日本が素晴らしい国なのはなぜか？

明けましておめでとうございます。

今年最初のメルマガはやはりめでたい話がいいですね。

昨年はロシアがウクライナに侵略戦争をしかけた年でした。

そのことで、自分が住んでいる国がどういう国なのかということについて考えた人も多いと思います。

日本は昔から世界に類を見ない素晴らしい国です。

それを説明します。

1・生き物の本性

蟻という生き物がいます。

本当は「蟻という動物」と書くべきでしょうが、それは違うという意見が出ると思いここではこう書きます。

さて蟻は社会をつくる生き物で、女王蟻とオス蟻と数多くの働き蟻がいます。

これらの違いは卵の時のホルモンによるものですが、とにかく数多くの働き蟻が生まれます。

人間にもこれと同じような仕組みがあると思います。

人間の場合は、特に頭の良しあしという面にこれが現れます。

頭の良さを測る指標として、知能指数(IQ)がありますが、結局知能指数(IQ)的頭の良さとは次の一点で表されるのだと思われます。

それは抽象的な思考ができるか、できないかの違いです。

抽象的な思考ができないと言っても、そういう人はまったくできないというわけではなく高度に抽象的なことが理解できないということを言っています。

さてそのような「高度な抽象的なことが理解できない人」は働き蟻が多数生まれる仕組みに似ていて、「高度な抽象的なことが理解できない」人の方が社会において多数派になります。

簡単にいいますと、大学教育みたいなものは「高度な抽象的なことが理解できない」人を抽象的思考ができる人にすることを目指しています。

「意識高い系」や「自己啓発大好き人間」も、抽象的なことが理解できる人になりたいという欲望の表れではないでしょうか？

※人間社会は「高度な抽象的なことが理解できない」人が多くなる仕組みがある

2・幸せになる方法

「高度な抽象的なことが理解できない」人とは何かというと、簡単に言うと「ヤンキー」です。

ここではわかりやすくするために「ヤンキー」という言葉を使いますが、江戸時代だとさしずめ「職人」という言葉がぴったりします。

さて結論を言いましょう。

日本がなぜいい国なのかというと、日本は「ヤンキー」的な幸せが「幸せ」だと感じられる社会だからだと思います。

これがどういう意味かというと、共産主義の国や全体主義の国を思い浮かべるとよくわかると思います。

例えば映画の中でナチスドイツが描かれることがありますが、ナチスは国民の中から選ばれたエリートがナチス党員になって一般人より豊かな生活でできる仕組みがあります。

中国共産党や北朝鮮の共産主義も、これとほぼ同じです。

そして韓国もこれと似た構造をしています。

それはどういうことかというと、国民の多くは「高度な抽象的なことが理解できない」人なのですがそれらの中から、「抽象的なことが理解できるような人」を選んでいるのです。

ナチス党員や共産党員というのは高度な共産主義（または全体主義）を理解できる人、理解できるようになる人なのです。

これを逆に言うと、高度な共産主義（または全体主義）を理解できない大多数の人は落ちこぼれになる社会です。

つまり「高度な抽象的なことが理解できる人」は豊かで幸せになる権利があり、そうでない人は不幸になるという思想が根底にあります。

理想的な共産主義思想は、「高度な抽象的なことが理解できない愚かな人」が、それを理解できるようにしようとする考えから生まれています。

これはすなわち、「高度な抽象的なことが理解できない人」は悪であるという思想です。

しかし日本はこれとまったく違います。

日本人の幸せ

3・ヤンキーの幸せ

日本は「ヤンキー」的な幸せが「幸せ」だと感じられる社会なのです。

今風に言うと工業高校を卒業してガテン系の仕事についてヤンキーの彼女を作り、若いうちに子供ができるような生活スタイルです。

子供ができたらアルファードでディズニーランドへ家族旅行に行くという夢を持つライフスタイル

休みの日には仲間とバーベキューパーティーをしてビールを飲むというライフスタイルです。

これが「ヤンキー」的な幸せであり、それが日本人の幸せの大部分なのです。

「高度な抽象的なことが理解できる」人は豊かで幸せになる権利があるとかめんどくさいことは言わないのです。

それでいいのではないでしょうか？

「ヤンキー」的な幸せ

他の記事にも書きましたが、相対性理論を理解できるより、おいしいハンバーグを作ることができる方が幸せです。

ロシアや中国のような国の国民がなぜ不幸かというと、エリートやブルジョア階級が幸福であるという幻想に取りつかれているからです。

じつは韓国もそういう社会で、だから大学進学率が異常に高いのです。

これらの国では「ヤンキー」的な幸せは、幸せではないのです。

しかし人間の本性に基づけば、休みの日には仲間とバーベキューパーティーをしてビールを飲むというライフスタイルは万人向けの幸せではないでしょうか？

大ヒット漫画「ワンピース」は、ヤンキー的主人公とヤンキー的仲間たちの絆を描いています。

共産主義や全体主義が間違っているのは、エリートやブルジョア的幸せが「幸せである」という点にあります。

共産主義者は話が暗い

まとめ

運悪く「高度な抽象的なことが理解できる」人に生まれてしまった人は、そうでない人を正しく導く使命があります。

それは女王蟻的な使命でそういう人に生まれてしまったのです。

人間の本性を考えるならそういう人は、幸せになれません。

幸せになる権利がないと言い換えてもいいかもしれません。

人間の幸せは、「ヤンキー」的な幸せです。

ハリウッドスターたちが莫大なお金を得ても、結婚と離婚を繰り返してあまり幸せそうに見えないと思うのは私だけでしょうか？

それと同じでプーチン大統領や習近平主席、あるいは金正恩も幸せそうには見えません。

「高度な抽象的なことが理解できない人」は悪であるという思想が間違いのもとです。

日本人の幸せ

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