辻本清美氏の珍理論「安倍元総理にプーチン説得に」
比例代表で出馬予定の辻元清美氏が
大阪のヨドバシカメラ前で街頭演説を行い、びっくりするようなことを言いました。
「私は安倍さんに活躍してほしい」と強調し、「いまこそウラジーミルって言うて、プーチン大統領に戦争をやめろと言うてほしい。
岸田総理、安倍元総理を特使としてモスクワに送ったらどうですか」と“提案”したのです。
これに対して批判が巻き起こっています。
1・普通の人のコメント
「安倍元首相にしてくれっていうよりも、今まで憲法9条の改正反対と言っていた人達が自らロシアに行って抗議活動したらいいんじゃないですか?
敵が攻めてきたら話し合いで解決できると思うのならそれを実践すればいいじゃないですか。もっともそれをロシア国内で行えば逮捕されますけどね。」
「自分が止めようとする気は無いようですね。
長い期間、国会議員として、政党の中枢にいた議員としてロシアに人脈が無いような発言は残念ですね。」
「立憲民主党は、憲法を守り、安倍自民の暴走を止める民衆のための政党と思っていたが、党勢は衰え、辻元も落選した。
何故なのかと思っていたが、彼らの発言を聞くにつけ、理由が分かる気がしてくる。
対立軸を明確にして、批判するにしても、与党の手の届かないところやいたらない点を突くのではないからだ。
批判のための批判、揚げ足取りに近いナンセンスクレームが多い。
野党に票が伸びないのは、決して、日本国民が保守的になったわけではなく、与党を任せられないからだ。」
巨乳脳科学者中野信子
2・脳科学的に戦争は止められない
脳科学者の中野信子さんが、戦争は始めるのは人間の本能に近いもので、止めることは非常に難しいことを解説しています。
心理学では、コンフリクトセオリー(闘争理論)と言います。
実験で被験者を二つのグループに分けます。
どういう基準で分けるかというと、「なんでもいい」のだそうです。
例えば、ファイザーのワクチンを打った者と、モデルナを打った者みたいなことでもいいのです。
そしてこの二つのグループに対話させると、やがて「自分らのワクチンの方が優れている」という話題になり、次第にエキサイトしてくるのです。
こういう実験をしてみると、必ず大きな対立が生じるそうです。
つまり戦争状態になるというのです。
ファイザーかモデルナでもそういう状態になるのに、これがワクチン派と反ワクチン派であるなら、あっと言う間に戦争状態になるでしょう。
これがコンフリクトセオリー(闘争理論)です。
このような対立関係になったグループ同士を仲良くさせるのは非常に難しいと言っています。
そしてひとつだけ、仲良くさせる方法が存在していると言っています。
その方法は、なるほどこれなら!と思うような面白い方法なのです。
3・敵対するグループを仲良くさせる方法
コンフリクトセオリー(闘争理論)の理由は、人間の持つ猿の本能である「縄張り争い」です。
人間の脳は抽象領域で思考することができますが、そのやり方は猿の時代のままなのです。
その結果、抽象領域でも縄張りを感じ、自分の縄張りを侵そうとするものを激しく憎み、一方で自分の縄張りを拡大しようとします。
「自分らのワクチンの方が優れている」という気持ちはまさにこれなのです。
ファイザーを打った者を自分の仲間と認識し、ファイザー派の縄張りを拡大したいとする気持ちを抑えられないのです。
戦争もこれと同じなのです。
基本は、「猿の縄張り争い」が抽象領域まで広がっていることです。
対立関係になったグループ同士を仲良くさせる方法とは、昔からよく知られた方法です。
それは「敵の敵は味方」法則です。
つまり対立関係であっても両者が協力して立ち向かわないと勝てない共通の敵が現れたときにだけ、協力しあえるということです。
お互いの縄張りを超えることしか生存の道はないという時だけ、「猿の縄張り争い」をやめることができます。
だから、ウクライナとプーチン大統領が和解するためには、両者にとって共通の敵(それも強力な敵)が出現することしかありません。
しかし、これも難しいと思われるのです。
というのは「両者にとって共通の敵」はすでに現れているのですが、それでも戦争が起きてしまっているからです。
猿より人間の方が愚か
まとめ
「両者にとって共通の敵」は、新型コロナ肺炎です。
新型コロナ肺炎はウクライナとロシアだけでなく、人類共通の敵であると言えるでしょう。
ところが新型コロナ肺炎の世界的流行でもウクライナ戦争は起きてしまっているし、中国は西側諸国に対し軍事的威嚇をやめようとしていません。
北朝鮮はますますミサイルを飛ばしている有様です。
今の世界は、「敵の敵は味方」法則が通用しないぐらいに信頼関係が悪化していると見て間違いありません。
人類の多くが死滅するほどのさらに強力な「共通の敵」が出現しないと、人類は戦争をやめることができないようです。
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