市川海老蔵・あなたが絶対金持ちになれなかった理由とは？

あなたは金持ちになりたいと願って、

それが叶わなかった理由を知りたいと

思いますか？

その秘密はじつは意外なものでした。

堀越勸玄くんがその理由です。

勸玄（かんげん）くんは歌舞伎役者市川海老蔵さんの長男で、

母親は小林麻央さんです。

勸玄くんには妹がいて、海老蔵さんのＳＮＳなどでは妹の方は顔出しＮＧですが

兄の勸玄くんは顔出ししまくっています。

なぜでしょうか？

それは、勸玄くんが幼稚園児でありながらすでに歌舞伎役者だからです。

歌舞伎役者として、舞台に出ているからです。

役者は顔が売れてナンボ、ですから

これがあなたが金持ちになれなかった理由である、と言ったら

驚きますか？

１・勸玄くんとあなたの違い

先ごろベストファーザー賞に輝いた市川海老蔵さんですが、

息子勸玄くんとの舞台共演も目立ちます。

歌舞伎役者には伝統的に、幼い時から舞台を踏ませて

慣れておくという風習があるのです。

幼い勸玄くんには歌舞伎の舞台が日常であり、まるで幼稚園の

お遊戯のように舞台を楽しんでいると感じられます。

つまり、幼い勸玄くんにとってあそこは自宅のリビングにも似た

感覚であろうと思われます。

ところがそういう場所に不慣れなあなたや私にとっては

歌舞伎の舞台などに立つとものすごく緊張するだろうと思われます。

舞台どころか、学校の卒業式で校長先生から卒業証書を受け取る時でさえ

緊張したことを思い出すとわかると思います。

つまり、緊張とか言う言葉を知る以前からそういう場所に立つことで

それが「普通」と思える感性が身につくのです。

もう一度言うと、

幼い勸玄くんにとって舞台は自宅のリビングと同じ

なのです。

あなたはもはや大人になってしまったので、勸玄くんと同じ感性を

持つことはできません。

２・偉大なスポーツ選手

活躍するスポーツ選手は勸玄くんと同じで、幼いころからそのスポーツを

学んだ人しかいない、と言っても過言ではありません。

スポーツに限りません。

将棋界で今話題の藤井聡太さんは2002年7月19日生まれの１４歳。

４歳のころからおばあさんに将棋を教わり、将棋を指していたそうです。

2002年に全国将棋小学生倉敷王将戦・低学年の部で優勝。

同年の10月にJT将棋日本シリーズ東海大会の低学年の部でも優勝。

2012年の6月には研修会B1に昇級し、新進棋士奨励会の入会試験の一次試験免除の資格を得て、

9月に奨励会に6級で入会しました。

こういう人を見ると、１４歳でプロの腕前？と驚きますが

それは間違いです。

幼いころから修行に励むことでしか、その道の一流にはなれないというのが

じつは真実です。

さてここから脳の話をします。

人間の脳は抽象化という作業が得意です。

人がこの地球上で唯一の知的生物として君臨できているのも、

人間の脳が抽象化という作業が出来るためです。

３・抽象化とは？

抽象化能力とは、簡単にいうと「実在しないもの」を造りだしたり

感じたりする能力です。

例えば、会社とか学校とか、そういうものも「実在しないもの」です。

私たちはそういうものに慣らされているので、会社が実在すると

信じて疑いませんが、じつは脳の中の抽象化領域にしかありません。

毎日学校へ行って、と言いますがこの場合無意識に「学校」と呼んでいるものは

じつは建築物としての校舎に過ぎません。

学校とはその校舎に毎日行くこととか、教師がいることとか、毎日授業を受けなければ

ならないこととか、そういう仕組みとか手順を総合して「学校」と呼んでいます。

校舎が本質ではなく、仕組みとか手順が「学校」の本質です。

そして動物の本能のようなものも、人間は抽象化することができます。

動物の本能とは、ここでは「縄張り」のことを言います。

もともとの動物にとっての縄張りは、ある地域のことを指しますが

人間がこれを抽象化することで、実際には存在しないものも縄張りととらえています。

このような「抽象化された心理的縄張り」をコンフォートゾーンといいます。

普通の人にとっては、自宅のリビングのような快適な場所が、コンフォートゾーンです。

なぜ、自宅のリビングが快適な場所なのかというと、（特に実家の場合ですが）

幼いころからそこで育ち両親や家族に庇護された場所だから、安全だと信じられるからです。

そこで、歌舞伎役者の勸玄くんを見ると、舞台はまるで実家のリビングのようなものなのです。

すなわちあのような環境で育った人にとって、歌舞伎の舞台がコンフォートゾーンなのです。

コンフォートゾーンはまさに縄張りなので、自分の能力がいかんなく発揮できる場所です。

つまり、脳の能力であるＩＱが最大化する場所でもあります。

歌舞伎役者の勸玄くんのような環境で育った人にとっては、

歌舞伎の舞台がコンフォートゾーンなので

その人の能力を最大化できる場所なのです。

コンフォートゾーンを離れると、能力を最大化できません。

つまり抽象化された縄張りから遠く離れた場所ですが、砂漠の真ん中でまわりにサソリが

うようよいるような状況なので、これをスコーピオンゾーンと言います。

さて、先に普通の人は歌舞伎の舞台などに立つようなことがあると、ものすごく緊張する

と言いました。

すなわち、普通の人にとって歌舞伎の舞台は、スコーピオンゾーンなのです。

ですから、その人の能力を発揮できない場所になります。

スポーツ選手も同様で、幼いころからそのスポーツのフィールドに慣れ親しんだ人は

そこがコンフォートゾーンです。

大人になってからそのスポーツを始めた人にとっては、競技場は

スコーピオンゾーンになってしまいます。

こうなると、子供時代からそのスポーツを開始した人に、大人になって始めた人は

敵わない事が多いことがお分かりになると思います。

ある人にとって、その場所は自宅のリビングと同じ感覚であり

またある人にとっては、砂漠の真ん中でまわりにサソリがうようよいるような場所なのです。

４・金持ちの脳って

金持ちの２代目・３代目の人がいます。

こういう人の脳の仕組みを考えてみましょう。

「金持ちであること」自体、つまりそういう状況も脳にとっては、抽象化された場所なのです。

金持ちの２代目・３代目の人にとって、そこは生まれ育った場所なので、

つまり実家のリビングと同じです。

『金持ちであるという状況』が、金持ちの２代目・３代目の人にとって自分の抽象化された縄張りであり、

コンフォートゾーンです。

コンフォートゾーンは、その人の能力を最大化できる場所なのです。

しかし貧乏人の子供である人には、これと全く逆の状況が発生します。

貧乏人の子供にとって、『金持ちである』という状況がスコーピオンゾーンです。

『金持ちである』という状況が、砂漠の真ん中でまわりにサソリがうようよいるような場所と同じなのです。

自分の能力が発揮できない場所なのです。

しかも脳はそこは自分の縄張りではないととらえるために、元の縄張りに戻りたいと

無意識に行動します。

元の縄張りとはこの場合、貧乏人の状況というわけです。

つまりこれが金持ちはますます金持ちになる理由です。

あなたがなれなかった理由です。

※あなたが金持ちになれなかった理由は、市川海老蔵さんの息子が

歌舞伎役者になれる理由と同じなのです。

５・学校の裏の仕組みとは？

現代の仕組みはだいたい産業革命以降に出来上がったと考えることができます。

産業革命でできたものとは、機械化された工場ですが、それには個人の資金で造れないほど

費用が必要だったので会社という仕組みが創られました。

会社組織が活用された国は、強大な資金力や軍事力を得られたので、当時の強国は

産業革命を進める政策を執りました。

その結果、工場や会社で働く人を増やすために、学校が造られたのです。

工場や会社で働く人を増やすためには、ある程度の知能がないと使いにくいからです。

また、工場や会社で働く人を増やすためには、規律を守る人が増えるのがいいのです。

よく考えるとわかりますが、現代の貧乏人はある程度の知能があって規律を守る人です。

つまり学校を卒業すると、〔自動的に貧乏人になる仕組み〕があるのです。

そうしてそのような学校を卒業した人が、自動的に工場や会社で働く人になる政策を

推進しました。

これがサラリーマン・サラリーウーマンです。

おわかりでしょうか？

学校ではヤンキーだった人、ちょっと不良だったりした人が

意外に中小企業の社長になれることが多いものです。

あれは「学校の不適格者こそが起業家」という真実を物語っているのです

そう考えると、サラリーマン・サラリーウーマンとは「工場や会社で働く人」として

育てられた人です。

学校とはそういう仕組みの一環なのです。

これを会社の経営者とか所有者の立場で考えると、意外なものが見えてきます。

「工場や会社で働く人として育てられた人」は、「給料をもらうことが自分のコンフォートゾーン

としてとらえている人」なのです。

そういう人こそ、会社の経営者とか所有者の立場で考えると、それが求める人材です。

※「給料をもらうことが自分のコンフォートゾーン」とは？

そういう人は高校生になってアルバイトを始める時、

「時給７８０円か！よし・やろう」と思った人です。

これをすると脳は自動的に「自分は時給７８０円がコンフォートゾーン」と決定するのです。

そういう人が高校か大学を卒業して就職しようとするとき

「初任給２０万円か！」と無意識に思います。

つまり「初任給２０万円がコンフォートゾーン」の人になります。

もしそういう人が起業して、１０万円単位のお金を動かそうとすると、

ビビる人になります。

何を言っているのかわからない人も多いと思いますので、私の経験をお話ししますと

こういう仕事をしていますと時々セールスの電話がかかってきます。

「ネットで広告出しませんか、料金は半年で３０万円です」みたいな電話です。

ところが私は「自分は時給７８０円がコンフォートゾーン」と感じたタイプの人なので

それが自分に必要なのかどうか、よくわからないのにＯＫしてしまった経験があります。

それが売り上げにつながらなくて、後悔しました。

なぜなら「自分は時給７８０円がコンフォートゾーン」と感じたタイプは

１０万円単位のお金を動かそうとするとき、自分のＩＱを最大化できないからです。

もしこれが、２代目・３代目のお金持ちであるなら

それが本当に必要かどうか、迷いなく的確に判断できるのです。

なぜならそういう人には「１０万円単位のお金・１００万円単位のお金」は

コンフォートゾーンだからです。

なぜならそういう人には「１０万円単位のお金・１００万円単位のお金」は

自宅のリビングなのです。

抽象化された縄張りとは、こういうものなのです。

それが本当に必要かどうか、迷いなく的確に判断できるから

お金持ちはさらにお金持ちになれるのです。

まとめ

あなたは金持ちになりたいと願って、それが叶わなかった理由を知りたいと

思いましたか？

歌舞伎役者の子供が自動的に歌舞伎役者になれるのは

舞台がその子供にとってはリビングと同じだからです。

大人になって歌舞伎役者になる人は「舞台での緊張」を経験しますが、

歌舞伎役者の子供にはそれがありません。

舞台がその子供にとって、コンフォートゾーンです。

金持ちの子供にとっても、金持ちという状況が

その子供にとってはリビングと同じです。

しかしあなたは違います。

ある人にとってその地位が自宅のリビングと同じでも

あなたには「砂漠の真ん中でまわりにサソリがうようよいるような場所と同じ」なのです。

もしそういう状況になったとしたら、あなたの脳は

一目散にそういう危険な場所から逃げ出そうとします。

しかもその時、あなたの脳は馬鹿になっています。

ですから、あなたの意識が、「金持ちになりたい」と思っても

あなたの脳はそれを全力で妨害します。

なぜなら、「あなたにとっての居心地いいリビング」とは

び〇ぼ〇な状態だからです。

これを他人から見ると、せっかくの幸運をみすみす逃す人に見えるのです。

あなたは運を逃す人です。

そういう人は、時に神や超自然のものにすがりたくなります。

これが超能力を求める心理になります。

もうひとつそういう心理を求める心があります。

起業しようと一歩踏み出す、勇気がない人です。

超能力に憧れる人には、

特徴があります。

自分に自信が持てない人が、このような

いわば「裏ワザ」頼るようになります。

勇気のない人は自分に自信が持てない人です。

なぜ自分に自信が持てないかというと、

幼少期に親からの励ましがなかったことが

原因になったことが多いものです。

幼少期に母親との葛藤を経験した人には、

心の奥に孤独があります。

それは死への甘い誘いでもあるのです。

なぜか？

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言うと、

それは「当てつけ」なのです。

愛してくれなかった（と感じる）親に対して

「愛してくれなかったから死んでやる」と当てつけの気持ちです。

「死なせなくなかったら愛してよ！」という心の叫びが

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言う

本当の気持ちです。

自殺願望はあなたの中の欲望です。

それはあなたの中の動物の本能です。

人間の中にも動物の本能があって、それが人生の大事な場面

ひとつひとつであなたの人生を決めていたのです。

こういうことを知らずに人生を過ごす人は、大変な

損をしています。

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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