なぜ苫米地式コーチングでは覚醒できないのか？

答えから言うと

苫米地博士はサイコパスだ！とはっきり言える人がいないから

です。

苫米地英人博士の弟子だと思う人が、苫米地式コーチングを習います。

それは、すでに信者なのです。

オウム真理教を始め、カルト宗教を見ればわかりますが、いったん

信者になったなら、それを抜け出すのは非常に難しいのです。

ですが、苫米地博士はみずから

「奴隷を抜け出せ！」と言っています。

そうであるならだれか一人ぐらい

『苫米地博士はサイコパスだ！』とはっきり言える人が弟子から

出てきそうですがいません！

つまり、苫米地英人博士の弟子だと思う人は「奴隷を抜け出せ」ていない

人ばかりです。

なぜそうなっているのか？

なぜ苫米地式コーチングでは覚醒できないのか？を書きました。

１・コーチングの専門家

コーチングを深く研究されている会社経営者の方に

インタビューしたことがあります。

自己効力感 (じここうりょくかん)（self-efficacy） とは、 自分がある状況において必要な行動をうまく実行できるという自信があること。

心理学で用いられる。

カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱したもので、原語はself-efficacy。

＜つまり、コーチングってなんなんでしょうか？＞

『セルフエフィカシーって苫米地先生がよくいうんですけど、あれに関係しています』

＜といいますと？＞

『多くの人は結局自分に自信がないんです

セルフエフィカシーが低いんですね』

＜はい、そうですね。私もお客様からそういう相談をよく受けます＞

『自分自身を自分で励ますことが出来ない状態が、

セルフエフィカシーが低いということです』

＜はい、なるほど＞

『それで、誰か自分自身以外の人から【おまえはやれる！】と言ってもらいたい。

コーチングってつまるとこころ、それだけのものじゃないかと思います』

＜あぁー！そうなんですね＞

この方は数多くの会社を経営されている方で、お金持ちであり

そうであるからこそ[実行力]があります。

実行する勇気が、すいすい出る人です。

それに対して

誰か自分自身以外の人から【おまえはやれる！】と言ってもらいたい人がつまり

コーチングを必要とする人たちですが

そういう人はセルフエフィカシーが低い人です。

セルフエフィカシーが低い人とは、ものすごく簡単にいうと

《勇気がない人》です。

だからコーチングを必要とするのです。

でもコーチングでは、そういう人は成功しません！

２・なぜ成功できないんか？

例えば貧乏な人が金持ちになりたいと願望を持って

起業しようとするとします。

その時、まるで高い崖の上から飛び降りるような

＜勇気＞が必要です。

私自身の経験から言うと、サラリーマンほどつまらないことで＜勇気＞が必要でした。

例えばファックスＤＭと言って、無差別に会社事務所に宣伝ファックスを送り付ける

やり方があるんですけど

それを私が起業しようとしてしたとき、「こんなに勝手にファックスを送って

怒られたらどうしよう！」とびびっていました。

膝がガクガクするほど、怖い経験でした。

でも、会社経営者の息子とか、成功者の子供にはそういう不安はありません。

そこがサラリーマンとか貧乏な人が理解できない点です。

彼ら彼女らは、

まるで高い崖の上から飛び降りるような

＜勇気＞が必要じゃないんです。

なぜなら、会社経営者にファックスを送り付けても、親の友人にそういう人が多いので

自分はこんなことでは怒られないという自信を持っているからです。

コーチングの言葉で言えば、[もともとセルフエフィカシーが高い]んです。

彼ら彼女らは、[もともとセルフエフィカシーが高い]

サラリーマンとか貧乏な人が、それを理解できないのは、

[もともとセルフエフィカシーが高い]人が身内にいないからです。

もうおわかりと思います。

苫米地式コーチングの特徴は無意識に介入すると言うことです。

無意識に介入するっていうのは、すごく簡単にいうと

催眠術とか洗脳とか、そういう技術です。

しかし、どんなにそういう催眠技術を使ったとしても

実際に【経験】していないことを、経験したかのように

脳をだますことはできません。

もしそういうことができるのなら、とっくに大手企業によって

商品化されています。

日本航空とかＡＮＡでは、パイロット養成のために高価な

操縦シミュレータを使っています。

その後で実際に飛行機の副操縦席で訓練します。

実際に【経験】していないことを、経験したかのように

脳をだますことはできないから、こんな手間のかかることをしています。

ＮＡＳＡで宇宙飛行士を訓練するのも同じです。

宇宙空間の船外作業訓練のために巨大なプールの中で、宇宙服を着て

練習します。

もし、実際に【経験】していないことを、経験したかのように

脳をだますことができるのなら、こういう訓練は不要になります。

どんなに深い催眠術をかけても、実際に【経験】していないことを、

経験したかのように

脳をだますことはできません。

３・成功に必要なのは知識ではない！

＜成功に必要なのは＞実行することです。

情報商材を買う人は成功できないという記事にも書きましたが、結局

どんなに優れた情報を手に入れたとしても、それを現実社会で活用しなければ

ダメです。

これが真実です。

そう思いませんか？

私が膝をガクガク震わせながらも、ファックスを送ったことで

実際に行うことって、こういうことだったんだ！

と心に刻むことができました。

そういうことを経験した数だけが、【自信】になります。

セルフエフィカシーになるんです。

逆に言えば、＜セルフエフィカシーが低い人＞が

[セルフエフィカシーの高い人]になるにはこの方法しかありません。

実行です。

実際にこの現実世界で、体を動かすことです。

実際にこの現実世界で体を動かすのに、まず必要なのは

【勇気】なんです。

勇気を出す方法とは？

勇気を出す方法はふたつあります。

《勇気を出す方法その一》

やけくそになる。

バンジージャンプというアクティビティーがあります。

足に強力なゴムロープをつけて、高いところから飛び降りて勇気を試す

ものです。

人気テレビ番組の世界の国からイッテＱで、女芸人たちがよくやっているものです。

あれを見れば、バンジージャンプがどれほど決断力を必要とするか

わかります。

もともとバンジージャンプは未開な原住民の間で

成人の儀式として行われたものです。

つまりあれで勇気を試されて、飛べない者は一人前の男として

認められなかったのです。

すなわち原始社会において、【一人前の男】とは

『勇気があるもの』に限られていたのです。

現代社会では、今の教育システムには、そういうものはありません。

だからみんな安全な道を選んで、サラリーマン・サラリーウーマンになるのです。

親がサラリーマン・サラリーウーマンであるほど、そうなります。

親が貧乏人のマインドを持つ人であるほど、そうなります。

身内に[セルフエフィカシーが高い]人がいない人ほど、そうなります。

つまり勇気のない、見せかけの大人になるのです。

原始社会において、【一人前の男】とは

『勇気があるもの』に限られていたのです。

あなたが未開社会で育ったとして、いまのあなたは

役に立つ男と認められるでしょうか？

《勇気を出す方法その二》

徐々に段階を上げる

そうはいっても、バンジージャンプは恐ろしいものです。

これをできるようになるには、ヤケクソを除けば

方法はひとつしかありません。

高さ一メートルのバンジージャンプを作って

そこから飛び降りる練習をすることです。

次にその高さを１０センチだけあげて、

そこから飛び降りる練習をするのです。

これを９０回繰り返せば、あなたは高さ１０メートルの

バンジージャンプができるようになれます。

何事も慣れが必要です。

現実社会で少ない勇気で行動できるようになるには、

これしかありません！

ＮＡＳＡで宇宙飛行士を訓練するのもこれと同じです。

宇宙空間の船外作業訓練のために巨大なプールの中で、宇宙服を着て

練習します。

だから、

どんなに深い催眠術をかけても、実際に【経験】していないことを、

経験したかのように

脳をだますことはできません。

どんなに深い催眠術をかけても、

【あなたを勇気ある人】にすることはできません。

【あなたを勇気ある人】に変えることができるのは

あなただけです。

苫米地式コーチングから決別した人の動画です↓

４・セルフ・エフィカシーテスト

以下、文献から引用です↓

この一般性セルフ・エフィカシーが向上すると、いろいろな行動に対して積極的になれると考えられるがどうであろうか。

例えば産業カウンセリングで多く扱われるうつ病は、最近では小中学生にも見られることがあきらかになってきている(佐藤他, 2004)。

このうつ病の場合、精神運動抑制という、やる気が出ない、おっくう、気力がわかないというような、

行動の積極性が著しく減退した症状がみられる。

このようなうつ病患者の、抑うつ症状と一般性セルフ・エフィカシーの変化を示したものが報告されている。

テスト

1.何か仕事をするときは、自信を持ってやれたことがない

2.過去に犯した失敗や嫌な経験を思いだして、暗い気持ちになる

3.友人より優れた能力がないという劣等感がある

4.仕事を終えた後、失敗したと感じることのほうが多い

5.人と比べて心配性なほうである

6.何かを決めるとき、迷わずに決定した記憶がない

7.何かをするとき、うまく行かないのではないかと不安になる

8.ひっこみじあんなほうである

9.人より記憶力がよいと思ったことがない

10.結果の見通しがつかない仕事でも、積極的に取り組んでいけたらと思う

11.どうやったらよいか決心がつかずに仕事にとりかかれないことがよくある

12.友人よりも特に優れた知識を持っている分野はない

13.どんなことでも積極的にこなすほうではない

14.小さな失敗でも人よりずっと気にして引きずる

15.積極的に活動するのは、苦手なでたまらない

16.世の中に貢献できる力があると・・・・

17.死んでしまいたいと、よく思う

５・死んでしまいそうな体験

天台密教に伝わる、千日回峰行という修行法があります。

これを行うと実際に悪霊が見えたり、それを退散させたりする法力が会得できるそうです。

あなたにもできる千日回峰行のやり方↓

7年間にわたって行う。

1〜3年目は年に100日、4〜5年目は年に200日行う。

無動寺で勤行のあと、深夜2時に出発。

真言を唱えながら東塔、西塔、横川、日吉大社と260箇所で礼拝しながら、約30 km を平均6時間で巡拝する。

途中で行を続けられなくなったときは自害する。つまり自殺

そのための「死出紐」と、死ぬための短剣、

埋葬料10万円を常時携行する。

蓮華の蕾をかたどった笠をかぶり、死装束である白装束、草鞋履きで行う。

堂入り

5年700日を満行すると、最も過酷とされる「堂入り」が行われる。

入堂前には行者は生き葬式を行い、無動寺明王堂で

足かけ9日間（丸7日半ほど）にわたる断食・断水・断眠・断臥の4無行に入る。

堂入り中は明王堂には五色の幔幕が張られ、行者は不動明王の真言を唱え続ける。

毎晩、深夜2時には堂を出て、近くの閼伽井で閼伽水を汲み、堂内の不動明王にこれを供えなければならない。

水を汲みに出る以外は、堂中で10万回真言を唱え続ける。

＜なぜこのような体験が必要なのか？＞

悪霊が存在するかどうかはわかりません。

その＜悪霊をやっつけるため＞の法力を得るには、上で述べたように

【現実世界での体験】が必要になります。

しかし、そのためには存在するかどうかはわからない

悪霊と戦う経験がどうしても必要になります。

悪霊と戦うための知識は文献から得ることができますが、

それだけでは自信にならないのです。

自信は体験からしか得ることができません。

体験のためには【勇気ある人】に

ならなければなりません。

そのために無我夢中で死に物狂いの修行に没頭して疲れ果て

その為に幻覚をみるのです。

その幻覚は修行している本人には、現実と区別がつかない幻覚です。

脳はもはやそれを、実際に体験しているとしか

認識できないほどの強烈な幻覚体験をするのです。

それはもはや本人には、現実です。

その＜現実世界＞で、悪霊と戦う経験をします。

その＜現実世界＞でしか、悪霊と戦う経験はできないのです。

どんなに深い催眠術をかけても、実際に【経験】していないことを、

経験したかのように

脳をだますことはできません。

と言いましたが、

実際に【経験】していないことを、

経験したかのように

脳をだますことができるとしたら、このような死に物狂いの経験だけが

まさに【リアルにしか見えないバーチャル世界】を造りだすことができます。

それをちょっとコーチングを習った人が、他者に対して行えるように

なれるというのは、無理があると思います。

まとめ

なぜ苫米地式コーチングでは覚醒できないのか？を書きました。

下は文献からの引用です。

自己効力感の高め方

自己効力感（セルフエフィカシー）は以下の４つによって形成されると言われています。

達成体験

実際に自分自身で行動し、達成できたという体験のことで、『これが最も自己効力感を定着させる』と言われています。

自己効力感を養うには、小さな成功体験を積み重ねることです。

代理経験

他者が達成している様子を観察することによって「自分でも出来そうだ」と学習することで、

自分の知人が、不可能だと考えられていた偉業を達成すると、

それが代理体験となり「自分にもできるのではないか」という自己効力感が発生することがあります。

他者のブログを読んで影響を受け、「自分もやってみよう！」と行動に繋がることも、代理経験です。

言語的説得

他者から達成可能であることを言語で繰り返し説得されたり、励まされたりする体験のことです。

親から「あなたなら出来る」「才能があるからあきらめずに努力すれば」と言われ続けると

自己効力感が高くなります。

しかし、言語説得のみによる自己効力感は、容易に消失し易いと言われています。

生理的情緒的高揚

説明略

おまけ情報

クイズです。

[本当は自分に自信が無い人]が会社経営者になると、

普通の人には考えがつかないことで行動します。

問題

男は小さな会社を経営していたが、事業に失敗して倒産してしまった。

新しく仕事に就き、前と変わらぬ収入を得て何とか会社が

倒産した事を妻＜ゆう子＞と子＜さきり＞に隠し続けてくることができた。

しかしある時、男は妻子が会社が倒産した事を知りつつも、

自分を気遣って知らないふりをしてたことを知ってしまう。

その後男は、家に火をつけて＜ゆう子＞と＜さきり＞を焼き殺した。

男は火の中で叫ぶ＜ゆう子＞と＜さきり＞を眺めていた。

自分の事を気遣ってくれていた妻子を何故殺してしまったのか？

自分に自信がない人の答え

「＜ゆう子＞と＜さきり＞が、社長の妻子じゃなくなったから」

男にとって必要なのは

気遣う妻じゃなく[社長である自分]の妻子。

自分が社長じゃなくなったため

妻子は自分を社長としてみなくなったから

存在する必要がないと感じた。

自分に自信がない人は超能力のような裏ワザを求めます。

自分に自信が持てない人が、超能力という

いわば「裏ワザ」頼るようになります。

なぜ自分に自信が持てないかというと、

幼少期に親からの励ましがなかったことが

原因になったことが多いものです。

幼少期に母親との葛藤を経験した人には、

心の奥に孤独があります。

それは死への甘い誘いでもあるのです。

なぜか？

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言うと、

それは「当てつけ」なのです。

愛してくれなかった（と感じる）親に対して

「愛してくれなかったから死んでやる」と当てつけの気持ちです。

「死なせなくなかったら愛してよ！」という心の叫びが

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言う

本当の気持ちです。

自殺願望はあなたの中の欲望です。

それはあなたの中の動物の本能です。

人間の中にも動物の本能があって、それが人生の大事な場面

ひとつひとつであなたの人生を決めていたのです。

こういうことを知らずに人生を過ごす人は、大変な

損をしています。

今この瞬間から損する人生とさよならをして

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筆者について

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長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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