瞑想するとおでこが痛い頭痛がすると恐れる方へ。まったく心配いりません

おでこが痛い頭痛

前頭葉は脳のおでこのあたりにあります。これは前頭葉（おでこ）が痛いのではなく皮下の筋肉の痛みです。

頭痛がするのは、瞑想を初めてしばらくして雑念が少なくなった人に多い症状です。

結論から言うと、恐れることはありません。大丈夫です。

じつは誰でも瞑想すると。頭痛になるのです。この文章を読めば納得できます。

あなたは心配性ではありませんか？瞑想指導者の中には「瞑想すると頭痛が起きるのは危険」と脅かす人がいます。

自分はまじめに見られがちで、心配しすぎで損をしていると感じている人にはお役に立つ記事です。

この記事であなたがわかること（目次）

1.瞑想時に（おでこが痛い）頭痛がする人の特徴

2.瞑想で病気になったり精神を病んだりするのが怖い人へ

3.頭痛の正体

4.どうすれば解決できるのか？

本記事の信憑性

私も瞑想を始めたとき同じ症状になって「大丈夫なのか？」と不安になった（瞑想歴39年）

私が瞑想を始めたころ読んだ本で、非常に参考になるものがあった

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1.瞑想時に（おでこが痛い）頭痛がする人の特徴

ふだんから頭痛持ちの人は、瞑想時に頭痛になることが多いです。

おでこが痛い人も同様です。

他の瞑想指導者には「あなたの過去の怒りが出てきているのです」という人もいます。

私の経験からいうと、過去の怒りが原因という人はいませんでした。

他にも「第6チャクラ（アジナ―チャクラ）の目覚め」だという人もいます。事実であるかどうかは私にはわかりません。

まず第一に瞑想というのは「無念無想の精神状態」を実現するものだという誤解があります。

こういう考えは仏教の禅宗から来ていますが、瞑想指導者全体から見ると「無念無想の精神状態」を実現するものだという団体はむしろ少数派です。

ヨガや瞑想気功では、クンダリニーや気を体内に巡らすのが瞑想修行法です。

ですから、瞑想というのは何でも無念無想、無の状態でなければならないという固定観念を捨てることで楽になります。

むしろ雑念の中身を見つめることで、あなたの心の問題を解決できる手がかりが得られるかも知れません。

2.瞑想で病気になったり精神を病んだりするのが怖い人へ

ふだんから（おでこが痛い）頭痛持ちの人は、心配性の人が多いと感じられます。例えばドラえもんのジャイアンですが、彼が頭痛で悩む姿は想像しにくいです。

どちらかと言えば神経質な方が、前頭葉が痛い頭痛で悩む人が多いのではないでしょうか？

脳に頭痛の原因があることは、ほとんどありません。

頭痛の原因は頭皮に近い筋肉の緊張です。この筋肉は薄いので強い緊張感で痛いと感じられます。

そして一か所が緊張するとそれに連動する場所も緊張しますので、頭痛が頭に広がることが多いのです。

瞑想で精神を病むことを禅病と言ったり、火車を回すと言ったりしますが、これは別に原因があります。

禅病とかいういい方は大昔にできた言葉で、精神医学が存在しない時代の言葉です。

禅病とか火車を回す言う状態は、多くは統合失調症のような症状です。

そしてそれは生まれつきの要因が多いものです。統合失調症のような症状が出る人の本当の原因は元々そういう病気の遺伝傾向を持つ人です。

だから瞑想をしたから、そういう症状がでたのではないのですが、昔はよくわからないので禅病などの言葉が生まれました。

それが現代でも過大に怖れられながら語り継がれてきたので、瞑想初心者はこれに驚くのです。

真実はこんな感じです。

3.（おでこが痛い）頭痛の正体

先に説明したようにほとんどの頭痛の正体は、頭皮筋肉の過剰緊張です。

だから心配ありません。

なぜ瞑想すると頭痛になるのかと言うと、じつは簡単なことなのです。

耳鳴りがすると悩む人がいますが、本当は誰でも耳鳴りがいつも聞こえています。

しかし耳と脳の働きで、ノイズキャンセリングできていて、普通の人は耳鳴りが聞こえません。

この働きが弱った人は、耳鳴りが急にしだしたよう感じられます。

じつは頭痛もこれと同じで、誰でも思考するとき頭皮筋肉の緊張が起きます。

脳波を知っていると思いますが、あれは脳から出ているのではないのです。なぜなら脳は頭蓋骨の中にあるので、そこから出ている電気は調べられません。

では脳波とはなにかと言うと、頭皮筋肉の緊張で起きる電流です。

それでも脳の動きと頭皮筋肉の緊張は連動しているので、電流の変化を脳波といっても問題ありません。

つまり、脳の動きと頭皮筋肉の緊張は連動しています。あなたがものを考える時、自動的に頭や顔の筋肉がきゅっと動くのです。

自覚はないと思いますが、自動的に頭や顔の筋肉が動いています。

その証拠にいつも考える癖のある人は、眉間にしわが寄っています。

私たちは子供の時から思考していますが、同時に頭痛も感じていたのです。でもそれが当たり前になっていたので、普段は感じられないだけなのです。

それが普通以上に緊張しやすい人は、頭痛として感じられるほどに筋肉に力がはいっていたのです。

これが頭痛持ちの人です。

瞑想がうまくなってくると、変性意識という体の状態が感じられやすくなる精神状態になります。

だからこの時には、ふだん感じない筋肉の緊張などがわかってくるのです。

これが、瞑想すると頭痛がする症状の正体です。

そして心配性の人は瞑想すると、頭痛を感じたとき恐怖感を生じるので、ますます頭皮筋肉を緊張させます。

その結果、強い頭痛を感じます。そういう時に「禅病」や「火車」という恐怖を煽る言葉を与えられていると、すごく心配になるのです。

実際はふだんでも感じている弱い頭痛を、変性意識になったのではっきり感じられるようになった、それだけのことです。

だから全く心配する必要はありません。

そしてそれに対し心配させるようなことを言う瞑想指導者を、あなたは見分ける必要があるかもしれません。

4.（おでこが痛い）頭痛どうすれば解決できるのか？

昔から伝わる軟酥（なんそ）の法が有効です。

この方法は特に全身の筋肉の緊張を取り、深いリラックスできる効果が強いです。

それでいてやり方はとても簡単です（最後に書いてあります）

その前に下をお読みください。（重要な参考文です）

※瞑想とは何か？

瞑想は無念無想の状態だけが瞑想ではないと、言いました。ここで瞑想とは何かということを、例えを使って説明します。

以前のＷｉｎｄｏｗｓには、デフラグという機能がありました。これはハードディスクの中にある切れ切れのデータを修復する機能です。

これをするのに30分ほどかかるのですが、行うとパソコンの動作が速くなり、エラーがなくなったりしました。

人間の脳もコンピュータとほとんど同じだと考えることができます。

そうであるなら、人間の脳もデフラグという機能が必要だと考えられないでしょうか？

いったん外部入力を止めて、心の奥にあるデータ（記憶）を整理することが必要ではないでしょうか？

これが「瞑想」であると考えることができます。

瞑想がデフラグであるなら、無念無想である必要はありません。

軟酥（なんそ）の法やり方

姿勢は寝ていても座っていてもどちらでもいいです。立っていても問題なくできます。

そのまま眠ってももちろんＯＫですので、気軽に行えます。

1.瞑想状態になる必要はありません。

2.まず空から天使（エンジェル）が黄色いバターの塊（豆腐ぐらい）を持って降りてくるとイメージします。

3.それを天使があなたの頭の上に、そっと置きます。

4.やがてそれが溶けて、あなたの脳にとろーりとろーりと流れます。

5.とろーりとろーりと流れてあなたの脳の汚れを溶かし去るとイメージします。

6.脳から眼、眼から鼻、鼻から口へと流れるとイメージします。

7.この時各場所の汚れを黄色い液体が溶かし去るとイメージします。

いったんのどのところまで来たら、黄色い液体がすっかり汚れて真っ黒になっていることに気づきます。

そうしたらそれは体の中をすーーっと流れて、足の裏から地面に流れ去るとイメージします。

また1.から7.をイメージして、今度は肺や胃や腸の汚れも流し去るとイメージします。

そうしたらそれは体の中をすーーっと流れて、足の裏から地面に流れ去るとイメージします。

これを繰り返します。

これが軟酥（なんそ）の法です。

まとめ

1.瞑想時におでこが痛い頭痛がする人の特徴

誰でも思考するときに頭皮筋肉が緊張している。普段はそれを感じないだけ

2.瞑想で病気になったり精神を病んだりするのが怖い人へ

瞑想で頭痛がすることが悪い兆候だとする教えにおびえている。

頭痛はふつうのことなのでそういう心配はまったくいらない。

3.頭痛の正体

変性意識になったために、頭皮筋肉が緊張しているのを強く感じただけである。

4.どうすれば解決できるのか？

軟酥（なんそ）の法を行うことで解決できる

しかも全身がリラックスできて、いい気持になる。

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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