オチのある文章
**********「オチのある文章がどれほど役に立つか?あなたはまだ知らない」
(27分で「オチ」が書けるようになる)************
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序章
日常生活生活で使えるギャグの活用
例えば、飲み会で
もう十分飲んだので酎ハイに切り替えようと思っていた時に、ビールを注がれそうになるときがあります。
そんなときは、コップの口を押えて
「あー、あれです
ゲゲゲの鬼太郎
じゃなくって
ぬりかべ
ぬりかべ
いったん、のめん」
1・「オチ」のある文章を読むとき、脳はどうなるか?
私たち人間の脳には、できるだけ活動エネルギーを節約したいという基本欲求があります。
そのため、これは「知っている情報だ」と判断したとたんに、記憶からの情報でそれを代用します。
これは日常繰り返される刺激で、とても顕著になります。
つまり、日常行われる行動(朝の歯磨きとか)寝ぼけていてもできるのは、記憶からの情報でそれを行っているから意識しないでも行えるのです。
これも、脳の活動エネルギーを節約したいという仕組みです。
そして「オチ」のある文章を読むとき、脳は「活動エネルギーを節約できた!」と感じます。
その時に、その文章を読むためにストックしていた活動エネルギーが解放されます。
いわばその時、脳が喜ぶのです。
「活動エネルギーを節約できた!」と感じて、脳が喜ぶのです。
その時に「笑い」が起きます。
つまり「笑う」とは、ストックしていた活動エネルギーが解放される時に起きる感情現象です。
ですから笑わせる時に必要なのは、まず緊張させることです。
脳が緊張する事態だと判断するとき、活動エネルギーを蓄えるのです。
そして、その緊張をこちらで解いてあげます。
そうすると、活動エネルギーが解放されるので、「笑い」が起きます。
こうやって笑わせることで、あなたに対して好感情を持たせることができます。
コラム***モテる男の秘密***
まず緊張させる
または、最初は怖がらせる
2・「オチ」とはなにか?その1
マインドマップをご存知でしょうか?
マインドマップは本を読むとき、その内容をまとめるのに非常に有効なノートの取り方です。
具体的には各章を「ひとことで言えば」という感じでまとめます。
例えば第1章を、「トピック1」と名付けます。
そうすると各章は「トピック1」「トピック2」「トピック3」・・・・となります。
これらを中心から枝分かれした放射状に配置した図を、ノートに描きます。
こういう感じになります。
そしてこの中心にある、赤い囲み
これが、「その本が説明したい核心部分」になります。
要するに、とか、まとめて言えば、が「赤い丸の中」に入る言葉です。
これがマインドマップの簡単な書き方です。
なぜこんな簡単な方法なのに、大絶賛されるほど有効な方法なのでしょうか?
じつはこれは、
「脳内で情報が格納されている仕組み」を図に現わす方法だからです。
私たちの脳の神経ネットワークでは、マインドマップと同じ形で全ての情報が書き込まれているのです。
脳は人体外部からの情報を常に監視していて、その入ってきた情報を理解しようと活動しています。
では脳が「理解する」とはどういうことでしょうか?
じつはそれこそが、「マインドマップと同じ形」を描くということなのです。
脳は、人体外部からの情報を常に監視していて、その入ってきた情報を「マインドマップ化」しています。
これが、「理解する」ということなのです。
そのような、入ってきた情報を「マインドマップ化」できたとき、脳は喜びを感じます。
「マインドマップ化」できたものを、心理学ではゲシュタルトとかフレームと呼んでいます。
ゲシュタルト崩壊という言葉を、聞いたことがあると思います。
逆に「ゲシュタルト構築」できたとき、脳は理解し、満足します。
そのとき「脳は笑い」ます。
「オチ」を見たときも、「脳は笑う」のです。
※重要
脳は、人体外部からの情報を常に監視していて、その入ってきた情報を「マインドマップ化」しています。
これが、「理解する」ということなのです。
3・「オチ」とはなにか?その2
もうおわかりと思います。
「オチ」とはこの図の中の、中心にある赤い丸のことです。
それは、要するに、とか、まとめて言えば、が「赤い丸の中」に入る言葉です。
しかしそれだけでは、人は笑いません。
「まとめ」だけでは、脳は満足できないのです。
最後の一押しがなければ、脳は理解しますが、満足できないのです。
その最後の一押しとはなんでしょうか?
※文章を書くテクニック
わざと謎めいたことを言って、読者の感情をひっぱる
4・「最後の一押し」とは?
脳が理解するということは、情報を「マインドマップ化」することでした。
ですから、あなたがオチのある文章を書こうとすることは簡単です。
最初にマインドマップを書けばいいのです。
文章を書く場合は、本をまとめるときとは逆の工程で行います。
つまり書こうとする文章の中核をまず考えます、これを中心の赤い丸の中に書きます。
例えばここでは「女優の魅力」について書くとします。
それをあなたが友達にどう説明するか?イメージトレーニングします。
そうすると、「女優の魅力」について説明するには、個別の女優さんの魅力を説明することが一番簡単だと気づくことができます。
そこであなたが好きな女優さんについて、個別に魅力を語っていきます。
それが、「トピック1」「トピック2」「トピック3」・・・・となります。
女優さんで説明すると
「トピック1」深田恭子さん
「トピック2」柏木由紀さん
「トピック3」渡辺麻友さん
「トピック4」有村架純さん
「トピック5」高畑充希さん
「トピック6」菜々緒さんのふともも
となります。
それで真ん中の赤い丸に入れるのは、「女優の魅力」になります。
逆に言うとこれを読む人は、上記の順番で脳内のマインドマップを作っていく作業を強制されることになっているのです。
最後に、真ん中の赤い丸に「女優の魅力」入れるまで、この作業を強制されるのです。
これはしんどいです!
脳は疲れます。
脳内エネルギーを節約したい脳は、なんとかそういう道はないかと、常に探っています。
この「脳内エネルギーを節約したい」と思う脳を手助けすることが、「最後の一押し」です。
これを手助けすることで、脳は悦びます。
脳は、笑います。
5・その答えは?
その答えは、先回りです。
脳が活動する仕組みを、先に説明しました。
文章を読む例で説明すると、
「トピック1」深田恭子さん
「トピック2」柏木由紀さん
「トピック3」渡辺麻友さん
「トピック4」有村架純さん
「トピック5」高畑充希さん
「トピック6」菜々緒さんのふともも
となります。
それで真ん中の赤い丸に入れるのは、「女優の魅力」になります。
ここまで読んで脳は、そのマインドマップと同じ形を「眺め」ます。
脳内にある神経ネットワークを「眺める」という表現が正しいのかどうかわかりませんが、一番しっくりくるので「眺める」と言います。
そして、それに対する感想を脳は出力するのです。
ここまでのマインドマップを作る作業は論理作業で、これは脳内の新皮質で行われます。
新皮質とは、論理作業する「考える脳」だとお考えください。
それが終わって、マインドマップを眺めるのは、脳の旧皮質が行います。
旧皮質はそれが危険かどうか、自分にとって有利な情報かどうか判断する脳です。
これは簡単にいうと、「感情」です。
それが危険かどうか判断した結果は、「怖い」などという感情をもたらすからです。
すなわち!
脳は、そのマインドマップと同じ形を「眺め」るとき
感情が生まれるのです。
※愛が生まれた日は、藤谷美和子が歌いました(もうひとりは知らん!)
感情が生まれるのは、脳内マインドマップが完成した時です
これが現状を認識するとき、脳内で行われる作業です。
繰り返しますが、脳はこのような作業に使われるエネルギーを節約したいのです。
ですから、
※ここからが核心部分です。
「脳が最終的に出力するのは「感情」なのです」
***「オチ」の正体***
脳が最終的に出力する「感情」が、「オチ」の正体です。
正しい「オチ」を書くには、「まとめ」だけでは不足です。
脳が最終的に出力するのは「感情」なのです。
感情だけが、人を動かす原動力です。
それだからです↓
「オチ」の正体
「脳が最終的に出力する「感情」」を、先回りして書いてあげることです。
そうだとすると、女優のマインドマップを見たとき、抱く感情はこうなります。
「いったいどの女優さんはホントは好きなんだ?」
これを先回りして書くことが、オチになるのです。
6・演芸で多用されるオチとは?
漫才だけでなく、古来からある演芸、例えば落語などでもこの技法はよく使われています。
最初にわざと面白くないマクラを振ります。
これが「マクラ1」
これを三つぐらい重ねます。
「マクラ2」
「マクラ3」
お客さんがつまらなそうな顔をしたら、オチを言います。
「今あくびしたそこの黄色い服の元お嬢さん、だんだん面白くなりますからね。
もうちょっと辛抱ですよ」
こういう感じです。
基本は観客の感情が発生する道筋を設定して、最後に先回りしてその感情をいうことです。
これをすれば、脳が悦びます。
脳が笑うのです。
まとめ
脳が最終的に出力する「感情」が、「オチ」の正体です。
正しい「オチ」を書くには、「まとめ」だけでは不足です。
脳が最終的に出力するのは「感情」なのです。
感情が発生する道筋を設定して、最後に先回りしてその感情をいうことです。
この文章が完璧であるなら、ここで気の利いたオチを書くべきですが・・・・・
それはこれを読んだ皆さんで考えてください。
それがオチが創れる人になれる第一歩です。
※ご注意
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でもしゃべるのはいいです!
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