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【女優】岩崎宏美の時代とは?

      2023/10/09

岩崎宏美さんは

歌手であって、女優ではありません。

しかし彼女には「女優」という歌があります。

本日は彼女がデビューして活躍した、昭和の時代の話をしたいと思います。

なお、文中に登場する方々は「スター」ですので、敬称は省略します。

 

 

 

 

1・なぜ岩崎宏美か?

 

最近、YouTubeのおすすめ動画に彼女の歌が登場して、懐かしいなと思って聞いています。

その動画の中には、プロの音楽家が彼女の歌唱を評価しているようなものもあって、岩崎宏美を絶賛しています。

というか、もはや人間業じゃないだろうという言い方なのですね。

私は彼女の歌をリアルタイムで聴いた世代なので、当時はそんなことを思わなかったのですが、今さらながら岩崎宏美のすごさを感じています。

プロの音楽家が彼女の歌唱を評価している動画の中に、「春おぼろ」という歌を聴いているところがあります。

この歌は若い恋人たちが女性のおうちにいって、結婚の許しを得ようとするが父親にけんもほろろに言われてしまい落ち込むという内容です。

この歌の存在をすっかり忘れていましたが、思い出しました。

春景色を歌いながら、暗い内容です。

作詞は阿久悠です。

プロの音楽家が言うには、非常に難しい曲で高低の差が激しいのだそうです。

それをサラッと歌っている岩崎宏美のすごさに驚いています。

岩崎宏美はスター誕生出身

 

 

 

2・1958年生まれ

 

森昌子・桜田淳子・山口百恵(1959年1月17日)・岩崎宏美・伊藤咲子・石川さゆり・ピンクレディー

小室哲哉・秋元康らも1958年生まれです。

アイドルが大量に生まれた1958年生まれですが、これには理由があります。

それはテレビ番組「スター誕生」によって多くのアイドル・歌手が生み出され、その初期メンバーが1958年生まれだったのです。

「スター誕生」によって登場した歌手の第一号は、森昌子でした、当時13歳。

そのデビューを見た多くの当時中学生だった者が、森昌子に続こうとしました。

それで生まれたのが、桜田淳子・山口百恵で、森昌子と合わせて「花の中三トリオ」と呼ばれました。

 

「スター誕生」の審査員として、阿久悠・戸倉俊一・松田トシらがいましたが、阿久悠は中でも桜田淳子がお気に入りだったそうです。

桜田淳子の歌の歌詞は、多くが阿久悠によって書かれています。

岩崎宏美は1975年4月25日デビューしています、当時16歳で森昌子らに遅れること3年です。

岩崎宏美は初めのころこそアイドルが歌う歌でしたが、次第に難易度の高い歌を歌うようになっていきます。

彼女の歌唱力があれば、当然の話です。

ここからは私の想像ですが、阿久悠(作詞家ですが)の気持ちが次第に桜田淳子から離れて岩崎宏美に向いていったのではなかろうかと思います。

桜田淳子のアイドルとしての絶頂は16歳から18歳ぐらいであったと思います。

そのころ歌ったのが「17の夏」「夏にご用心」「気まぐれビーナス」などです。

中三トリオですが、山口百恵は大御所的存在となり21歳で結婚引退、森昌子は抜群の歌唱力で演歌の道を歩みます。

その中でかわいさと美貌が売りだった桜田淳子は、10代で旬を過ぎてしまった感がありました。

本人もそれを感じていたのではなかったかと思います。

「若くてぴちぴちの淳子ちゃん」のキャッチコピーでは売れなくなったので、中島みゆきの「追いかけてヨコハマ」や「化粧」などで巻き返しを図ります。

しかしそれは成功しなかったと思います。

なぜなら、抜群すぎる歌唱力を持った同年代の岩崎宏美がいたからだと、私は感じるのです。

 

 

 

 

3・アイドルのうつろい

 

アイドルというのはファンの気持ちが離れやすいものです。

あれほどの人気を誇った桜田淳子ですが、気がつけば石野真子が台頭してトップかわいこちゃんアイドルの座を奪われています。

同時に同年代のピンクレディーがヒット曲を連発します。

まだ二十歳だというのに、中島みゆきの暗い歌で勝負しなければならない桜田淳子は、落ち目になるのをひしひしと感じたのではないかと想像しています。

そしてあれほどバックアップしてくれた阿久悠ら曲作りの大御所が、自分に飽きて岩崎宏美に目移りしていると思ったかもしれません。

岩崎宏美は20歳前後から「二十歳前」「春おぼろ」「思秋期」「夏に抱かれて」のような難しい歌を軽やかに歌い上げていきます。

曲作りの大御所らは岩崎宏美という稀代の歌い手を得て、どんな歌を歌わせてやろうか?と手ぐすねを引いていたのではないかと思うのです。

それはちょうど、電子楽器(?)のシンセサイザーが発明されて、市販され始めた時のような感じではなかったかと思います。

シンセサイザーという何でもできる楽器で、どんな難しい曲を弾かせようかと思った音楽家と同じ気持ちで、岩崎宏美を見ていたのではないかと思います。

そういう気持ちが最初に言った「春おぼろ」という歌の難しさになっているのではないでしょうか?

ヒット曲製造機阿久悠

まとめ

 

 

 

岩崎宏美を書こうとして、桜田淳子の話になってしまいました。

14歳でデビューして18歳でアイドルの旬を過ぎた彼女は、歌の路線で勝負しようと思っても、岩崎宏美を見てあきらめざるを得なかったように思います。

さりとて太ももで勝負するアイドルの世界でも、後ろには石野真子が、真横にはピンクレディーがいます。

そういう時に、新興宗教である「統一教会」と出会います。

やがて統一教会に入信し、そこの合同結婚式で伴侶を得、桜田淳子は三人の子を授かり専業主婦へ。

統一教会にかかわったことで、桜田淳子は芸能界に復帰できなくなりました。

※桜田淳子の太ももが好きだったのに・・・

合同結婚式の桜田淳子

 

動画

聖母たちのララバイ 岩崎宏美

驚愕の歌唱力

 

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