AKB48おっさんをたぶらかす商売？

指原莉乃さんの「爆弾発言」です。

指原莉乃さんがゆきりんを告発しました。

ＡＫＢ４８内の話ですが、あなたにも使えるところがあります。

ＡＫＢに興味の無い人にも、きっとお役に立ちます。

お読みください↓

2017年3月17日のテレビ朝日、ミュージックステーションでの、指原莉乃さんのトークです。

ＡＫＢ４８は人数が多いので、テレビで歌う時、カメラがいつ来るか、自分がアップになるのを計算して各自歌わなければならないと発言しました。

そして、ここ一番の決めポーズの時、なぜかゆきりん（柏木由紀さん）がアップになる時が多いと指摘していました。

私は初老の男ですが、ＡＫＢ４８では柏木由紀さんが一番好きです。

というか、他のメンバーはもはやよくわからないといった方が正確でしょう。

私の感じ方では、柏木由紀さんの顔やスタイルが中年以上の男性にうける傾向があると思われます。

そういうわけですが、テレビ番組のカメラ構成を決める責任者は、おそらく中年男性だと思います。

その結果、中年以上の男性にうける傾向があるメンバーが、いちばんおいしい役を獲得できるのだと思います。

指原さんの指摘は、そういう「裏の事情」を暴露したものでしょう。

ここから考えると、ＡＫＢ４８の主な顧客は若い男性なのですが、目立つためには「中年男性テレビ局関係者」を意識しなければならないことがわかります。

ＡＫＢ４８の主な顧客は若い男性なのですが、そこに自分の魅力を発信するためのツールを考えて対処する必要があるということです。

これを他のもので考えると、例えば野球です。

野球のピッチャーは打者の苦手とする球種やコースで、打者を打ち取ろうとします。

その時、審判がストライクかボールか、あるいは空振りか？などを判定します。

その自分が対戦する打者とは別に、その試合の審判のくせを見抜くことが、勝ち投手となるカギでもあります。

審判がビデオ判定とかの機械であるなら、そういう配慮はいりませんが、現行規定では審判は人間です。

ですからここでも、打者の対決の前に審判との対決でもあることを、賢いピッチャーは理解する必要があるのです。

ビジネスでも同じことが言えます。

私たちはなにかものを売る時、顧客を第一に考えなさいという教えを受けることが多いものです。

しかし実際にものを売ろうとして、顧客第一の広告宣伝を行おうとしても、その媒体の審査にひっかかるということがあるのです。

私のように瞑想とか、宗教がらみだと思われる恐れのある、あるいは社会的に怪しいものだと思われる商品では、よくあることです。

顧客第一の広告宣伝を行おうとしても、その媒体の審査にひっかかるということは、実際にやってみないとわからないことが多いのです。

顧客を第一に考えなさいという教えを受けても、それが現実的にはどうなのか？は教えてはくれないのです。

また、技術に自信がある技術者あがりの起業家が犯しがちな間違いがあります。

それは「良い商品であれば、必ず売れるだろう」という思い込みです。

実際に正しく世の中を観察するなら、「良い商品が売れない例はいくらでもあります」。

もしかしたら、「悪い商品の方が良い商品を駆逐する」という、グレシャムの法則みたいなのが適応できる例が多いのかもしれません。

ある商品が売れてブームになるとか、あるタレントが売れるとかの場合、それが広まっていく時にはパターンがあるのです。

例えばあるタレントが売れる時、タレントとはもともと才能という意味ですが、

タレントが「隠れた才能を発揮する」とき、それはイノベーター（革新者）と呼ばれます。

私のイメージで言えば、宇多田ヒカルさんが世に出たとき、イノベーターだと感じました。

しかし、イノベーター（革新者）だけでは、その人はタレントとなることはできません。

じつは社会の中には、ディストリビューターと呼ばれる、異常に友人の多い人、発信力のある人がいて、

その人がイノベーター（革新者）の存在を、世の中に広めていきます。

ブームはこうして起こります。

しかし！

実際はもう一人、重要なカギを握る人物が、ブームには必要なのです。

それはイノベーター（革新者）をディストリビューターに伝える、仲立ちをする役割の人物です。

ＡＫＢ４８で言えば、ゆきりんを好む中年プロデューサーです。

広範な知識を持ち、社会に必要とされる「タレント」を発掘できる能力を持つ人物です。

社会科学でこういう人物は、

メイヴン（目利き）と呼ばれます。

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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