ウクライナ戦争報道疲れの陰で起きる重大なこととは?
今年の2月に始まったロシアのウクライナ侵略
ですが、膠着状態になっています。
そのためテレビや新聞の報道するネタがなくなり、今は参議院選挙に軸足が移っています。
世界的に見ても、各国のメディアはこれとおなじような感じなのではないでしょうか?
しかし、戦争後の世界を展望すると恐ろしいことが起きるのではないかと予想できます。

1・ウクライナの未来は?
ロシアが負けそうな情勢ですが、国土の多くで戦闘が続いているウクライナの状況は悲惨です。
もしロシアが降参したとしても、ウクライナが十分な補償を勝ち取れるかどうかはわかりません。
ウクライナからの避難民は全世界に拡散しているようですが、その中には18歳から60歳までの男性はいません。
その年代の男性は戦闘要員として国外に出られないのです。
ニュースによると、国連難民高等弁務官は家を追われ、国内外に避難した人数が1000万人を超えたということです。
対し、ウクライナの人口は4200万人です。

このまま戦争が長引くとウクライナの壮健な男性の数が女性の割合に対して非常に少なくなるでしょう。
そして戦後にはさらなる不況が来る可能性が高いです。
するとどうなるでしょうか?
美女が多いことで有名なウクライナなのです。
このままいくと、ウクライナは世界になだたる売春婦輸出国になる可能性があると思います。
こんな下世話なことは、どんなメディアも言いませんが、状況を分析するとそうなる可能性が高いと私は思います。
売春婦輸出は奴隷売買と同じ

2・ウクライナに集まる近代兵器
イギリスはウクライナに軍隊を派遣して、最新兵器の操作方法をウクライナ兵士に教える「学校」を開設するそうです。
西側の欧米製武器はロシアの旧式武器に対し、抜群の戦果を発揮しています。
これまで安価で低性能の武器を、ロシアは発展途上国と中国に提供してきましたが、ロシアの兵器のあまりのポンコツぶりにロシア製武器を購入した国はおののいていることでしょう。
欧米の兵器を持った国には敵わないと感じているはずです。
それはアメリカやイギリス(あるいはフランス)の思うつぼで、これから欧米製の高性能兵器の需要が高まることは必至でしょう。
つまり今回の戦争は、アメリカやイギリス(あるいはフランス)の武器のショーケース的役割を果たしています。
欧米の最新兵器の人気は高まり、ロシア製の武器を欲しがる国は少なくなっていくことが確実です。

特にこの戦争を注目しているのは、中国共産党軍および共産党幹部でしょう。
というのは、中国の兵器のほとんどはロシアからの輸入か、ロシア製武器のコピーだからです。
中国はロシア製の武器をロシアの許可なく分解してコピーするので、ロシアはそのことに対し怒っていました。
そのため重要部品、例えば戦闘機のジェットエンジンは中国に供給していません。
困った中国は自国製のジェットエンジンを開発したのですが、すごく性能が低くて何百時間程度の耐久性しかないそうです。
つまり戦争状態になって何日かすると、もうジェット機の耐久時間が過ぎるので戦闘機を飛ばせない状態になるそうです。
そんなポンコツが欧米製兵器にぜんぜん敵わないとわかると、中国はそれを隠して空威張りをするようになるでしょう。
台湾進攻などできるはずがないと中国幹部は思っていると推測できます。

3・ウクライナに集まる近代兵器のその後
ウクライナにロシアが負けて、ウクライナから撤退した後を考えてみましょう。
そうなるとウクライナ領内には欧米の高価な最新兵器が残ることになります。
それだけではなく、欧米の高価な最新兵器の操作を熟知した兵士・軍隊が存在することになります。
戦争が終わったばかりですから、実際の戦闘で鍛えられた兵士がいっぱいいるのです。
しかもロシアの牙は抜かれた状態です。
この状態を考えると、ウクライナという軍事強国が突如誕生することになるでしょう。

そうなると東欧や大陸のウクライナ周辺国家にとって、ウクライナという軍事強国は脅威になります。
イスラム国家であるトルコあたりは、ウクライナに対し脅威を感じることは確実です。
つまり今度はウクライナがヨーロッパ大陸における「警戒されるべき国」になっても不思議ではありません。
平和ボケした日本人には、こういう思考は理解できないでしょう。
しかし強大な武器を手にした国が周辺国家を脅かすというのは、ヨーロッパの伝統です。
いつまでも「かわいそうな国」ではないのです。

まとめ
ウクライナを支援するということは、新しい「オオカミ」を東欧の大地に解き放つことになる可能性があります。
人道支援とかいうお題目しか知らない日本人には、ヨーロッパ人の性格は永遠に理解できないでしょう。
新しい戦争が起きてもじつは不思議ではないと思います。
ウクライナには最新兵器が山のようにあるのですから
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