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読むだけでゴルフのスコアが良くなる話

   

ゲームには裏ワザが

 

ゴルフはスポーツのカテゴリーに入っていますが、ゲームの要素が強い競技です。

テレビゲームをする人はわかると思いますが、ゲームには裏ワザがあります。

ということで、ゴルフをゲームだととらえた時、「裏ワザは何か?」と考えると少ないスコアで上がれるようになります。

こういう点が他の競技(例えば野球とかバレーボール)とまったく違うところです。

1・ゴルフはスポーツ?

 

ゴルフでは当たり前だと思われていることが、他の競技ではまったく当たり前ではありません。

例えばサッカーとかバレーボールとかバスケットボールで、会場ごとにコートの大きさが違ったりしたらどうでしょうか?

野球では多少外野フェンスまでの距離が違ったりしますが、ダイヤモンドの大きさは同じです。

ところがゴルフに限っては、ゴルフ場ごとにホールの長さも形も全然違うのです。

こういう競技は、他にはスキーの大回転のようなものではありますが、球技ではほとんどありません。

また、ゴルフは直接対戦相手と戦うのではなく、ゴルフコースという競技場をいかに少ない打数で上がるか戦う、いわばコースが対戦相手のゲームです。

こういう特徴があるのですが、「ゴルフはスポーツ」という先入観があるために、他の球技と同じような感覚で見てしまいがちです。

そういう「勘違い」がスコアを悪くする一因になっています。

パットイズマネー

 

2・ゴルフは「金儲け」

 

ゴルフはゴルフ場でなければ行うことができませんが、ゴルフ場を運営する方はそれを「お金儲け」で行っています。

これは非常に大事な点なのですが、ほとんどのゴルファーはこの点を理解していません。

ゴルフ場を運営する方の視点で言うと、お客さんがスムーズに競技を行って滞ることがないようにしなければなりません。

下手をすると後ろの組のゴルファーが打ったボールが、前の組の人に当たったりして危険ですので、スムーズにお客さんが回ることは非常に大切なことです。

このことが、ゴルフコースの形に大きな制約をもたらしています。

どういうことかというと、グリーンの奥が高い形になっていることがほとんどなのです。

もしグリーンの奥がグリーン面よりも低くなっていると、アプローショットが強すぎるとグリーンの向こう側に転がり落ちてしまいます。

そうなったボールを探して向こう側から打っている間、後ろの組からはグリーン近くに人がいるかどうかは見えません。

見えないので後ろの組がアプローチを打つと、大変危険です。

そうならないために、グリーンの奥が高い形になっていることがほとんどなのです。(グリーンが受けているといいます)

ゴルフ場運営者の思惑通りにスムーズに競技が進行するためには、グリーン上でさっさとパッティングが行われることが大切です。

だから、グリーンのアンジュレーションは難しすぎるのは禁物です。

ここまでをいったんまとめますと

1.ゴルフはゴルフコースごとの形状が違う

2.ゴルフ場運営者は、それで金儲けするというビジネスの側面がある

3.ビジネスのためには安全で速い競技進行が重要になる

4.そのためにほとんどのゴルフ場ではグリーン面が受けているというワンパターンになりがちである

 

3・それではゴルフが面白くない

 

どんなものでも「あー面白かった!」と感じるためには、ひとつの重要な要素があります。

それは感情の起伏をできるだけ大きく動かすようにするということです。

普通に考えると、お客様が「あー面白かった!」と感じるようにするには、楽しい経験をいっぱい行わせるといいと思いがちです。

しかしそれでは、実は面白くないのです。

「あー面白かった!」と感じるためには、恐怖のどん底からあー楽しいと感じるような、大きな振り幅があることが必要です。

ゴルフでも「あー面白かった!」と感じさせるためには、悔しい思いやうまくいかなくて情けないと感じる経験をお客様にさせることが必要です。

しかし一方で、競技のスムーズな進行も必要です。

競技の安全でスムーズな進行のためには、グリーン上でどたばたさせることは控えなければなりません。

そこでグリーンに乗る前に、「悔しい思いやうまくいかなくて情けない」と感じさせる罠を仕掛けるのです。

それはどういうことかというと、グリーン手前2ヤードから60ヤードぐらいの間、地面をなるべく凸凹にするのです。

バンカーもあちこちに配置します。

ゴルファーはドライバーが気持ちよく打てて、セカンドショットもそこそこうまくいって、第三打がグリーン手前30ヤード付近まで行ったとします。

しかしそこから3打も4打もかかるということで、スコアを崩すことが多いものです。

それはじつは当然であって、ゴルフコース上で一番うまく打つのが難しいのは、グリーン手前2ヤードから60ヤードぐらいの間なのです。

そういうふうに、ゴルフコースを設計する人は造っているのです。

つまりアベレージゴルファーが第三打を打つことが多い、グリーン手前2ヤードから60ヤードぐらいの間は「地雷原」なのです。

だからここを徹底的に避けるゴルフをすると、スコアが良くなります。

100を切れないゴルファーがこんなに多いのは、闇雲にグリーンに近づこうとするからです。

グリーン手前2ヤードから60ヤードぐらいの間は「地雷原」なのです。

 

まとめ

 

ゴルフの面白さは、あなたが感じる「悔しい思いやうまくいかなくて情けない」という後悔の気持ちにあります。

つまりビジネスとしてのゴルフコースは、いかにお客様につらい思いをさせるかでなりたっています。

その悔しさを晴らすために、ゴルファーは練習場に通い、ゴルフ場に戻ってくるから大儲けです。

かつてボーリングが一大ブームになりましたが、ボーリングブームは長く続きませんでした。

なぜ続かなかったかというと、ボーリングは単調だからだという説明がありました。

どんなものでも「あー面白かった!」と感じるためには、ひとつの重要な要素があります。

それは感情の起伏をできるだけ大きく動かすようにするということです。

しかしボーリングというスポーツは、どこのボーリング場へ行っても同じ競技内容しかできません。

それがボーリングは単調だ感じる大きな要因になっています。

ゴルフが一定の競技人口を保っているのは、ゴルフ場ごとに感情の起伏を動かすことができることが大きいと思われます。

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