精神工学研究所

がんばっている人へ、がんばりたい人へ

*

日本人の100%が解けなかった問題あなたにも絶対解けません

   

日本人が解けない問題があります。

なぜ解けないのかという理由を知ると、あなたは怒りだすかもしれません。

なぜでしょうか?

きちんとしたクイズなのですが、答えを知ると怒りだす「問題」とはいったいどういうものでしょうか?

洗脳ではよく使われています

 

1・あなたにはとけないクイズ

 

質問:「ある」と「ない」の違いはなんでしょうか?

ある「北海道・東京・長野」

ない「大分・島根・滋賀・三重」

わかりましたか?

答え

「ある」方の都道府県は、オリンピックを開催したことがある

ない方はオリンピックを開催したことがない

どうしてこれが「あなたが怒り出すクイズ」になるのでしょうか?

バカにするな!と怒り出す

 

2・じつは・・・・!

 

実はこのクイズには、もうひとつの答えが存在します。

それは、「北海道・東京・長野」は東日本

「大分・島根・滋賀・三重」は東日本じゃない

というものです。

細かいところをいうと、長野は東日本かどうか意見が分かれますが、ここでは東日本だとしています。

さて、このクイズは「じつは答えがふたつある」というものです。

そのためこのクイズを出題されて、「あなたが「「ある」はオリンピックを開催したことがある地域」と言ったとしましょう。

すると出題者は「不正解、答えは東日本にあるかどうか」とはぐらかすことができます。

逆の場合も、同じ要領でできます。

いかがでしょうか?

じつはこういう詐欺的なやり方は、世の中にあふれています。

では次の有名な問題ですが、あなたは騙されませんか?

 

3・トロッコ問題

 

昨日のとは違います。

「ここにトロッコのレールがあって、ずっと向こうからトロッコが猛スピードで走ってきています。

そのトロッコには200キロのダイナマイトが積んであって衝撃を与えると必ず爆発するようになっています。

このままトロッコが走り続けると、200人の子供たちがキャンプしている場所へ突っ込んで大爆発が起こります。

でもトロッコのレールには分岐点があって、あなたはそれを切り替えることができます

しかし切り替えると、トロッコは一人の男が住んでいる山小屋へ突っ込み男は助かりません。

分岐点を切り替えることができるのは、あなただけです。

あなたは切り替えて200人の子供たちを守るために、一人の男を犠牲にする方を選びますか?

それとも見て見ないふりをして、200人の子供たちが大爆発に巻き込まれる方を選びますか?」

これはイギリスの哲学者フィリッパ・フットが1967年に発案した倫理学上のクイズです。

答え

質問そのものがおかしい

考えてください。

あなたが分岐を切り替えて200人の子供たちを救おうとすると、それは結果的に一人の男を殺したという殺人罪になります。

切り替えないで200人の子供たちを見殺しにすると、結果的に社会から非難をあびて社会的抹殺されます。

つまりこの問題は、どっちに転んでも不幸になる問題です。

ポイントオブノーリターンという言葉があって、これはその地点を過ぎると結果変更ができなくなるという意味です。

このトロッコ問題は、ポイントオブノーリターンをすでに過ぎている状況を表しています。

だから、そうは思えないけれどすでに手遅れ状態なのです。

 

例えばあなたが穴にハマって真っ逆さまに落ちている最中だとします。

そこへ神様か悪魔かが現れて、「この先で穴が二つに分かれていて、お前はどちらかを選ぶことができる」といったとしましょう。

その選択は

1.あと20メートル落ちるが底には槍が10本立っていて必ず刺さる

2.あと200メートル落ちるが床はコンクリートで槍はない

というのと同じです。

どっちを選んでも生き残ることはできません。

トロッコ問題では、倫理的に生きていけない状態になるか、社会的に生きていけない状態になるか、の二択しかありません。

これはあなたが穴に落ちて真っ逆さまに落ちている最中と変わりがありません。

トロッコ問題は、ポイントオブノーリターンをすでに過ぎている状況を表しています。

すでに手遅れ

 

 

まとめ

 

一見、まだ解決策が残っているように問題をすり替えてみせるのは詐欺の常とう手段です。

将棋の初心者はもう打つ手が残っていないのに、相手が「王手」というまで指してしまいます。

しかし上級者には、もう勝負がついているとわかっているのです。

それは、すでに穴に落ちている状態とおなじです。

真っ逆さまに落ちている状態になってしまったら、どうもがいても助からないのですが、社会的死というような目に見えない問題ではそれがわかりません。

トロッコ問題はその典型です。

※世の中にはあなたを騙そうとクイズを考える人がいる

それも大勢いる

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