精神工学研究所

がんばっている人へ、がんばりたい人へ

*

ウクライナのダムが爆破された。誰のしわざ?

   

真実は一体どこに?

 

ウクライナ南部のロシア支配地域にある巨大ダムが決壊しました。

ロシアか、ウクライナかの、どちらかがこのダムを爆破したためです。

双方とも相手がやったと主張しています。

一体真実はどこにあるのでしょうか?

画像はイメージです

1・ダム決壊の様子

 

BBCの記事から

「6日未明のダム決壊をめぐっては、ロシアとウクライナが互いを非難し合っている。

西側諸国は即座にロシアに疑惑の目を向けた。

しかしロシアは、「私たちではない。なぜ私たちがこんなことをするのか。自傷行為になる」と反論した。

カホフカ・ダムの決壊では、ロシアは少なくとも二つの点から、自国の利益を損なうものだと主張できる。

まず、下流の土地が浸水したことで、ロシアは自国の兵士と住民らを、ヘルソンやドニプロ川の川岸から東へと避難させる必要が生じたことが挙げられる。

このことは、ロシアの砲撃やミサイル攻撃に連日さらされてきたヘルソンの住民に一息つかせることになる。

もう一つは、ロシアが占拠しているクリミア半島における水の供給に影響を与えかねないことがある。

同半島は乾燥地で、決壊したダムに近い運河からの真水を頼りにしている。

ロシアとウクライナの双方が自国の領土だと主張する同半島は、2014年にロシアが不法に併合して以来、厳重な守備態勢を敷いている」

2・水攻めという歴史的手法

 

日本でこのような「水攻め」が行われたのは、有名な豊臣秀吉の備中高松城の水攻めがあります。

備中高松城は現在の岡山市にありました。

ほとんど天下を手にしていた織田信長の最後の敵が、広島の毛利氏でした。

毛利氏の配下である清水宗治の守備する備中高松城を攻略した戦いが、秀吉の水攻めとして有名です。

当初、秀吉方の宇喜多勢を先鋒に3万近い大軍で高松城を包囲しました。

そして、2回にわたって攻撃を加えましたが、城兵の逆襲を受けて撤退しています。

城の守備が強固と見た秀吉は、高松場周辺の地形が低い沼地であることに目を付けました。

そこで足守川の水を堰き止めて水浸しにするために、堤防の工事に取り掛かりました。

東南約4キロメートル、高さ8メートル、底部24メートル、上幅12メートルの大工事です。

「堤防は5月(旧暦)8日の工事着手からわずか12日で完成し、折しも梅雨の時期にあたって降り続いた雨によって足守川が増水し、200ヘクタールもの湖が出現し、高松城は孤島と化してしまった」ウイキペディアより

20日に完成した後、6月の最初には高松城の清水宗治はなすすべもなく、飢餓に苦しむ家来を見て敗北を悟り、自分の命と引き換えに講和を行うのです。

「6月4日、4日午前、宗治は秀吉から贈られた酒と肴で別れの宴を行い、城内の清掃などを家臣に命じ、身なりを整えた。

その後、宗治ら4人は秀吉から差し向けられた小舟に乗って秀吉の本陣まで漕ぎ、杯を交わした。

そして、宗治は舞を踊った後、「浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残して」という辞世の句をしたため、自害した。

他3人も次々と自害を遂げ、4人の介錯を行った國府市正も自刃した。秀吉は宗治を武士の鑑として賞賛した」ウイキペディアより

じつはこの時、本能寺の変が起きて(6月2日)信長はすでにこの世にいなかったのですが、秀吉はそれを徹底的に隠して高松城を落としたのでした。

この成功体験によってか、秀吉は成田氏の本拠である武蔵国の忍城(後の埼玉県行田市)でも水攻めを実行し勝利しています。

1938年6月、蒋介石が黄河花園堤防を爆破し下流域は洪水となった事件がありました。

「「黄河決壊事件」と言われ、最低六十万が死んだ。

河南省から洪水は江蘇省、安徽省にまでおよび最悪統計では死者百万、被災者600万人。

被災地域は当時の中華民国の農業地帯である」

ということで、これはウクライナのダム爆破とよく似ています。

映画の中の忍城水攻め

3・犯人は誰か?

 

軍隊の教育というのは、歴史上の戦闘を振り返ってどういう戦い方をすればいいのかを研究し、教え込むものです。

当然、ロシアやウクライナの将校もそういう教育を受けているはずで、もしかしたら秀吉の水攻めも知っているのかもしれません。

さて秀吉の事例を見ると、水攻めというのは次の二つの条件があるときに、行われやすいと考えられます。

1.敵が籠城戦を行っていて、強固な守備を敷いている

2.こちらが敵を方位している状態であって、こちらには圧倒的な優位性がある

もちろん水攻めする地形が低い場所にあることは、絶対必要です。

カホフカ・ダムの下流域で考えると、1と2はあまり当てはまりません。

しかし、ロシアとウクライナのどちらが優位かというと、現在はウクライナではないでしょうか?

日本のテレビや新聞は、ロシアの犯行だと決めつけたい様子が見えますが、水攻めという目立つ大規模な作戦を行う必要をロシア側にあまり感じません。

一方のウクライナのゼレンスキー大統領は、広島サミットにリモートではなく「生で出演」しました。

その席で西側諸国の資金と武器の供与を取り付け、意気軒昂です。

西側のジェット戦闘機F16の供給も始まることが決まりました。

これを見ると、秀吉に相当するのはゼレンスキー大統領のように思えます。

映画の中の水攻め

まとめ

 

日本のテレビや新聞は、ロシアの犯行だと決めつけたい様子です。

そしてダムの水が原発の冷却水に使われているのにダムを破壊したことを、ロシアの暴挙だと決めつけたい報道です。

しかし本当に原発の冷却水が今回の決壊で失われたのかどうかは、怪しいと感じます。

それほど大量の水が冷却水として必要かどうかは怪しく、どこかほかの水でも事足りる可能性はあると思います。

日本のテレビや新聞は、そういうことは調べず相変わらず外国のニュースの垂れ流しです。

ロシアか、ウクライナかのどちらかがこのダムを爆破したか、犯人はわかりません。

それでも日本のメディアが言う以上に、ウクライナの可能性は高いと感じます。

今日のおすすめ

ゼレンスキーにしてやられた岸田首相

プーチンはおむつをつけている?ロシア亡き後の世界でどう生きるか?

中国の気球に対する謎、第三次世界大戦に発展するか?

 

※特別付録 年金が心配な方へ 無料または低コストで起業できる方法【しかも安全でかんたん】




すぐにお読みください(完全無料)

特別情報
髪の毛で悩む男性だけお読みください

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

このブログは深い内容をお伝えしているので、一通り読めば相当な力がつきます。
ただ記事数が多いので、全て読むのは大変です。

下記よりメールアドレスをご登録頂ければ、最新記事セミナーの優待案内をお知らせします。

不定期メルマガにご招待

 




 - メルマガ倉庫

  関連記事

【第2回】やってはいけない仕事第一位 のセミナーに潜入調査

やってはいけない仕事?   その仕事とは、印鑑の販売です。 10年ほど …

ウクライナ戦争のヤバいこと ふたつ

ウクライナが       ロシアのドネツク州に侵攻 …

自民党裏金問題が日本を滅ぼす

自民党の裏金問題が     発覚し、岸田政権を揺るがしていま …

東京都知事選 石丸伸二候補の気になるところ

ついに東京都知事選が     始まりました。 下馬評では小池 …

【秘密】あなたの人生が急激に好転する魔法 誰にも教えてはいけない

すごい情報が   読者の方から、すごい情報が届きました。 ご質問を兼ね …

読むだけでIQがあがる方法です。読むだけですので、読んでください。

魑魅魍魎 この字の中に、「読むだけでIQがあがる方法」の答えがあります。 この記 …

アメリカの銀行破綻危機!リーマンショック級の大暴落が?!

リーマンショック級 アメリカ経済に危機的状況? とつぜんアメリカの銀行が破綻し始 …

なぜ気象庁はトンガ火山噴火による津波を予測できなかったのか?

なぜ津波を予測できなかったのか? この記事でわかること 1・気象庁はなぜ津波を予 …

神田沙也加さん急死とよく似たアイドルの最期

窓から落ちた       神田沙也加さん(35)が …

なぜ苫米地理論では成功できないのか?

この記事を読むと あなたが「これはいい!」と思った成功法則が、じつは役に立たなか …