【哀しみの歌姫】中森明菜ともう一人は誰？

スター誕生出身

昭和最後を飾る大スター、松田聖子と並び称された歌姫は誰でしょう？

答えはもちろん、中森明菜です（文中敬称略）。

スター誕生出身の中森明菜ですが、芸能活動の華やかさとは違い、実生活ではトラブルの連続でした。

その最大のものが「金屏風事件」です。

1・近藤真彦

じつは中森明菜と近藤真彦は、交際していたのでした。

1985年、1月公開の映画『愛・旅立ち』で近藤真彦と共に主演しています。これがきっかけでした。

1986年、中森明菜は「DESIRE」を発表して大ヒットします。

これにより中森明菜は、女性ソロ歌手として史上初の2年連続となる日本レコード大賞受賞します。

1989年、人気が衰えない中森明菜でしたが、7月11日近藤真彦が住むマンションで自殺未遂をはかります。

この結果起きたのが、「金屏風事件」です。

自殺未遂を起こした結果、近藤真彦との仲が世間に知れ渡ってしまいました。

それを受けて、1989年大晦日の夜10時から、明菜は東京・新高輪プリンスホテルで緊急会見を開きました。

自殺未遂から約半年後のことです。

この席には、近藤真彦も同席すると聞いて、ホテル側は婚約会見だろうと早とちりします。

めでたい席で、しかもビッグカップルだというので、ホテルは金屏風を用意しました。

ところが飛び出した言葉は婚約会見ではありませんでした。

「勝手な自分のわがままな行動に出てしまい、皆さんにこんなにまでもご迷惑をお掛けし、ご心配をお掛けしたことを深くお詫びします」 （明菜）

会見はテレビ朝日が生中継しました。

会見を仕掛けたのはテレビ朝日元取締役制作局長の皇達也さんでした。

「あのころの常識として会見しないと明菜さんは復帰できない。マッチも活動しにくい。だから明菜さんとマッチの関係者が話し合い、記者会見することになった。

自殺未遂から半年経ち、姿を現したと思ったら、いきなり婚約会見なんて、おかしいでしょ。あり得ない。明菜さんだって嫌がりますよ」（皇氏）

金屏風事件

2・虚像と実像のはざまで

金屏風事件に関して、明菜は婚約会見だと言われて出席したといううわさが絶えませんでした。

デイリー新潮の記事から

「いつから「明菜は騙された」という金屏風会見の伝説が生まれたのか。新聞・雑誌のすべてを検索システムを使い、確認したところ、2016年2月以降のこと。つい最近だ。

ある雑誌がこんな匿名の芸能ライターの談話を掲載した。

「明菜はジャニーズサイドから『マッチとの婚約会見だから』と呼ばれたが、現場に来てみると違っていた。つまり騙されたというのが通説になっています」」

中森明菜は「少女Ａ」「DESIRE」などの歌のイメージから、ツッパリとか不良少女とかのイメージがついています。

しかし本人はまじめでナイーブな心の持ち主であるのだと思います。

「ワーナーパイオニアの音楽プロデューサー島田雄三は、「スローモーション」の後、中森にどんな楽曲を歌わせるか悩んでいた。

島田によって選ばれたのは、前年の1981年に作詞家デビューしたばかりの売野雅勇が書いた「少女A」であった。

島田はヒットすると確信したが、曲を聴いた中森は「やだよ、こんなの」「なぜこんな歌を私に歌わせるのか理解できない」と拒否し「歌わない!」と言い張った。

無理やりレコーディングにこぎつけた。

中森が投げやりに憮然として歌い、怒りと虚無感を滲ませた「少女A」は、皮肉にも楽曲の狙い通りの雰囲気を醸し出すこととなった。

この曲は島田の思惑通りに大ヒットして中森の代表曲となり、これを足がかりに『ザ・ベストテン』への出演を果たし、新人賞を獲得することにもつながった」

でも本人はまじめでナイーブな少女だったのです。

幼いころには次のようなエピソードがあります。

「父親は精肉店を営んでいた。

出生後、東京都清瀬市に移り住み幼少期を過ごす。

4歳から14歳までの10年間、練馬区のバレエ教室「横山昭子モダンバレエスタジオ」に通っていた。

中森を教えていたバレエ教師は「14歳まで休むことなく通い続け、本当に真面目な子だった。

フラメンコやタンゴのリズムに乗ると生きいきと踊り、将来はダンサーになるのではないかと思っていた。

また、幼い頃から衣装にとてもこだわりを持っていた」と語っている」

3・もう一人の歌姫

スター誕生出身の歌手、伊藤咲子は歌がうまいと評判でした。

以下ウイキペディアの「城みちる」より

「アイドル歌手としての人気絶頂時にあった伊藤咲子と歌番組で共演したことをきっかけに、彼女との恋に落ちた。

当時の他のアイドルも皆恋愛はしていたが、アイドル同士というのは無かったので、大きく取り上げられたのではないかと話している。

伊藤とは1975年（昭和50年）より4年間交際し、城の引退後もしばらく付き合っていたという」

伊藤咲子は「ひまわり娘」でデビューしています。

その後も少女の恋愛をテーマとした歌をリリースしています。

中森明菜とは正反対で、大人の女性への脱皮ができないまま歌手活動を続けますが、年齢に合わなくなっていき低迷します。

そして、1985年9月にシングル『愛人芝居』を発売。

大人の女性へのイメージを図ろうともがきます。

デビュー10周年を記念して写真集を出版します。これがヌード写真集なのです。

「刺青」という映画にも出演します。

こちらもヌード披露。

伊藤咲子という人は、芸能界を泳いでいくにはピュアすぎる人だからこういう映画に担ぎ出されたのではないかと思います。

昔読んだ週刊誌では、城みちるとの恋愛で落ち込んだとありましたが、ピュアすぎる人だからでしょうか？

まとめ

アイドルというのは、実像と虚像の間で演技しなければならない宿命を持つものだと思います。

中森明菜の悲劇は、ツッパリ路線の歌でトップアイドルになったことが発端かもしれません。

その後の明菜は、ツッパリイメージが強すぎて世間がそういう目で見ることに耐えらなかったのかも知れません。

動画

中森明菜　少女Ａ

当時16歳

読むべき記事

【女優】川上麻衣子に学ぶ売れる商品の創り方

川上麻衣子さんは十代のころにヌードを披露されています。

しかし普通は、売れなくなったから脱ぐという、落ち目パターンがヌード披露です。

普通とは違う歩みですが、なぜ彼女は売れるのでしょうか？

大変失礼な言い方になってしまいますが、いわゆる美人顔とは違う彼女の歩みをヒントにすればすごいものが見えてきます。

川上麻衣子に学ぶ売れる商品の創り方です。

※特別付録　年金が心配な方へ 無料または低コストで起業できる方法【しかも安全でかんたん】

すぐにお読みください（完全無料）

特別情報
髪の毛で悩む男性だけお読みください

下記よりメールアドレスをご登録頂ければ、最新記事やセミナーの優待案内をお知らせします。

不定期メルマガにご招待