コメ価格高騰に無策な農水省 裏でほくそ笑む自民党農水族?
石破茂総理は農水族と
して有名です。
そして長く地方のコメ農家の保護に取り組んできましたが、それは正しい方法だったのでしょうか?
正しい方法ではありません。
コメ生産と流通をいびつな形にしたから、現在のようなコメ価格の高騰が起きているのです。
財務省に引き続き農水省解体も行わなければならないかもしれません。
1・コメ価格高騰誰も知らない本当の理由
今から50年ほど前に第一次石油ショックが起きました。
中東の政変を機に石油価格が高騰して日本社会を直撃しました。
その時、奇妙な現象が起きました。
トイレットペーパーと洗剤がスーパーマーケットから「消えた」のです。
石油価格高騰でなぜこの二品が?と誰もが思いました。
これは石油ショックに乗じた大手商社の陰謀だという説がまことしやかにささやかれました。
その原因は意外なものでした(商社ではなかったのです)。
元通産官僚で評論家で作家だった故堺屋太一先生によると、トイレットペーパーと洗剤には共通する部分が多くあったというのです。
(注 当時の洗剤は今の5倍以上ある大きな箱入りでした)
1.どちらも安価な必需品である
2.かさばる
3.市中から消えると聴いた主婦はとりあえず確保しようとする日用品である
これらの性質があるために普段よりちょっと多く買おうとする主婦が増えると、売り場の倉庫が空になりやすいというのです。
中継ぎの問屋にしてもかさばる割に安い商品なので、そんなに倉庫に蓄えることができません。
こういう流通の理由で、「普段よりちょっと多く買おうとする主婦」のせいで、トイレットペーパーと洗剤不足が起きたのでした。
そしてそれに商社の買い占めという噂が広まったというのが、ほんとのところだったのです。
現在のコメ騒動にも、同じような流通の性質が関わっていると見て間違いないでしょう。
故堺屋太一先生
2・本当に悪い奴は農水族
日本のコメ政策は、国内流通を確保してコメ農家も保護するというものでした。
しかし戦後一貫してコメ消費量は減少を続けたため、減反というコメ作りの制限が行われました。
堺屋太一先生によれば、これはおかしいというのです。
「なぜコメは一種類しかないのか?」という問題提起をされています。
例えば日本人が大好きなカレー専用のコメがあってもいいじゃないかと、言われています。
同様に、寿司専用米、チャーハン専用米があってもおかしくありませんが、いまだに基本コメは一種類です。
もしカレー専用米、寿司専用米、あるいはチャーハン専用米が出来ていて、もっと積極的な農政が行われていたなら、若手の多くのコメ作り農家が誕生していたはずです。
そして欧米に、カレー専用米、寿司専用米、チャーハン専用米、日本のおいしい普通のコメが輸出できていたはずなのです。
そうであったなら少しぐらいコメの流通が減っても、輸出分を国内に回すことでコメの高騰が防げたことは間違いありません。
そうなっていないのは、自民党農水族とJAが既得権益を囲い込んで、国内コメ流通をタイトにしたからではないでしょうか?
3・転売ヤー悪玉説
今回の騒動でも50年前の商社悪者説と同じく、転売ヤー悪玉説が流布しています。
もちろんそういう悪い奴もいるし、コメ流通業者の中には価格を釣り上げようと囲い込んでいるやつもいるでしょう。
しかしそれを可能にしているのは、国内流通をタイトにしている農政に根本原因があります。
もっと自由にコメを作れてもっと自由に輸出も国内販売もできるようであったなら、価格つり上げもやりにくいはずです。
何より農業の生産性と農家のやる気が上がったと思います。
これまでの農政が、農家を生かず殺さず状態にして、それを利用して利権団体と政治家が儲ける構図だったのが一番の問題です、
これは40年前から堺屋太一先生が指摘されていたことです。
まとめ
悪いのはすべて石破茂かも?
石破氏を叩いて
叩いて
割る
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