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吉野式記憶術の信憑性はどうなのか?/第二回英単語を記憶できる秘法公開

   

吉野式記憶術の信憑性は

吉野氏の「優しく覚えるための工夫」にあります。

この記事を読まないと、あなたが記憶術を使いこなすことはできません。

今回はNLPという脳科学の方法を使った秘法の説明第二回です。

この記事であなたがわかること(目次)

1.吉野式記憶術の信憑性 前回の概要

2.吉野式記憶術の信憑性 目線の法則

3.吉野式記憶術の信憑性 目線はもっと活用できる

私が書いています。

・長年の瞑想で自分の脳がどう動いているかわかる

・しかもリアルタイムでわかるようになった

・それを使って記憶術のウソほんとを書いている

 

1.吉野式記憶術の信憑性 前回の概要

吉野式記憶術の開発者吉野邦明氏がNHKの番組「Rの法則」に出演した時のエピソードです。

イラストを使って英単語を暗記できる方法を詳しく解説していました。

その方法はかんたんです。

前回のおさらい

英単語を暗記できる方法

1.まず覚える英単語をカタカナ読みにします。

2.カタカナ英語を分解して「絵にできる」よう考えます。

3.その絵を説明する文章を創り、最後にその英単語の意味をくっつけます。

これで終わりです(かんたん!)。

例 ・【suffocate】意味 誰かの息を止める

1.まず覚える英単語をカタカナ読みにします。

ソファー ケイト(女性の名前)

2.カタカナ英語を分解して「絵にできる」よう考えます。

ソファーでケイトの首を毛糸で絞める

3.その絵を説明する文章を創り、最後にその英単語の意味をくっつけます。

ソファーでケイトの首を毛糸で絞めて息を止めた

わずかスリーステップで覚えられます。

頭の中にイラストを描いてそれを見る

頭の中だけのイメージでかまいません。

そのイメージが浮かんだら、それを見ながら「ソファーでケイトの首を毛糸で絞めて息を止めた」という文章を思い出すのです。

その際、やり方のコツがあります。

人間の脳は思い出す「もの」の違いで、視線が変わるという仕組みがあります。

これをアイ・アクセシング・キューと言います。

暗記するとき、その文章を思い出そうとする場合、普通の人は考え事をするように視線を下に向けてしまうのです。

ちょうど名探偵コナンがあごに手を当てて推理しているような感じです。

しかしこれではビジュアルイメージは思い出しにくくなってしまいます。

ここでは左斜め上を見て、「ソファーでケイトの首を毛糸で絞めている」場面を思い浮かべるのです。

 

2.吉野式記憶術の信憑性 目線の法則

記憶というのは、私たちの祖先である猿がジャングルの様子を覚えておくために発達しました。

つまり記憶というのは「映像を保管」することは得意なのです。

しかし私たちは本を読んで、その内容を覚えて置きたいために記憶したいということが多いです。

そこがジャングルの猿と違うところですが、私たちの記憶の仕組みは猿の方法と変わっていないのです。

本を読んで、その内容を覚えて置きたいと思っても、じつは「映像を保管」するの方が得意なのです。

それに対し文字や文章を記憶しておくことは、苦手なのです。

そこで文字や文章を記憶するときでも、それをいったん絵(イラスト)にして覚える方が覚えられます。

その絵(イラスト)を基にして、覚えたかった文字や文章を思い出すという方法が、じつは脳の働きに適った方法なのです。

そして思い出すときにコツがあります。

それは私たちの脳はビジュアルイメージを思い出すとき、自分から見て左上に視線を向けるという癖があるのです。

思い出すときに考え事をするように、下向きに視線をする人が多いですが、それではビジュアルイメージは思い出しにくくなります。

視線を左上に向けるようにしましょう。

そして思い出した絵(イラスト)を見ながら、その細部を見るようにします。

ソファという時は、イメージのソファを見ましょう。

ケイトを見る時は、彼女を見つめてください。

まるでそこに本当の絵があるように感じて、その細部を見るのがコツです。

 

3.吉野式記憶術の信憑性 目線はもっと活用できる

そのようにして「ソファーでケイトの首を毛糸で絞めて息を止めた」という文章を思い出してください。

次に自分で「ソファーでケイトの首を毛糸で絞めて息を止めた」を声にしてください。

こうすると、自分でしゃべっている声を聴くことが出来ると思います。

そして次に頭の中で、自分がしゃべった声を思い出すのです。

ちょうど絵(イラスト)を思い出したのと同じように、今度は声を思い出すのです。

声を思い出すことができるなら、それは「文字や文章を思い出す」ことができたのと同じです。

声を思い出せるということは、記憶出来ているということなのです。

そしてこの時もコツがあります。

私たちの脳は、ビジュアルイメージは思い出している時、左上を見る癖があります。

音声イメージを思いすときは、左を見る癖があるのです。

この時、自分から見て左方向です。

ちょうど、自分の左耳を見ている感じになります。

自分の左耳を見ている感じに視線を動かして、自分がしゃべった声を思い出してください。

吉野式記憶術の信憑性 まとめ

 

1.吉野式記憶術の信憑性 前回の概要

記憶は「映像を保管」することは得意

しかし覚えたいのは文字や文章なので絵に変換する

その絵を思い出す

 

2.吉野式記憶術の信憑性 目線の法則

目線を下に向けると思い出しにくい

目線を自分から見て左上に向ける

 

3.吉野式記憶術の信憑性 目線はもっと活用できる

思い出した絵を見て文章を声に出す

次に自分がしゃべった声を思い出してみる

声を思い出すことができるなら、それは「文字や文章を思い出す」ことができたのと同じ

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精神工学研究所 山西 茂

筆者についてwatashi

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のDVDの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のDVDを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

25年以上の瞑想の結果、自分の脳がどういう機構で動いているのかをリアルタイムで観察できる技術を身に着ける

それを使って記憶術などを分析、これまでの記憶術講師が知らないことを発見した。

脳科学の研究を40年、書籍代は1237万円を超えた

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

 

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