第二回「あのギャンブル」が八百長まみれだったとわかりました

「あのギャンブル」？

前回の記事では、競艇が八百長まみれではないかという疑惑について書きました。

その理由は、八百長をやったと告白した西川選手（元）や、

最近、疑惑のレースを行ったとされるＮ選手のあまりにも怪しい行動のためです。

また八百長は外部で舟券を買う人がいないと成立しないので、大金が動いた今回の事件の裏に大規模なグループが存在すると言われています。

1・競艇界のレジェンド

今は引退されていますが、レジェンドと言われた選手がいました。

彼女の名前は、「鵜飼菜穂子」。

1959年生まれですから、現在64歳です。

彼女はなんと！、2020年まで現役を貫いた「レジェンド」です。

しかし、そういう選手がいると周りも気を使うことになりがちです。

現役最後の方はもう60歳を過ぎていますから、往年の運動神経や体力はなかったと思われます。

それが現れるのが、競艇のスタートです。

知らない人は知らないと思いますが、競艇のスタートは他の競技と異なります。

というのはボートは水面に浮かんでいるので、陸上競技のようにスタート地点に留まっていられません。

そこでコースの水面上に仮想のスタートラインを引きます。

各艇はスタートラインのはるか後ろからスタート約12秒前から加速していくのです。

十分スピードが出た状態でスタートラインを通過するのですが、決められたスタート時間が過ぎてからラインを超えないとフライングになります。

そのため、競艇のスタートは速い人で0.05秒ぐらい、普通は0.15秒ぐらいスタート時間を過ぎてから超えていきます。

この時間が短いほどうまい選手ということになりますが、そこはフライングとの兼ね合いがあってなかなかギリギリとはいきません。

ちなみにフライングを三回すると、レースに出場できなくなるペナルティがあります。

2・レジェンドの場合

2020年10月29日常滑第9レース。

鵜飼選手は、5コースから0.16秒の好スタートを切ります。

ところが3コース 平山智加選手は0.30秒のスタート、4コース喜多須杏奈選手は0.31秒でした。

先ほどスタートは普通で0.15秒ぐらいと言いましたが、0.3秒台は明らかに遅いです。

しかも平山選手は、Ａ1という最高峰の選手です。

明らかにこのレースは、競艇界のレジェンド「鵜飼菜穂子」に配慮したレースだったといえるでしょう。

これがアマチュアの競技会のようなものであったなら、レジェンドに配慮することは許されるし美談でしょう。

しかし競艇という公営ギャンブルにおいては、許されません。

なぜならそういう事情を知らない客もいて、お金を賭けているのですから。

こういう体質を見ると、競艇業界というのは大相撲の体質に極めて似ていると思われます。

その大相撲も、八百長の噂がいつまで経ってもなくならない業界です。

※体質が八百長を生む

3・最近の気になる動き

Ｎ選手のあまりにも怪しいレース運びが週刊誌で記事になり、大問題になっています。

彼は事実上、引退状態に追い込まれています。

というのは、競艇は「あっせん」といって、各競艇場がレースを開催する時に各選手に出場依頼に連絡をする仕組みになっています。

この「あっせん」が競艇場から来ないと、競艇選手の資格を剥奪されていなくてもレースに出ることはできません。

事実上の引退状態です。

Ｎ選手は次回以降のあっせんがない状態になっていますから、本人の意向にかかわらずもはや引退するしか道はありません。

以前は鵜飼選手のように年老いたから引退する選手が多かったのですが、最近奇妙な動きがみられます。

女子選手で30代の選手が、なぜか引退が続出しています。

まだ若い女子選手が寿引退でもないので憶測を呼んでいます。

おそらくＮ選手の事件から競艇界は八百長の撲滅、怪しい選手の排除に動き出しているものとみられます。

ネット情報にも配慮する競艇界

まとめ

競艇界に八百長撲滅の風が吹いていますが、これが競馬や競輪にも伝播することは当然予想できます。

公営ギャンブルに逮捕者続出とかあるかもしれません。

前回の記事

第1回「あのギャンブル」が八百長まみれだったとわかりました

 
特別情報
髪の毛で悩む男性だけお読みください

下記よりメールアドレスをご登録頂ければ、最新記事やセミナーの優待案内をお知らせします。

不定期メルマガにご招待