公明党とその母体創価学会の秘密

自公政権が長く続いています。

これはもちろん、自民党と公明党の連立政権ですが

公明党はずっと国土交通大臣を輩出しています。

つまり自公政権ができた時に、公明党が国土交通大臣を取るという密約があるのでしょう。

しかし公明党の支持母体は創価学会という仏教系の宗教団体です。

しかもこの団体は、中国と非常に仲が良いのです。

創価学会の歴史を振り返ってみます。

山口公明党党首と習近平主席

1・仏教の歴史

創価学会の歴史を語る前に、おおもとの仏教の歴史を考えましょう。

仏教は古代インドに生まれたお釈迦様（本名　ゴーダマ・シッダールダ）が悟りを拓いて産み出した宗教です。

つまり当時は新興宗教だったのです。

そのころのインドにはバラモン教とかヒンドゥー教という宗教がすでにありました。

お釈迦様の悟りとは「この世界は苦しみに満ちているから悟りを拓いて彼岸（あの世）的幸せに目覚めることが唯一の救いだ」みたいな思想です。

そこには本来、神も仏もなかったのですが釈迦の死後、仏教が巨大化する過程でバラモンやヒンドゥーの神などを取り込んでいきました。

そして釈迦の弟子たちも神格化されました、これが仏です。

中国の三蔵法師は629年にシルクロード陸路でインドに向かい、ナーランダ僧院などへ巡礼や仏教研究を行って645年に経典657部や仏像などを持って帰還しました。

この話を元に造られたのが、西遊記です（孫悟空の話）。

そしてこの後の中国で仏教は中国風に変容し栄えました。

日本では803年遣唐使の長期留学僧として唐に渡ったのが空海です。

空海は密教仏教の経典を多数携えて帰国し、天皇・貴族に最新の仏教を伝えました。

朝廷はなぜ空海を唐に派遣したかと言うと、密教の技術が欲しかったからです。

密教とは仏教の呪術であり、それにより天下泰平や天皇・貴族の繁栄を図りたかったがためです。

つまり釈迦が説いた仏教はインド式に変容し、その後で中国式に変容されて密教という魔法体系（呪術）になっていたのです。

日本に輸入されたのは仏教という「魔法」です。

魔法が欲しかった天皇・貴族が、空海を唐に派遣したのです。

弘法大師空海

2・乱世の時代

時は流れて室町時代になり乱世になります。

この時代の民衆の苦しむ様を見て立ち上がったのが、日蓮です（日蓮自体は鎌倉時代の僧です）。

日蓮は貴族階級の特権だった仏教を庶民にも使える教えにしなければならないと考えました。

その根底には既存仏教が支配階級のみに恩恵を見たらしているという義憤があったに違いありません。

つまり日蓮の行動は、中世ヨーロッパで教会の腐敗に立ち上がったマルチン・ルターの宗教改革と同じ精神だったのです。

そうやって庶民のための日本仏教として、日蓮宗や浄土宗・浄土真宗が造られました。

さらに時は下って1930年（昭和5年）、牧口常三郎らが日蓮の仏法精神に基づく教育者の育成と、雑誌の発行を目的とする「創価教育学会」を創立しました。

これが創価学会です。

1960年（昭和35年）5月3日に池田大作が第3代会長（後に名誉会長）に就任しました。

その後、次第に本家の日蓮正宗宗門と軋轢が生じて非常に険悪な関係になり、現在に至っています。

つまり創価学会は、日蓮が既存仏教を排斥しようと日蓮宗を造り、その日蓮宗を池田大作が排斥しようとしたという似たような体質を持っています。

その体質とは排他主義と拡大主義です。

このように釈迦の死以後の仏教は変容に変容を重ね、お釈迦様の教えは残っていないといっても私は過言ではないと思います。

そういう歴史の果てに生まれたのが池田大作の創価学会であり、彼の野望のために公明党が誕生したといってもいいと思います。

3・中国との関係

以下ウイキペディア

「1964年11月17日、池田大作は公明党を結成。

結党宣言で、日蓮の『立正安国論』を引用し、王仏冥合・仏法民主主義、すなわち人間性の尊重を基調とした民主主義の基盤つくりや大衆に深く根をおろした大衆福祉を実現する旨を発表した。

1965年1月1日、聖教新聞紙上で小説「人間革命」の連載を開始。

1968年9月8日、第十一回創価学会学生部総会における講演で、中華人民共和国の正式承認と日中国交正常化、中国の国連加盟などを提言」

その後も中国とべったりの関係です。

先に自公政権で公明党は国土交通大臣を独占していると言いました。

最近問題になっているのは、外国人が日本旅行に来た際に「ホテルの住所を使って自動車運転免許証を取得できる」ことです。

これを使って中国人が多数、日本で運転免許証を取っています。

主導したのが公明党の国土交通大臣なのです。

まとめ

創価学会の立役者である池田大作が中国とべったりなのは、公然の秘密です。

配下の公明党議員もそういう関係でしょう。

そして公明党の組織票で当選できた自民党国会議員が大勢いますが、こういう議員にハニトラ・マネトラが仕掛けられていたとしても不思議ではありません。

というか、そう思わない方がおかしいでしょう。

※公明党は日本にとってヤバイ

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