財務省のあまりに愚劣な「103万円の壁」崩し代替案　ひどい！

国民民主党が

主張する「103万円の壁」を178万円にまで拡大する政策に自民党が強硬に反対しています。

その裏には財務省官僚の「指導」があることは間違いありません。

財務省官僚の本当の狙いがわかれば、「これはひどい！」と思わず声が出ることでしょう。

1・財務省の案

三橋貴明メルマガより

「衆議院で予算を通すデッドラインが十日後に迫り、ようやく政局あるいは政策論争が活発化してきました。

それにしても、自民党の、「年収２００万円以下の人は課税水準を１６０万円に引き上げ年収２００万円から５００万円の人は課税水準１３６万円」は凄い。

年収の壁が問題になっている所に、新たな壁を作る提案をしてくるとは。

国民民主党の古川代表代行が仰っていたように、「暴投」以外の何物でもない。

正直、「頭大丈夫か？」と、本気で心配したくなるレベルです。

何しろ、これでは年収が２００万円から２０１万円になった途端に、税負担が１万円、増えてしまう。

これはもうあれですな。

国民民主党は「基礎控除等１７８万円へのひきあげ」と「ガソリン税暫定税率廃止」の双方を自民党が丸呑みしない限り、予算案に反対するべきだ。

もちろん、財務省としては「最も安い」維新を引き込み、予算案を通そうとするでしょうが、それはそれでいいでしょう。

年収の壁を引き上げられず、暫定税率の廃止もできなかった責任を、自民のみならず維新にも押し付けることができる」

「所得税が生じる「年収103万円の壁」について、自民党は公明、国民民主両党と18日に再開した協議で、

年収200万円までの低所得者層については、160万円へと非課税枠を引き上げる”所得制限”案を提示した。

200～500万円までは2年間のみ133万円まで引き上げ、123万円とする方針も示した」

2・なぜこれが「ひどい」のか？

『じつは国税庁、国税局、税務署に公務員として勤務することで税理士の試験科目を免除してもらえる制度があります。

最短で23年勤務すると全科目の免除が受けられ、税理士試験を一切受けなくても税理士として働くことができます』

つまり税務署で勤めあげても定年退職後に税理士で稼げるという二度おいしい仕組みで守られているのです。

今回の自民党案では今よりさらに税務処理が複雑になることが確実で、そうなると素人では手に負えなくなります。

つまり税理士の仕事が増えて儲かるわけで、このような仕組みで「財務省一族」は自動的に私腹を肥やすことができるのです。

ということで「財務省一族」は税の仕組みを簡素化して、誰にでもかんたんに税の申告ができるようにすることに徹底的に反対しています。

税理士の仕事がなくなるからです。

逆に税理士なしでは税の申告ができないようにすることには、非常に積極的なのです。

しかし複雑な税の申告のために個人も企業も業務の一部を割いてまで行わなければならないのは、とても効率が悪いことです。

そのような非効率な仕組みを財務省一族の私腹を肥やすために温存させられているのが今の日本の税のシステムなのです。

汚いやり方です。

3・さらにひどい話（実話）

税務署職員は誰でも税理士になれます。

今から10年以上前にある社長さんから聞いた話です。

その方がまだ若い時に思いがけず売り上げが伸びて、一億円近い儲けになったことがありました。

それをうっかり申告しないままにしておいたところ、税務署から調査が入って5000万円ほどの追徴課税がかかりそうになりました。

ところがそれほどの現金はもはや残っていなくて、税金を支払うとつぶれてしまうことになるということでした。

そこで社長さんはつてをたどって、その地域の「元税務署長」がやっている税理士を雇って税務署と交渉してもらったそうです。

その結果、追徴税額が2000万円になって倒産の危機を免れたそうです。

でもこれっておかしいとおもいませんか？

「元税務署長」がやっている税理士に頼めば、税金が安くなるのです。

しがない零細企業とか個人商店では絶対にしてくれない特典です。

汚いやり方です。

税務署職員は誰でも税理士に

まとめ

税務署の取り立ては冷酷で苛烈です。

ふつうは許してくれません。

でもある程度のお金があって裏ワザが使えると、税額が半分以下になったりするのです。

こういう汚い権力を行使して、「財務省一族」は自動的に私腹を肥やすことができるのです。

今、財務省解体デモというのが盛り上がっていますが、実態を知れば当然のことだと思います。

税金とかけて

ラスボスの悪霊ＶＳエクソシスト　ととく

そのこころは？

はらってもはらっても追いかけてきます

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