自分自身で、育てる努力をしました。

その結果、　術を使い、悪行をやめさせることや、結界を張ること、遠隔治療などをプライベートに実現できるようになりました。
　しかし、その効力からしても、自分はまだまだ、駆け出しと思っていますので、今も自分なりの修行を続けている私です。

以上、自分のことを述べさせていただきました。
山西　様からの全ての情報を一応、見させていただきました。そこで、現在自分がクリヤーすべきと考える重要なことについて、質問及び、お願いをさせていただきたいと思います。

３点ございます。

３・質問

①匂いの記憶が、感情（心理）の記憶とともに、自分の能力では自信があるものですが、それらを触覚に置き換えたことが全くありません。

　右脳を育てるためにも、内部表現で、自分をリッチな人間に書き換えるためにも、音なども含めて、触覚に置き換えるようにやっていかねばと思います。

毎日、これを特化させて、やりたいので、日課としてのやり方をご指導ください。

②起きて生活している最中でも、滝のように、お金、砂金、有価証券など、いつでも、何時間でも、思い通りイメージできる私です。

さらに、お金が宝珠となって、自分の「えいん」から入ってくるイメージもでき、それを頭頂までいかせることもできますが、どこで触覚に変換すれば、良いのか分かりません。私のは視覚と気の感じ（熱感ではなく、しびれるようなズーズーした気の感じ）だけでして、触覚も、右脳も作用していませんので、ご指導ください。

③私は、音を触覚に直接直すのはできませんが、先ず視覚的な物に翻訳することはできます。

それをイメージの手で触ることができます。その段階で触覚のイメージを決定することができます。

私の視覚先行のやり方は正当なやり方といえるのでしょうか？正しい触覚の変換のやり方をご指導ください。

今日は以上です。よろしくお願いします。

４・答えとは？

山西です。

************
ご連絡ありがとうございます。

　私はおそらく**さんとは、正反対の子供時代を過ごした人間だと思います。
　１０代の時の興味は天文学でした。
　当時の私には、あまり人間には興味がありませんでした。

　宇宙の大きさに比べて、人間があまりに小さい存在だということを思いつづけていました。**さんと私が違うのは、私の思う宇宙には「神」がいないということだった思います。

　現在でこそ、環境破壊だとか地球温暖化とか言われていますが、じつは今私たちが吸っている大気の酸素は、ある生物の環境破壊の結果生まれたことを知っていました。
　最初の大気は、火山ガスから生まれたもので、主成分は二酸化炭素と窒素でした。

　現在のように酸素が増えたのは、植物によって二酸化炭素から酸素が造られたせいです。

　人間が環境破壊だと騒いでいるのは、人類のおごりである気がします。

　この宇宙は人間が滅びても、痛くも痒くもありません。
　私はそのようなことを考えるのが、好きな子供だったのです。

　そのような私の眼からみると、**さんの生きかたというのは、神霊的なものに偏りすぎているという感想を持ってしまいました。
>　私の家は、代々神道の家系です。父親は長男として、他に代々長男に、受け継がれた「まじない」で、・・・・

　**さんのような環境に生まれれば、それは仕方がないことだと思います。

　私も、神道系の宗教団体に１０年在籍しました。

　その時に良く感じたのは、信者から受ける感じが自分のものとは相入れないというものでした。

　宗教団体の信者のほとんどは、疑うことをしらない無垢な人達のように思います。

　しかし私は洗脳のメカニズムなどを研究して、そういう無垢な人達をだますのは一番簡単な方法であったと分かりました。

　そのことに関しては、後で述べたいと思います。

　**さんのご質問に答えたいと思います。

　**さんには私のＤＶＤなどに関する情報に対する誤解があると思います。

　誤解とは少し違いますが、他に適当な言葉が見つかりません。

　私のＤＶＤは「心霊的なものに対するまったくの初心者を対象」に制作しています。
　そのため、**さんの理解に誤解や混乱が生じていると思われるのです。

　つまり、私は前回のメールで、瞑想効果について「気の感覚」や「脳内神経構造」について書きました。

　そして初心者向け瞑想法では、内部表現などの「脳内神経構造」を変更する方法から解説すべきだと考えました。

　**さんのレベルでは、「気の感覚」の方から深めていくほうが有効であると考えます。

　つまり、瞑想効果には初心者向けに「脳内神経構造」（イメージ法）があり、上級者向けに「気の感覚」があると私は考えています。

　そういう二つのレベルがあることを、まずご理解下さい。

５・脳内神経構造

　そうして**さんのご質問の内容は、自己催眠に近いものであって、「脳内神経構造」の話であると思われます。

①匂いの記憶が、感情（心理）の記憶とともに、自分の能力では自信があるものですが、それらを触覚に置き換えたことが全くありません。
　右脳を育てるためにも、内部表現で、自分をリッチな人間に書き換えるためにも、音なども含めて、触覚に置き換えるようにやっていかねばと思います。
毎日、これを特化させて、やりたいので、日課としてのやり方をご指導ください

　これは完全に自己催眠に関する、質問であると思います。
　**さんは匂いに関する記憶再現に自信があると言われています。

　そうであれば、自己催眠下（変成意識状態）で、匂いの記憶をたよりに他の感覚記憶を思い出せばよいのです。
　たとえばカレーの匂いの記憶を思い出して、その記憶に対してアニメーションを作るように他の記憶を付け足していくことを繰り返せば、変成意識状態の深まりとともに達成できると考えられます。

　たとえばカレーを食べるときの情景を匂いと共に思い出して、カレー皿やスプーンを持った感触をあるストーリーとともに加えていくことで、触覚や味覚の感覚を思い出すことが可能であると思います。
　そのときのストーリーは、自分の記憶によってつくり出してください。

　早い話が、これまでの人生で一番印象的なカレーを思い出せば良いのです。

　もちろんカレーなどの食物だけによらずとも結構です。

（私が「信者から受ける感じ」に批判的なのは、こういう部分です。宗教団体の信者になるタイプの人は、こういうストーリーを作るなどの創造的活動が非常に苦手であると感じています）

②起きて生活している最中でも、滝のように、お金、砂金、有価証券など、いつでも、何時間でも、思い通りイメージできる私です。さらに、お金が宝珠となって、自分の「えいん」から入ってくるイメージもでき、それを頭頂までいかせることもできますが、どこで触覚に変換すれば、良いのか分かりません。

私のは視覚と気の感じ（熱感ではなく、しびれるようなズーズーした気の感じ）だけでして、触覚も、右脳も作用していませんので、ご指導ください。

　これに関しては、気の強化トレーニングの不足であると思います。

　高藤聡一郎氏によれば、イメージをうまく作る技術よりも、気を強化する事のほうが、現実的利益においてははるかに有効であると言っています。

　実際のところ、「気が強い」人間であるならイメージ方など知らなくても、現実世界においてお金儲けできる人間になれると解説しています（帝財術入門にもそのような記述がありました。他に「未来予知察気の法」２２２ページ）

　つまり仙道の内功で下腹部にアッチチチという感じの「気の強さ」を養うことの方が、**さんにとっては必要なのではないでしょうか。