【驚異！】記憶術でまるごと文章を覚える方法/ノーベル賞受賞者カーネマン理論で説明

記憶術で文章を覚える方法

は二種類です。

それは瞬間記憶術（写真記憶）と、記憶術場所法です。

写真記憶は映像を一発で脳に刷り込む特殊な才能がない人は使えません。

ここでは、記憶術場所法を使った方法で文章を覚える方法を説明します。

この記事であなたが得すること（目次）

1.「記憶術で文章を覚える方法」場所法のやり方

2.「記憶術で文章を覚える方法」場所法が出来ない時とは？

3.「記憶術で文章を覚える方法」場所法を使いこなすコツ

この記事の信憑性

・記憶術を使いこなすコツは「システム1」にあり

・「システム1」とはノーベル賞受賞者カーネマン理論で説明

・「システム1」とは脳の門番

1.「記憶術で文章を覚える方法」場所法のやり方

まず場所法の説明からします。

あなたが子供のころの、小学校までの道のりを思い出してください。

家からそこまでに、例えば5つのポイントを設定します。

・ローソン

・文房具屋

・学生服屋

・ホームセンター

・スポーツ用品店

覚えたい５つのアイテムが次のものだったとします。

1.あんぱん

2.ハサミ

3.帽子

4.ラッカースプレー

5.野球のボール

場所法やり方

ローソンであんぱんを買った

文房具屋でハサミを買った

学生服屋で帽子を買った

ホームセンターでラッカースプレー

スポーツ用品店で野球のボール

こういう風に実在する道順でそこに存在する「店や物」と覚えたいものを関連付けて覚える方法です。

ここでは店とアイテムとがわかりやすく関連付けていますが、本当はもう少し複雑です。

場所法説明終わり

文章を覚える方法

例　文章

Androidはでんでんむしの夢を見るか？

ハサミがないのに気が付いた。そして

帽子が落ちていた。見るまでもなくそれは「彼女」のものだと分かった。

スプレーで赤く塗られていてもとの美しい色合いは見る影もない。帽子を見つめるうちに

野球のボールが欲しかったことを、Androidは突然思い出した。

この文章の最初の文字から

1.あんぱん

2.ハサミ

3.帽子

4.ラッカースプレー

5.野球のボール

をキーワードにします。

それらのキーワードを記憶術場所法で覚えます。

こうすれば、文章がまるごと記憶できます。

2.「記憶術で文章を覚える方法」場所法が出来ない時は？

この方法で文章を丸ごと覚えられると、記憶術の教室・セミナー・講師はいいます。

しかし実際は困難です。

困難な理由は二つあります。

一つ目の理由

ノーベル賞受賞者カーネマン理論で説明します。

脳には論理的に情報処理し記憶する仕組みがあって、これを「システム2」と言います。

しかしその前に、脳の門番がいて情報を選別しています。

脳の門番は「システム1」と呼ばれ、門を通過させるかどうかの基準を持っています。

その門番の通過基準は「面白いか・面白くないか」です。

ですから「面白くない情報」は「システム2」に送られないので記憶できません。

これがすべての記憶の基本です。

※「面白くない情報」は記憶できない

あなたが学校の授業が面白くない時、覚えられなっかたはずです。

記憶できない時脳で何が起きているか？

ですから記憶術の原理は、情報を加工することなのです。

記憶術とは脳の門番の気に入るように、情報を加工する技術です。

そこで先ほどの場所法を見てみましょう。

ローソンであんぱんを買った

文房具屋でハサミを買った

学生服屋で帽子を買った

ホームセンターでラッカースプレー

スポーツ用品店で野球のボールを買った

当たり前すぎて面白くないですね。

記憶術の教室・セミナー・講師は物語を造ることが記憶術だと言いますが、それは間違っています。

記憶術は脳の門番の気に入るように、情報を加工する技術です。

何のために加工するかというと、物語にするためではありません。

「システム1」という脳の門番が気に入るように情報を加工するためです。

そしてその基準は「面白い情報」なのです。

だから面白い情報にしてみます。

面白い情報とは、感情を揺さぶられる情報です。

ここでは1から5までを指で表現します。

いかがでしょうか？

1から5までの指の形を再現することで、5つのアイテムをすぐに思い出せるのではないでしょうか？

とくに「2」のハサミで指を切るというのは、感情を揺さぶられる情報になっていてすぐに思い出せるはずです。

これがノーベル賞受賞者カーネマン理論で説明する、記憶術で文章を覚える方法のコツです。

3.「記憶術で文章を覚える方法」場所法を使いこなすコツ

場所法で文章を丸ごと覚えられると、記憶術の教室・セミナー・講師はいいます。

しかし実際は困難です。

困難な理由は二つあります。

一つの目の理由は面白くないと覚えられないことでした。

二つ目の理由

記憶というのはこまごましたものを覚えても、途中で忘れるとそこから思い出せなくなることが多いです。

特に文章を丸ごと覚える場合は、覚えるべき情報が多いので、途中で忘れるとそこから思い出せなくなることが多くなります。

これが二つ目の欠点です。

これを回避するには、「全体も覚えておくこと」です。

「全体も覚えておくこと」の重要性は、世界地図で考えるとよくわかります。

あなたが「渋谷」と言われ、渋谷の地図を見てあるお店に行ったとを想像してください。

その時、あなたが渋谷に行ったことがなくても、動画や写真をみればどういう感じか、だいたい想像できると思います。

こんなとき、記憶術場所法のやり方を無意識に使っています。

しかしこれが、アフリカのキンシャサにあるお店だと同じことができるでしょうか？

あなたがキンシャサって何？と思えば、それはもう想像できません。

その時恐怖心が出て生きて、それが「システム1」の検閲にひっかかるからです。

ではどうしたらいいのでしょうか？

あなたは世界地図を見ても、「渋谷」がどこにあるかわかります。

次に日本地図をみても、「渋谷」がどこにあるかわかります。

だから、恐れません。

キンシャサに関する情報も同じように出来れば、恐怖心は薄れます。

これが途中で忘れるてもそこから思い出せる方法です。

つまり全体像を知っていることです。

道順を忘れても全体の地図を見ているのであれば、迷った地点から西へ行くのか・東へ行くのかがわかります。

これと同じです。

全体像を理解しておくこと、ざっとでも全体のストーリーを把握しておくことです。

これは覚えたいものが物語の文章でなくても、全体の構成を理解しておくことが大切です。

※全体をざっと理解していれば迷っても大丈夫

まとめ

1.「記憶術で文章を覚える方法」場所法のやり方

文の最初を場所法で記憶する

2.「記憶術で文章を覚える方法」場所法が出来ない時とは？

記憶術は物語を造ることではない

3.「記憶術で文章を覚える方法」場所法を使いこなすコツ

・記憶術は脳の門番が気に入るように情報を加工すること

・忘れても思い出せるためには全体の構成を理解しておくことが大切

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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