ネット上のウソの記事にだまされてしまう時とは？

あなたはネット上の記事を読んで

「いいこと知った！」と喜んだ

経験はありませんか？

しかしネット上の記事にはウソがあふれているのです。

なぜ、ネット上の記事にはウソが多いかと言うと

二つ理由があります。

・読者が読みやすい記事を求めているから

・読者をだまして（誘導して）サイト運営者の利益になるようにしたいから

この二つについて解説します。

１・読みやすい記事とは？

私がメルマガを書いていたとき、自分ではわからなかったことがあります。

それはこういうお返事をいただいたからです↓

「あと4枚目のＤＶＤは最後までお話し聞いてて 山西さんのイメージが変わりました。

メルマガでは硬い厳しい感じで 読者が絡みづらいってイメージで

私だけかもしれませんが(*_*;　」

硬い感じは読まれないのだと気づいたので、なるべく

柔らかく書こうとは思っています。

これからもわかるようにネット記事は硬いと敬遠されます。

逆に言うと、ネット記事の柔らかいのばかり読んでいると

「頭悪くなること」が多くなるのです。

２・読者をだまして（誘導して）

これには好例がありますので、それで説明します。

※ネット記事

「女が悪い男を好きになってしまう理由」ついに解明される

“女は悪い男に惹かれてしまう”のは良く聞きますね。

「彼に恋したら辛い想いをするかも……」と、分かっちゃいるけど、

どこか影があってつかみどころがない男性に心惹かれてしまって、

どうしようもないなんて経験、誰にでもあるのではないでしょうか？

どうして女は悪い男を好きになってしまうのか？　

３・マジすか？その理由

その理由が、英語圏科学情報サイト『Science Daily』に掲載された、

テキサス大学のクリスティーナ・デュランテ助教授の実験によって明らかになりました。

排卵期の女性には、セクシーで魅力的な男性の子孫を残す機会を逃すまいと、

排卵ホルモンが作用してしまうようです。

（中略）

逆に排卵期以外の時期には男性を見る目が狂いにくいということなので、

自分の体内時計をしっかり把握して、くれぐれも

“ミスターふさわしくない男”を選ばないよう気をつけたいものですね。」

４・権威催眠とは？

上記記事のウソ臭い点は権威を利用して

記事の正当性を高めようとする操作が行われている部分です。

【英語圏科学情報サイト『Science Daily』に掲載された、

テキサス大学のクリスティーナ・デュランテ助教授の実験によって】

↑これですね。

日本人が権威を感じやすいのは、大学・アメリカ・ヨーロッパ諸国・教授・博士・医師などですね！

特に日本人は外人に弱くて、ヨーロッパ諸国であるなら聞いたことのないような国の人でも権威を感じます。

「そういう人が言っている」というのは、テレビの情報番組やバラエティでよく使われますが

これを見ても日本人は権威が大好きというのがわかります。

日本人は権威をひけらかすだけで、自ら進んで催眠術にかかる習性があります。

５・悪い男を好きになってしまう

それではこの記事の本質的回答とはなにか？

**************

回答編です

女性の方には失礼ですが、これは雌の本能と関係あるということなのです

例えば鳥の例でいうと、つがいの鳥は雌が巣で抱卵しているときに、

雄が雌のために餌を運んでくるようなケースがありますが、人間の夫婦関係はあれとそっくりです

すなわち原始時代において「いい男の条件とは配偶者に安心と安全を約束させる者」なのです

これが基本です！

なぜ人間がそういうことになったかというと、長い妊娠期間と関係があります

人間のメスの長い妊娠期間のせいで、その間人間のメスは、

オスに生活を依存しなければ生存できなくなりました

これを実現するために、オスに優秀な遺伝子を残せることをアピールするようになったと考えられます

多くの哺乳類・鳥類はオスが派手に着飾って雌の気を引こうとしますが、

人間の場合はメスが着飾るのはこういう理由のためです。

若くて優秀な遺伝子を残せる妊娠が可能であるということをアピールするために、

着飾り化粧するようになったのです

また年中妊娠可能であり、また排卵時期を隠して、オスがしょっちゅう発情するようにも画策しました。

人間がほかの動物より多情なのは、上記の理由によるものなのです。

さてメスの目的は「安心で安全な環境」のためといいましたが、じつは「安心」と「安全」は違います

※「安心」と「安全」は違う

「安心」を「快適」と言い換えると、「快適」と「安全」はかなり違うものです

それで、「快適」と「安全」のどちらをメスは優先するかというと、これは「安全」です

優秀な遺伝子を残す、つまり妊娠・子育てのためになにより

「安全な環境」を欲するようにできているのです。

そうすればもうお分かりと思いますが、（社会的な）見た目を無視するなら、

やくざのような男は女性の欲する「安全な環境」を提供できる可能性が高いのです

すくなくとも普通の勤め人より、高い気が気がします。

※暴力的な男は「安心」ではないが「安全」な環境を造る力を持つ

つまりこれが「女が悪い男を好きになってしまう理由」です。

あんな悪い男のどこがいいんだろう？と

悪い男にだまされた（そう見える）若い女性に対して

評価するときに、よく投げかけられる言葉があります。

この言葉の裏には、「「快適な環境を用意できないような」あんな悪い男のどこがいいんだろう？」

という意味が隠されています

しかし、女性が潜在意識でまず欲するのは、「安全な環境」なのです。

「安全な環境での子育て」のためなら、暴力的な男でも構わないのです。

まとめ

ネット上の記事にはウソがあふれているのです。

なぜ、ネット上の記事にはウソが多いかと言うと

二つ理由があります。

・読者が読みやすい記事を求めているから

・読者をだまして（誘導して）サイト運営者の利益になるようにしたいから

この二つに共通する原因に、日本人の権威好きがあるのでした。

あなたは、「大学・アメリカ・ヨーロッパ諸国・教授・博士・医師など」を

見ると無意識に信じてしまう癖はありませんか？

なぜ無意識に信じてしまうかと言うと、「信じたい」という欲望があるからです。

「信じたい」という欲望は、「依存したい深層心理」から生まれています。

「依存したい深層心理」を持つ人は、自分に自信が持てない人です。

だって「依存したい心理」を持つ人で、【自信満々な人】を見たことがないでしょう？

なぜ自分に自信が持てないかというと、

幼少期に親からの励ましがなかったことが

原因になったことが多いものです。

幼少期に母親との葛藤を経験した人には、

心の奥に孤独があります。

それは死への甘い誘いでもあるのです。

なぜか？

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言うと、

それは「当てつけ」なのです。

愛してくれなかった（と感じる）親に対して

「愛してくれなかったから死んでやる」と当てつけの気持ちです。

「死なせなくなかったら愛してよ！」という心の叫びが

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言う

本当の気持ちです。

自殺願望はあなたの中の欲望です。

それはあなたの中の動物の本能です。

人間の中にも動物の本能があって、それが人生の大事な場面

ひとつひとつであなたの人生を決めていたのです。

こういうことを知らずに人生を過ごす人は、大変な

損をしています。

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティン

グを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販

売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行

っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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