精神工学研究所

がんばっている人へ、がんばりたい人へ

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副収入35000円以上あげられない人はコレが足らない?

   

あと5万円、

せめて4万円月々の収入があがったら、生活が楽なのに!

そう思われる方に足らないものがあります。

知るだけでお金持ちになれる方法ではありませんが、これを知らないと貧乏から脱出できません。

その答えは、「昭和歌謡の中」にあります。

昭和歌謡の中?

キーワードは「喫茶店」です。

1・昭和歌謡の中の「喫茶店」

ガロというグループが歌った、「学生街の喫茶店」

あべ静江の「コーヒーショップで」

柏原芳恵の「ハローグッバイ」

紅茶のおいしい喫茶店、白いお皿にグッバイの文字

当時の若者は喫茶店と青春がキーワードで、何をするということもなく喫茶店でたむろしていました。

マンガ本を読んだり、将来を語り合ったり・・・・

付き合い始めた恋人候補同士が、緊張しながらコーヒーを飲む場所でもありました。


そういう青春を過ごした若者が引退する歳になって、第二の人生に「小さい喫茶店のオーナー」になりたいという人がいます。

青春時代の夢の日々をもう一度、と考えて喫茶店のオーナーになりたいと思うのです。

しかし、98%失敗します。

なぜでしょうか?

どこが間違っているのでしょうか。

この記事は短いですが、大事なことを言っていますので最後までお読みください。

2・「消費」ということ

「消費」という言葉がありますが、これの反対は「生産」であると言われています。

しかしここでは、違う言葉で「消費」という言葉の反対の意味を考えます。

消費とは、「費」が消えると書きます。

「費」とは経済学では、商品を生産するに必要な資本、機械、労働力、原材料、燃料などのさまざまな生産要素・生産財に支払われるお金をいいます。

でももっと「消費」の意味合いでの、「費」に適したものは「価値」ということになると思います。

つまり「消費」とは、価値ある時間やモノを使うことというのが一般の人の感じ方だと思います。

だからこれにはお金が必要だと感じます。

その反対ということで考えると、「創費(そうひ)」という言葉が適当でないかと思います。

「消費」⇔「生産」ではなく

「消費」⇔「創費(そうひ)」の方がしっくりくると思いませんか?

これが大事なポイントです。

3・なぜ「小さな喫茶店」ではダメなのか?

青春時代の夢の日々をもう一度、と考えて喫茶店のオーナーになりたいと思う人は70歳前後でしょう。

そう言う人は「小さな喫茶店」のオーナー兼マスターになって、気の置けない友人とわいわいいと毎日を楽しく語り合いたいと思うのです。

そう言う気持ちって、「消費者の気持ち」ではないでしょうか?

消費すると気分がいいです。

何らかの価値あるものを消費する、つまり使うことで気分が良くなります。

ですから消費したいと思うのです。

ところがその代償としてお金を支払わなければなりません。

だから「消費」、費が消えると書きます。

ところがわいわいいと毎日を楽しく語り合いたいと思うマスターは、それでお金も儲けたいと思っています。

心は消費者の楽しい気分を味わいながら、物質世界でもお金を得てやろうとしているのです。

そういう美味い話があるでしょうか?

一方、「創費(そうひ)」を考えてみましょう。

価値あるものを創造することがまさに「創費(そうひ)」ですが、芸術作品がそういうものの代表です。

彫刻家がノミをふるって、大理石をギリシャ神話の美男子に変えようとする行為が「創費(そうひ)」だと言えます。

その時、まちがって大切な部分を削り取ってしまったら、彫刻家に残された道は二つしかありません。

失敗してなかったらもっと大きかったのに!

ひとつは全体をもう少し小さな像にすることで、間違いを無くすこと

もうひとつは最初からやり直すことです。

いずれにしても、苦しい作業です。

「消費」が楽しいことであるなら、その反対の「創費(そうひ)」とは苦しさの連続かも知れません。

システィーナ礼拝堂の天井画をミケランジェロが描いたとき、足場の上に横になって何か月もの間描き続けました。

芸術は苦しさの連続なのです。

そしてこれが、「創費(そうひ)」というものの本質です。

まとめ

「小さな喫茶店」のオーナー兼マスターになって、気の置けない友人とわいわいいと毎日を楽しく語り合いたいと思う98%失敗する理由は単純です。

こころが消費者のまま、儲けてやろうとしているからです。

気の置けない友人とわいわいいと毎日を楽しく語り合うだけで、日々お金がチャリンチャリンと転がり込んでくるなら天国です。

誰でもそうしたいと思うでしょう。

しかしそれは「心が消費者のまま」な人が夢見ることに過ぎません。

消費の反対が「創費(そうひ)」であるならば、消費者の正反対の心を持たないとお金儲けができるはずがないと思いませんか?

「創費(そうひ)」とは苦しさの連続かも知れませんが、その中に創造の愉しみ(たのしみ)を見出せる心が芸術家です。

苦しさの中に創造の愉しみ(たのしみ)を見出せる心が無い人は、お金儲けはできないということになります。

※消費者の反対は、創費者

創造の愉しみを見出せる心が無い人は、お金儲けはできない

パブロ・ピカソ

 

特別付録

髪の毛でなやむ男性だけお読みください

 

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