なかなか最初の一歩を踏み出せないあなたへ

私も同じでした

私もサラリーマン時代が長かったのですが、あの時はいつも思っていました。

「おれは起業してこんな会社やめてやるんだ！」

しかし、明日やろう、明日やろうと思いながらずるずると引き伸ばしていました。

こうも思っていました。

「おれはこんなところでくすぶる器ではない」

自分で思うだけは勝手ですが、傍から見ればぐずぐずしていただけのダメ野郎です。

あなたに思い当たることがあるなら、お聞きください。

わたしがぐずぐずしていただけのダメ野郎だった原因がわかりました。

教育のせいにするのは、「逃げ」のようですが、じつは教育と親のせいだったのです。

恐らく日本人すべてに当てはまると思いますが、日本では「失敗すると怒られます」。

大人になってからでも怒られるとヘコむのですが、幼稚園児や小学校低学年ではなおさらです。

だから怒られることを恐れます。

「失敗すると怒られる」ので、失敗を極端に怖れる人になるのです。

その恐怖心が条件反射として心の中に住み続けるので、私は失敗を極端に怖れる人だったのです。

幸いにというか、私の場合会社がつぶれたので、仕方なく起業しなければならない事態に追い込んでくれました。

多くの人が情報商材コレクターのままでそこから動けないのは、これが原因です。

日本では「失敗すると怒られる」ので、それが勇気のない人を生み出していたのです。

何年か前から、欧米人の英語補助教員が学校に来るようになって、その教育スタイルが新鮮だった人も多いでしょう。

欧米人は失敗を恐れるような言動はせず、むしろこう言います。

「ナイス・トライ」

「グッド・チャレンジ」

だから欧米人は、起業できる人が日本より多いのではないでしょうか？

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ロバート・キヨサキはトランプ大統領の友人で有名な本を書きました。

「金持ち父さん・貧乏父さん」

この本の中でクワドランドとして紹介されている、職業分類の4つのエリアがあります

1.給与所得者

2.自営業者

3.企業所有者

4.投資家

これらの本当の意味をご存知でしょうか？

それは「家畜の檻」を意味しているのです。

特に1と2は、「家畜の檻」を意味しています。

この檻というか、柵というか、その中にいると危険がなくて安全なように思いこむのですが、本当は家畜になっていることに気づけません。

なぜかというと、まわりも同じ家畜ばかりだからです。

私の会社員時代に仕事で会う人はほとんど、サラリーマンばかりでした。

だから起業して成功した人の話を聞ける機会がほとんどありませんでした。

これが、「家畜の檻」になってしまう原因です。

学生時代に、「起業して成功した人」の話を聞ける機会があった人は、会社員にならずにそのまま羽ばたいた人が多いです。

なぜかというと、檻の中にいったん入ると抜け出すのが難しくなるからです。

例えば、ハヤブサという速く飛べる鳥がいますが、あれの雛をダチョウと一緒に育てたらどうなるでしょうか？

おそらく飛べることに気づかずに、そのままダチョウのような生き方をしてしまうと思います。

これと同じで、いちどサラリーマン・サラリーウーマンになってしまうと、背中に羽があることに気づけないまま一生を終えることになりがちなのです。