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不祥事で消えたタレントのCM違約金はどれくらいか?

金額は渡辺謙(61)が2億円、舘ひろし(70)は8000万円、***怜はキャスティングの手数料も含めて7500万円、武井咲(26)は7800万。

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今年ほど芸能人とCMの関係が話題になった年はないのではないか。不倫が明るみにでた東出昌大(32)やひき逃げ事故を起こした伊藤健太郎(23)らの違約金問題がクローズアップされたからだ。そもそも契約金はいくらぐらいで、違約金はどう計算されるのか?  まず、誤解を解いておきたい。昭和期のころから現在に至るまで、芸能人のCMギャラのランキング表があるとされているが、芸能プロダクションのCM担当者は「そんなものはない」と一笑に付す。

「ちょっと考えたら、分かるはず。CMに力を入れているスポンサーは高額のギャラを出す。CMによってギャラはバラバラ。芸能人ごとに一律ではないからランキング表なんて作りようがない」(同・芸能プロCM担当者)

 例えばハズキルーペのCMの場合、ギャラはかなり高く、こんな金額がその芸能人の固定化したギャラだったら、ほかのスポンサーは到底起用できない。

 その金額は渡辺謙(61)が2億円、舘ひろし(70)は8000万円、菊川怜(42)はキャスティングの手数料も含めて7500万円、武井咲(26)は7800万。

 販売元である「ハズキカンパニー」の松村謙三会長兼CEOが、一部週刊誌の取材で明かした金額である。

 ギャラは半年契約、1年契約などと期間によっても違う。雑誌媒体込みという契約もあり、これもギャラは異なってくる。やはりランキング表は作成しようがないのだ。

 また、芸能人側が出たいCMはギャラが安くなる。ちょっと意外だが、化粧品のCMに女優が出る場合もそう。ギャラは割安となる。

「美しく撮ってくれて、女優にとってはPRにもなりますからね。このため、化粧品のCMは少しくらいギャラが安くたって出たい。しかもCMを流すくらいの有力化粧品メーカーはそう多くないし、一度契約したら長期化しやすいので、話が来たら、まず断らない」(同・芸能プロCM担当者)

 逆に出るとイメージダウンになりかねないCMはその分、ギャラが高い。例えば未だ偏見の残る消費者金融である。このため、タモリ(75)が2009年、消費者金融大手であるアコムのCMに登場した時には放送界内でかなり話題になった。

 そもそもタモリがそれほど多くCMを引き受ける人ではないこともあり、「いくら契約金が出たのだろう」「1億円は下らないはず」「タモリさんとアコムの間に太いパイプでもあったのだろうか」と、ささやかれた。契約は2012年まで続いた。

 CMギャラ決定の仕組みはセリに近い。芸能人側が出演を嫌がり、スポンサー側はどうしても出て欲しいと望めば、ギャラは高くなる。ギャラを積まれても芸能人側が首を縦に振らなかったら、破談だ。マルチまがい商法などが疑われるスポンサーだと、あり得る話なのである。

 ギャラが高いか安いかの目安は「年間契約で3000万円程度」(同・芸能プロCM担当者)。第一線で活躍する芸能人の場合、年間契約の相場はこの程度なのだという。この金額を超えると「高い」ということになるそうだ。

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