記憶術方法4回連続日本一の池田義博さんの本を超える方法！？

記憶術方法日本一の池田義博さんの本を超える!

ここでわかることは次の4つです。

1.記憶術の方法なぜ簡単なのかがわかる

2.記憶術の方法これまでにない方法がわかる

3.記憶術の方法やさしく理論がわかる

4.記憶術の方法とっておきの秘法

私が書いています。

・長年のマインドフルネス瞑想を行った

・その結果リアルタイムで脳の動きがわかるように

・それを使った記憶術の説明

1.記憶術の方法なぜ簡単なのかがわかる

ここから説明する記憶術の方法は、多くの記憶術教師が説明しないことです。

人間の脳の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。

脳に図書館があって、そこに膨大な量の百科事典があると思ってください。

その百科事典が「長期記憶」です。

そしてその百科事典はあなたが新しい内容を書き込んでもいいのです。

ちょうどウイキペディアみたいなものです。

※「長期記憶」脳の中の図書館の百科事典

さてあなたが新しい情報を百科事典に書き込もうとする時、次のような手順が必要です。

あなたたの手元にメモ帳があります。

そのメモ帳に百科事典に書き込みたい情報を書きます。

それを何度かするうちに、自動的に百科事典に情報が書き込まれます。

百科事典に情報が書き込まれるとどうなるのでしょうか？

あなたが「あれ、なんだっけ？」と思うと、メモ帳にその文字が浮かび上がるのです。

このメモ帳が、「短期記憶」です。

※「短期記憶」手元にあるメモ帳

「あれ、なんだっけ？」と思うと、メモ帳にその答えが浮かび上がる

記憶術の方法/記憶する仕組み

記憶の思い出しは、メモ帳に文字やイメージが浮かび上がることで行われます。

そして百科事典への書き込みも、メモ帳を通じて行われています。

記憶する仕組みは、百科事典にない情報をメモ帳に繰り返し書き込むことで行われます。

「記憶する仕組みは、百科事典にない情報をメモ帳に繰り返し書き込むこと」ですが、これが覚えられない理由にもなっています。

次章で詳しく説明します。

2.記憶術の方法これまでにない方法がわかる

まず基本的なことですが、記憶できた、とはどういうことを指すのでしょうか？

簡単に言うと、「長期記憶」に情報がしまい込まれたことをいいます。

しかし私たちは短期記憶というメモ帳を通じてしか、長期記憶にアクセスできないのです。

この仕組みが、記憶出来ていないのに、「記憶できた」と誤解する場合を造ります。

これは非常に大事なことですので、詳しく説明します。

私たちは短期記憶というメモ帳を通じてしか、長期記憶にアクセスできないのです。

脳の中の図書館に入ることはできないで、百科事典の内容を書き写したメモ帳しか見ることができません。

しかもそのメモ帳は、百科事典に書き込むときにも使われています。

覚える時も思い出すときも同じメモ帳

すなわちメモ帳は「書き込むとき」にも、「思い出すとき」にも同じものが使われるということです。

ある情報を百科事典（長期記憶）に書き込もうとして、メモ帳にそれを書き込みます。

その後、百科事典（長期記憶）に書き込むことができたのか確かめるために、それを思い出そうとします。

思い出そうとすることは、メモ帳を見ることです。

しかしその時、「前に書き込んだ情報」がメモ帳に残っていたなら、それが「前に書き込んだ情報」なのか、長期記憶から引っ張り出したものなのか、見分けがつかないのです。

「前に書き込んだ情報」がメモ帳に残っている時

そして勉強の記憶作業の時、こういうことがしょっちゅう起きるのです。

例えばあなたが単語帳を見て英単語を覚えようとする時、ある単語を記憶して、その直後に覚えているか思い出そうとするはずです。

その時、脳ではメモ帳を見ています。

しかしメモ帳を見ても、それが「前に書き込んだ情報」なのか、長期記憶から引っ張り出したものなのか、見分けがつきません。

その結果あなたは、「よし、記憶できた」と思うのです。

実際は、それが「前に書き込んだ情報」であったとき、まだ記憶出来ていない可能性が高くなります。

このような失敗が起きる原因は、百科事典の内容を書き写したメモ帳を、百科事典（長期記憶）に書き込む時にも使っていることが原因です。

3.記憶術の方法やさしく理論がわかる

メモ帳の内容が「前に書き込んだ情報」であったとき、まだ記憶出来ていない可能性が高くなります。

ですから、メモ帳をリセットする必要があります。

※記憶できたかどうか、確かめるためにはメモ帳をリセットする必要がある

一般にメモ帳をリセットするのは、時間を置いて覚えようとする情報を思い出せるかどうか確かめることです。

しかしある簡単な方法で、即座にメモ帳をリセットすることができます。

その方法をお知らせします。

例えば、有機酸の名前を覚えるとします。

1.プロピオン酸
2.酒石酸
3.ギ酸
4.クエン酸
5.酢酸
6.リンゴ酸
7.乳酸
8.コハク酸
9.スルホン酸
10.酪酸
11.フマル酸

12.硫酸
13.塩酸
14.硝酸

これを暗記してください。

そして最初の三つを思い出すことができたなら、それは長期記憶からの情報です。

なぜなら短期記憶には7つ程度しか情報を入れることができないからです。

12から14までの酸の名称は有機酸ではありません。

短期記憶から最初に入れた情報を追い出すために書きこんだものです。

こういう風にすれば、即座にメモ帳をリセットすることができます。

4.記憶術の方法とっておきの秘法

テスト勉強や受験・資格試験に使えるためには、さらに工夫が必要になります。

試験に使える記憶すべき情報には、特徴があります。

その特徴とは「単独で試験問題に出ることはない」ということです。

例えば世界史の問題で、次ような問題が出るとしましょう。

問　ナポレオンが1815年に、イギリス・プロイセンなどの連合軍と戦った戦争を何と言うか？

この問題に答えるためには、ナポレオンだけを知っていても答えることはできません。

この場合、ナポレオンと「ワーテルローの戦い」をセットにして覚える必要があります。

つまり覚える時「ナポレオン・ワーテルローの戦い」はひとくくりにして覚えなければ、試験に回答することはできないのです。

さらにとっておきの秘法があります。

記憶と言うのは二つセットにするより、三つセットにする方が強力に思い出すことができるのです。

ですからここでは、次のような三角形の形をしていると思って、ナポレオンに関する記憶を形作ることが大切です。

記憶術の方法まとめ

1.記憶術の方法なぜ簡単なのかがわかる

人間の脳の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」がある

脳に図書館があって、そこに膨大な量の百科事典があるようなもの

2.記憶術の方法これまでにない方法がわかる

思い出そうとすることは、メモ帳（短期記憶）を見ること

その時、「前に書き込んだ情報」がメモ帳に残っていたなら、それが「前に書き込んだ情報」なのか、長期記憶から引っ張り出したものなのか、見分けがつかない

3.記憶術の方法やさしく理論がわかる

短期記憶には7つ程度しか情報を入れることができないから

14個ぐらいの情報を記憶しようとすると最初の記憶は長期記憶に入る

4.記憶術の方法とっておきの秘法

記憶と言うのは二つセットにするより、三つセットにする方が強力に思い出すことができる

だから、次のような三角形の形をしていると思って、記憶を形作ることが大切

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精神工学研究所　山西　茂

筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

25年以上の瞑想の結果、自分の脳がどういう機構で動いているのかをリアルタイムで観察できる技術を身に着ける

それを使って記憶術などを分析、これまでの記憶術講師が知らないことを発見した。

脳科学の研究を40年、書籍代は1237万円を超えた

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

これを読まないと記憶術を役立てることはできません/誰も言わない真実