ヘミシンク・脳を震撼させる瞑想法とは？　

ヘミシンク

あなたは瞑想を試してみようと思ったことがありますか？

瞑想を簡単に実現できるとされる、ヘミシンク（ヘミスフィア・シンクロナイゼ―ション）があります

瞑想には下のような効果があります↓

１・不安解消　漠然とした強い不安感を持つ人に効果があります

２・うつ軽減　家族にこの病歴がある人にお勧めします

３・自己愛を高める　自己評価の低い人は親との関係に問題があることが多いものです

４・心の平安　親との間にいさかいが多かった子供時代を過ごした人はこれが必要です

５・リラクゼーション　様々な理由でストレスを抱えた人はリッラクスできていません

６・集中力を高める　心に問題を抱えた人ほど集中力がありません

７・記憶力を高める　上と同じです

８・ 痛み緩和　腰痛などの原因は精神的なものだという説が近年支配的になりました

９・ストレス緩和　瞑想ほどストレス緩和に効果のあるものはありません、睡眠より効果的です

１０・不眠症克服　瞑想は睡眠と同じ効果を持つことが分かっているので、瞑想すれば不眠症を恐れる必要はありません

１１・自尊心を高める　「あなたは大切な人だ」と恋人にいつも言われているような安心感を持つことができます

１・画期的発明ヘミシンクとは？

ヘミシンク（ヘミスフィア・シンクロナイゼ―ション）とは大脳半球共鳴という意味です。

ヘミスフィアとは簡単にいうと、右脳・左脳の意味です。

右脳は図形的アナログ的思考を行い、左脳は論理的デジタル的思考を行っています。

右脳・左脳が連携して効率的に脳の作業を行うことが理想的な状態ですが、現代人は左脳的な思考を求められることが多いものです。

そのため左脳に脳の活動が集中する結果、ストレスを感じやすく疲れやすくなっているのです。

また過去を思い出すのは言語的に、「昨日、何食べたっけかな？」という感じで思い出すものです。

つまり過去を思い出すのは、左脳的な思考です。

これに対して未来を想像するのは映像的なものです。

「自分が将来社長になってランボルギーニ・ウラカンを所有している」というのであれば、それは映像として見ているのです。

ですから、過去を悔恨したり、あるいは過去に会った人を恨んだり憎んだりすることも、左脳の仕事です。

そして、現代人は左脳的な思考を求められることが多いものです。

ですから、左脳の使い過ぎ、逆にいうと右脳を使えていないことが現代人の不幸の原因になっています。

ヘミシンクとは、この左右の脳の働きを均等にしながら、脳波をアルファ波にするという技術です。

これには聴覚を使うのですが、人間の脳はその時聴いている音の周波数に同調する性質があります。

アルファ波は8～13Hzの周波数ですが、この周波数は低すぎて人間の耳では直接聞くことができません。

※安静（リラックス）時にアルファ波が多く出現することから、近年、「アルファ波（が出る）音楽」などと、アルファ波という言葉を商品の宣伝に用いることが増えているが、 その場合は単に「リラックスできる音楽」と言っているのと同じである。耳から入った音楽に同調して脳波にアルファ波が出現する、というような宣伝文句は科学的根拠を欠く。

そこでうなり音（ビート）を使う方法が考え出されました。

右の耳に100Hz 左の耳に108Hzの音をヘッドフォンで聴かせることで、その周波数差の8ヘルツの音を感じることができます。

この時両耳は8ヘルツの音を聴いているわけではないので、この音は脳内で合成された音なのです。

右の耳に入った音は左脳で処理され、左の耳の音は右脳で処理されますので、

8ヘルツの音を感じることができるのは、左右の脳は均等に、協調して働いているときだけです。

つまりこのような音を左右の耳で聴くだけで、右脳・左脳の均等的活用とアルファ波の出現を自動的に行えるという技術です。

２・あまりにも過大な評価

このようにヘミシンクは脳科学的理論を持つために、時としてスピリチュアル的な機関や人物から過大な期待を持たれ過ぎる傾向があります。

下の説明ですが、よく読むと論理的におかしなところがあります。

※（マインド（精神）の脳波パターン）はおかしな（医学的に正しくない）表現です↓

「瞑想中はマインド（精神）の脳波パターンが変わります。 これは大抵の人の起きている時の脳波とは違うパターンを描く傾向にあります。 通常、瞑想する人は、比較的楽にアルファ波、つまりポジティブな気持ちが高まってリラックスし始める時の脳波の状態に入ります。 経験を重ねれば、もしくは脳波エントレインメントの助けを借りれば、シータ波の深い領域に入ることができます。 そこは、もっと深いレベルでストレスを緩和し、自分の内なる世界において自己を見つめ、プラスの方向に自己を変化させることのできる領域です。 この後者のポイントとプラクティスのレベルこそが、上で引用した１年に渡る研究においてがん患者が取り込んだものなのです」

スピリチュアル的な機関とは、その代表例が、モンロー研究所です。

「モンロー研究所は、ロバートA・モンロー（1915－1995）によって設立されました。

彼は、放送業界の著名なエグゼクティブでしたが、1958年に彼の人生を劇的に変える自然現象を経験しました。 ある夜、彼は「第2の体」を通して自分の肉体の上に浮いていることに気づいたのです。体外離脱体験（Out of Body Experience＝OBE　幽体離脱）です。 それをきっかけにして彼は、時空の概念を越えて探索することを学んでいきました。

1975年、3つのヘミシンク特許のうちの最初のものを、彼は獲得しました。

ロバート・モンローはヘミシンクという音響技術を用いれば、通常の意識ではなかなか体験できないような状態を体験することが可能になると信じていました」

つまりモンロー研究所はヘミシンクＣＤを聴くことで幽体離脱を体験し、精神的な成長をできるという主張を行っている機関です。

この主張の結果、この研究所は世界中にＣＤを販売して、利益を上げています。

しかしアルファ波を実現するということは単なる催眠であるとも考えることができ、人間は5人に1人ぐらいの割合で幻覚までみる深い催眠を経験する人がいます。

ですからこのような「幽体離脱できる」という煽り文句が暗示になり、ＣＤを聴くだけで催眠状態になって幽体離脱体験(催眠）をする人が、5人に1人ぐらいの割合でいます。

こういうことを知らないスピリチュアル的な機関や人物から、過大な期待を持たれ過ぎるようになりました。

３・進化したヘミシンク

モンロー研究所で販売されているヘミシンクＣＤは、例えばWave IV・V・VI　3巻セット定価: 23,544円(税込) で販売されています。

これはＣＤですから、聴覚だけに働きかけるものです。

ではこれを視覚で行うことはできないのか？と考えた人はいたのでしょうか？

じつはいます！

そう考えて試行錯誤した結果行き着いたものは、立体視でした。

立体視は交差法と平行法があるのですが、リラックスに適したものは平行法です。

立体視平行法で作られた動画を見ることにより、左右の脳の働きを均等に使うことができるのです。

しかも現代人の脳は左脳が強く働いていますが、立体視は映像を見るので右脳が比較的に優位になれる利点があります。

さらに人間の五感情報のじつに85％以上が視覚（目からの情報）で入ってくるので、脳の大部分をこれで占有することができます。

つまりＣＤのような聴覚だけのヘミシンク効果より、はるかに大きい左右脳同調効果が期待できるのです。

このようなヘミシンク効果をうたっているものは、他にありません。

瞑想導入法に、立体視平行法で作られた動画を見ることを使っているものは他にないのです。

なぜでしょうか？

それは常識にありました。

瞑想の瞑という文字は、目をつむるという意味です。

すなわり瞑想時には目を閉じていることが当たり前という「常識」が、視覚情報でのヘミシンクという考えに至らなかった原因なのです。

４・さらに効果的なやり方

瞑想状態とは、簡単にいうと脳を一時停止させることです。

べつに異次元の入り口を開くとか、そういうものではないと思われます。

まあ「異次元の入り口を開く」があるとしても、そのためには脳の通常活動を停止しなければならないので、それと矛盾はしないと思いますが・・・・・

話を元に戻します。

脳を一時停止させるためには、五感からの情報を遮断することが最も効果的なのです。

ガンツフェルト体験という実験がありますが、これはノイズを長時間体験させることで深い変性意識を生じる方法です。

これと同じで、ある体験をしている映像を立体視平行法で作られた動画を見せるのです。

そして実際にそれを体験すること（手のひらの刺激です）で、触覚情報を遮断します。

視覚情報は、立体視平行法で作られた動画を見ることで遮断し、さらにこれで左右脳同調が行えます。

聴覚情報は動画に付随する音を聴くことで、その体験の臨場感を増大させることができます。

これらにより、視覚・聴覚・触覚の五感を押さえることができます。

そのため、五感情報のじつに96パーセント以上が遮断されます。

この方法を使うなら、深い瞑想体験である変性意識状態が非常に簡単に体験できることがわかっています。

これまで瞑想法は、呼吸法とマントラ（聴覚刺激）によるものが大半でした。

わずかに、気功やヨガのような体感法を用いる触覚刺激の方法がありました。

しかし、左右の眼をからの入力を行う方法は、人類の長い瞑想法の歴史を見てもまったくありません。

これには二つの原因があります。

ひとつめは、先にも言った瞑想法の常識による思い込みです。

１・瞑想時には目を閉じていることが当たり前という「常識」が、視覚情報でのヘミシンクという考えに至らなかった原因なのです。

ふたつめは、現代の科学技術の進歩です。

２・立体視を動画で簡単に実現するためにはＤＶＤのような技術革新が必要だったため、古代瞑想法にこれがなかったのは当然のことです。

つまり、立体視平行法で作られた動画を見るという瞑想導入法は、21世紀の今でなければ作ることができなかったのです。

５・マインドフルネス瞑想の企業への浸透

マインドフルネス瞑想が世界的にブームで、あのＧｏｏｇｌｅ社でも活用されているいうニュースがありました。

これに刺激を受けて数多くの世界中の企業で瞑想が行われるようになっており、これはますます広がっています。

というのは、現代人を蝕む問題のほとんどはストレスに原因があるからです。

そのようなストレスを放置することで、現代病である腰痛や胃痛、うつ病、社会病理である離婚・虐待・ＤＶ・自殺の原因になります。

そのストレスの原因の大きなものが、左脳の使い過ぎです。

その反省が、マインドフルネス瞑想の企業への浸透、ブームになっています。

しかし瞑想は最初の段階が難しいことは意外に知られていません。

例えば禅宗の寺に行って座禅をしようとしても、足が痛いだけでなんら精神修行にならなかった人は大勢います。

またヴィパッサナー瞑想というマインドフルネス瞑想の元になったものがありますが、これも京都や千葉の合宿所で一週間以上の体験が必要とされています。

忙しい現代人にこのような時間は作れません。

宗教的な瞑想法を勧める機関は、あまりにも現代人に不親切だと言わざるを得ません。

マインドフルネス瞑想は本当に簡単な瞑想なのですが、これの効果的なやり方には語られざる部分があります。

それは各瞑想宗派の秘伝みたいに言われていて、秘匿されていますがなんということはないものです。

それは、瞑想というのは、「最初に変性意識を生じる必要がある」というものです。

これをインド瞑想では、サマタ瞑想と呼んでいます。

実際は精神医学で言われる自己催眠と同じで、科学的には変性意識状態のことです。

つまり、効果的なマインドフルネス瞑想には、変性意識状態が必要ということです。

そして変性意識状態とは、脳を一時停止させることです。

そのためには、五感からの情報を遮断することが最も効果的なのです。

まとめ

科学的な瞑想法と言われるヘミシンクについて書きました。

聴覚的ヘミシンクは、アルファシータという商品名で販売されていました。

「アルファシータＣ(\29,800-)、アルファシータ(\39,800-)の2機種は、 過去、株式会社ＰＭＣが製造販売元でしたが、現在はこの会社はございません」

またモンロー研究所のヘミシンクＣＤが世界的には有名です。

精神工学研究所では21世紀のヘミシンク技術として、三密加持瞑想法を紹介したＤＶＤを製作しました。

三密加持瞑想法を紹介したＤＶＤのＡｍａｚｏｎカスタマレビューです↓

「アルファコイル、アルファシータ、アルファ訓練、気功、やる方法すべてうまくいっていなかった 投稿日 2016/5/21

三密加持瞑想法&ヴィパッサナーのDVD購入して二週間ほどになります。 毎日15分三密加持瞑想法をDVDを見ながら行い、そのあとヴィパッサナー瞑想法 の歩く瞑想を行っています。

ここ二日くらい、歩く瞑想中に体が熱くなり、雑念がわかずにうまく歩ける時 間が出現するようになりました。

今まではヴィパッサナーの練習会に何回参加しても雑念だらけ、家での実習でも 同様、アルファコイル、アルファシータ、アルファ訓練、気功、やる方法すべて うまくいっていないので、今の熱い感覚が嬉しいです。 」

瞑想を求める人は心が弱い人です。

心が弱い人は勇気が出ない人です。

なぜ勇気が出ないかというと、自分に自信が持てない人だからです。

なぜ自分に自信が持てないかというと、

幼少期に親からの励ましがなかったことが

原因になったことが多いものです。

幼少期に母親との葛藤を経験した人には、

心の奥に孤独があります。

それは死への甘い誘いでもあるのです。

なぜか？

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言うと、

それは「当てつけ」なのです。

愛してくれなかった（と感じる）親に対して

「愛してくれなかったから死んでやる」と当てつけの気持ちです。

「死なせなくなかったら愛してよ！」という心の叫びが

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言う

本当の気持ちです。

自殺願望はあなたの中の欲望です。

それはあなたの中の動物の本能です。

人間の中にも動物の本能があって、それが人生の大事な場面

ひとつひとつであなたの人生を決めていたのです。

こういうことを知らずに人生を過ごす人は、大変な

損をしています。

今この瞬間から損する人生とさよならをして

もっと得する人生を望まれる方は、下のリンクから

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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