大相撲を衰退させたのは八百長とNHK
久々の横綱になった
豊昇竜が初めての場所で休場になりました。
ダジャレでいうと、「窮状」です。
豊昇竜は照ノ富士の引退によって翌場所以降が横綱空位となるのを避けるために、横綱に昇進したと
誰もが認める力士です。
その力士が横綱として初めての場所で、5勝4敗の成績になった時点で休場しました。
このような不透明な昇進や扱いが堂々とまかり通る裏には、相撲協会の汚い体質があるからです。
その代表的な汚いものが、「八百長」です。

1・外国からも指摘された「八百長相撲」
『ヤバい経済学』(ヤバいけいざいがく、原題: Freakonomics)は、スティーヴン・デヴィッド・レヴィット、スティーブン・ジョセフ・ダブナーによって書かれた本。
著者お二人とも経済学者ですが、この本の中に相撲の取り組みを過去15年のデータを集計した結果があります。
その取り組み量は何万にもなったらしいですが、驚くべき結果が浮かび上がりました。
カド番力士が7勝7敗で当たった時の勝率が普段の成績とは段違いに高くなったそうです。
また千秋楽勝ち越しが決まる力士も同じような結果が出ています。
千秋楽に7勝7敗の力士の勝率が79%だそうですが、これは八百長だからという結論です。
なぜかというと、相撲の八百長が週刊誌でにぎわっている時にはこのデータが一変しているからです。
八百長が疑われたときには、勝率50%、つまり勝ち負け半々になっているのです。
こういう恣意的な操作が行われているとしか思えない結果がデータで出てきています。

2・ばらした元力士
貴闘力という元力士が、八百長について赤裸々で具体的な数字を出して告発しています。
それは動画になっていて、YouTubeで観ることができます。
それによると幕下の八百長には二種類あって、お金で勝ちを買うものと、星の貸し借りをするものだそうです。
星の貸し借りとは、例えば7勝7敗の力士はどうしても勝ちたいから、対戦相手に今日は負けてもらう代わりに相手の希望する日に勝ちを献上する方法です。
お金に関しては具体的な数字を出していて、普通の力士で20万円から30万円が相場だそうです。
これが横綱になったり、昇進がかかったりすると50万円から100万円になるそうです。
力士というのは契約という概念が薄く、けっこういいかげんな奴が多いそうで、星の貸し借りやお金の支払いに関してトラブルになることが多いみたいです。
しかし「私がやりました」と訴え出ることができないので、トラブルが原因で恨んだりしている力士も大勢いるらしいです。
そういう中で支払いがきれいなのが、現役時代の白鵬だったそうで、支払いがきっちりしてすぐに支払ってくれるために力士に人気があったそうです。
じつはこれが白鵬が大横綱になれた理由です。

3・大谷翔平との比較
こういう八百長がなぜなくならないかというと、貴闘力によると「力士の給料が安いから」だそうです。
以前は力士の給料が高いと言われましたが、インフレが進んでも給料があまり上がらないためにすっかり安くなっています。
例えば、横綱の給料は月に282万円で、年間3400万円ぐらいです。
他にも後援会からの寄付もありますが、横綱となると出ていくものも多いことでしょう。
力士の最高位で年間3400万円ぐらいですが、これを大谷翔平の移籍に伴う金額の1000億円と比べると異常に少ないと感じてしまうと思います。
他にも女子ゴルフの2024年の賞金女王竹田麗央選手は2億6500万円も稼いでいます。
日本の「国技」と言われる大相撲の横綱が年間3400万円というのはあまりに低いです。
なぜこのような低賃金が続いているかと言うと、大相撲の収益のかなりの部分をNHKの相撲中継が占めているからだと貴闘力は指摘しています。
相撲協会の年間収入が60億円でそのうち30億円がNHKの放送権料だそうです。
この金額が毎年どんどん上がらないと、力士の処遇も上がっていなかいことは明白です。
しかし親方衆の金銭感覚が古く、今の状態の方が楽に甘い汁を吸えるので、国際感覚からみると異常に低い金額で満足している状態です。
このように改革を拒む体質が、昔からの「伝統である八百長」がなくならない理由だと言っています。

まとめ
一時期、モンゴル人力士が強すぎて日本人力士が横綱になれない時代が続きました。
そのような現象の本当の原因は、国際化できない大相撲の体質です。
外国人にも非常に人気の高い相撲の取り組みですが、もっと国際的なファンをつくれるのではないでしょうか?
例えばアメリカのスポーツ専門チャンネルと契約するというような方法です。
そうすれば世界中にファンが増えて、今の10倍の収益は軽いでしょう。
しかしそれを阻んでいるのが、NHKの独占放送状態とそれにあぐらをかく相撲協会幹部です。
だから相撲協会幹部や親方連中も、八百長を黙認しているのです。
※諸悪の根源はNHK
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