再び石破総理大臣　なぜ選挙で愚かな選択をしてしまうのか？

発足直後から支持率最低の

石破内閣が衆議院選挙に打って出ました。

ある予測によると、とんでもない政党が議席を伸ばすということです。

本当にこのようなことが起きるのでしょうか？

1・議席予測

日刊ゲンダイの記事から

「27日の投開票に向け、選挙戦に入った。

自民党派閥の裏金事件をきっかけに「政治とカネ」への不信感が渦巻く中での選挙だ。言行不一致の二枚舌政権は信任されるのか、非公認・比例重複なしの44人の裏金選挙区の当落は──。

本紙連載中の「総選挙全289区当落予想」（5ページ）を担当するなど、選挙予測に定評がある政治評論家・野上忠興氏に現時点での各党の議席数を予想してもらった。

自民は58議席減、自公の与党は過半数（233議席）割れの惨敗と出た。

選挙は、小選挙区289、比例代表176、計465議席を争う。

予想では自民は解散時から58減の198議席。公明は4減の28議席。自公で計226議席となり、過半数を7議席割り込んだ。

裏金非公認で当選の4議席を追加公認したとしても、計230議席で過半数に達しない。

石破首相の責任論や選挙後の政権の枠組みを巡って大騒ぎになりそうだ」

2・なぜこんな政党に？

予測では

自民党　198（-58）

公明党　28（-4）

立憲　　152（+52）

維新　　49（+6）

共産　　10（+-0）

国民　　11（+4）

れいわ　4（+1）

社民　　2（+1）

参政　　1（+-0）

日本保守党　1（+1）

れいわや社民の議席が増えるという驚きの予想です。

しかしあり得ないことではありません。

有権者の行動として、どうしてこういうことが起こる可能性があるのでしょうか？

その答えは有権者の多くが情弱だからです。

3・ひろゆきを信じる人たち

論破王として一世を風靡したひろゆき氏（西村博之）ですが、驚きの発言をしていました。

YouTubeで見たのですが彼は

「宇宙空間は無重力だ」と発言したのです。

どうやら彼はロケット打ち上げで、ロケットが宇宙空間に行ったとたんに搭乗した人たちが無重力状態になるのでそう信じているようです。

しかしこれは（ちょっと考えたらわかることですが）、明らかな間違いです。

地球の大気圏外は、重力（万有引力）が存在しない空間ではありません。

もし彼の言うとおりに地球の大気圏外には引力が存在しないのであれば、月は地球の周りをぐるぐる何十億年も周ることはできません。

地球の引力が月を引っ張っているから月はどっかに行ってしまわないのです（本当は共通重心のまわりを周っているのですが）。

もし彼の言うとおりに地球の大気圏外には引力が存在しないのであれば、巨大隕石が落っこちてくると心配する必要もなくなります。

中国やロシアの衛星も落ちてこないはずです。

この程度の科学知識がひろゆき氏にないことに驚きました。

さて、多くの人はひろゆき氏と同じく「ロケットが宇宙空間に行ったとたんに搭乗した人たちが無重力状態になるので宇宙には重力がない」と信じています。

なぜそうなるかというと、そう思っても日常生活に支障がでないからです。

だから興味がないのです。

同じように消費税を下げるとどうなるかとか、裏金議員を排除したらどうなるかには興味がありません。

ただ、ちょっとスカッとするかな？という程度です。

これが民主主義が腐る原因です。

まとめ

インフレ目標2％とか、小難しいことを言う政治家がいますが大衆はよくわかっていません。

それに付随して給料をあげるとかいっても、今急速に増えている老人たちには関係がありません。

給料が上がっても年金がそのままでは生活が苦しくなるだけです。

そういうことも老人たちはよくわかっていません。

ましてや中国が攻めてくるなどというのは、地球の外が無重力かそうでないかというぐらい無関心なのです。

だかられいわ新選組の支持が広がっているのです。

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