十五回目記憶術方法4回連続日本一の池田義博さんの本を超える方法

記憶術の方法

テタヌスを使って記憶力があがる記憶術

目次

1.記憶術の方法　カラオケを使う方法

2.記憶術の方法　カラオケはテタヌス

3.記憶術の方法　テタヌスを使って記憶力があがる記憶術

私が書いています。

・長年のマインドフルネス瞑想を行った

・その結果リアルタイムで脳の動きがわかるように

・それを使った記憶術を開発

1.記憶術の方法　カラオケを使う方法

カラオケを使う、あるいは好きな歌を歌うと記憶力が弱くなりません。

歳を取ってからも、歌を歌うことで記憶力を保持できます。

この原理は、カラオケにあるのではなく、歌うことで感情の元になる扁桃体が活発になるからです。

あなたは痴呆に冒された老人を見たことがおそらくあると思いますが、そういう老人は例外なく感情が乏しくなります。

逆に元気な老人は、表情が豊かで感情活動が活発です。

脳の扁桃体は記憶を司る海馬のすぐそばにある、直径1センチほどの器官です。

海馬とつながっていますので、感情が記憶力に関係していることはここからも想像できます。

そもそも記憶はジャングルに暮らす猿が環境の中の記憶すべき場所を覚えておくためにできた脳の機能です。

美味しい果物があれば、喜びを

危険な動物がいれば、恐怖を脳は感じます。

だから感情が生じた経験は記憶すべきものだったのです。

扁桃体が記憶を司る海馬のすぐそばにあるのは、この理由からです。

しかし私たちがテスト勉強や受験・資格試験で覚えなければならないものは、あまり感情を刺激する情報ではありません。

そこで勉強の合間に、カラオケを歌ったりしてリフレッシュすることはじつは記憶にとって有効なのです。

2.記憶術の方法　カラオケはテタヌス

テタヌスは聞いたことがない言葉だと思います。

これは脳の記憶細胞を刺激するある種の電気信号のことをいいます。

長期記憶に必要なＬＴＰを引き起こすある周波数の電気刺激を、脳科学用語でテタヌスと言います。

そして面白いことに、最も記憶細胞を刺激するＬＴＰの周波数が、θ波（約５ヘルツ）だったのです。

ここから面白いことがわかります。

θ波は音に連動する性質があります。

カラオケには様々な周波数が含まれていますが、約５ヘルツのリズムも必ず含まれるはずです。

だからそういう音楽を聴くと、テタヌスが起きやすくなるのです。

扁桃体が刺激された時の海馬は、そうでない時の海馬より弱い刺激のテタヌスでも記憶を生成することがわかっています。

つまりこれからわかることは、

1.脳波がθ波の時、記憶しやすいのはテタヌスの性質

2.θ波を引き起こす感情を発生させると記憶力があがる

3.そのためには自分の好きな歌を歌う

勉強の合間に歌を歌うことが記憶力を下げないコツなのです。

3.記憶術の方法　テタヌスを使って記憶力があがる記憶術

テタヌスの性質は、ジャングルに住む猿のサバイバルの必要性から生まれました。

感情とはジャングルの猿にとって、「記憶すべきもの」を示すシグナルだということです。

つまり感情を発生させる刺激を上手く取り入れることが、記憶には必要です。

それはテストの成績が良かったかから、お母さんに褒められたときの感情でも起きますし

授業中居眠りを先生に怒られた恐怖でも発生します。

これを応用した勉強法（記憶術）があります。

勉強の合間に漫然と休むのではなく、感情を揺さぶられる歌を歌うのです。

あるいは怖い映画の一場面を見る、という方法も効果的です。

もっと実際的なのは、受験・資格試験において、その試験に不合格になったときの情けない姿や、発生する将来の不安を想像してみることです。

感情が発生すれば、記憶力が増大します。

感情があることで記憶があることは、痴呆の老人を見れば理解できるでしょう。

記憶術の方法　まとめ

1.記憶術の方法　カラオケを使う方法

感情を盛り上げる歌を歌う

それは自分の好きな曲

2.記憶術の方法　カラオケはテタヌス

テタヌスとは脳の記憶細胞を刺激するある種の電気信号のこと

長期記憶に必要なＬＴＰを引き起こすある周波数の電気刺激を、脳科学用語でテタヌスという

3.記憶術の方法　テタヌスを使って記憶力があがる記憶術

勉強の合間に漫然と休むのではなく、感情を揺さぶられる歌を歌う

あるいは怖い映画の一場面を見る、という方法も効果的

もっと実際的なのは、受験・資格試験において、その試験に不合格になったときの情けない姿や、発生する将来の不安を想像してみる

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精神工学研究所　山西　茂

筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

25年以上の瞑想の結果、自分の脳がどういう機構で動いているのかをリアルタイムで観察できる技術を身に着ける

それを使って記憶術などを分析、これまでの記憶術講師が知らないことを発見した。

脳科学の研究を40年、書籍代は1237万円を超えた

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。