ジャニーズ事務所と大島珠奈との共通点とは？

性暴行の数々を知らなかった

ついにジャニーズ事務所の王国が崩れ始めました。

現社長はジャニー喜多川氏の姉の娘である藤島ジュリー景子です。

つまりジャニー喜多川は叔父にあたる人物ですが、「喜多川の性暴行の数々を知らなかった」で済まそうとするその姿勢が各方面の反発を招いています。

2019年7月9日にジャニー喜多川が死去したため、同年9月27日付でジャニーズ事務所代表取締役社長に就任しています。

カウアン岡本氏の顔出し告白で燃え上がったジャニー喜多川の大規模性暴行の件について重い口を開いています。

「2023年5月14日、ジャニーズ事務所社長として、ジャニー喜多川の性加害について謝罪する動画を公開した。ジュリーが自らの姿を正式に公表するのは、女優業から引退後では初めてのことである」ウイキペディア

しかしこの件について、ジャニーズ事務所の思惑通りには事が進まない可能性が日増しに高くなっています。

それが「大島珠奈引退事件」に現れています。

大島珠奈

※追記

２０２３年７月１４日になって国連が動きました

「ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題を国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会が調査することになり、同事務所のタレントをCMに起用する企業の動きが注目されている。

業界関係者は「世界的に子どもへの性加害問題は厳しく対処される。日本政府も子どもの人権問題を軽く扱う国とみられるわけにもいかないので、場合によってはジャニーズに対して厳しい態度を示す必要が出てくるかもしれない」と指摘する。

この動きに敏感に反応しそうなのが、タレントをCMに起用する企業だという。

ある制作会社関係者は「『タレントに罪はない』というスタンスのところも多いですが、国連が動くとなればそうも言っていられないのが企業です。特に外資系や、海外と取引しているグローバル企業は『ジャニーズ』という名称を気にするようになるでしょう。

徐々に〝脱ジャニーズ〟にかじを切るところもあるとみられています」

1・大島珠奈とは？

大島珠奈はいわゆるジュニアアイドルですが、実態はぎりぎりの水着などで性的な動画を売りにする「グラビアアイドル」です。

非常に人気が高く、何本ものＤＶＤを発売しています。

しかし人気絶頂の18歳で突然引退をしています。

なぜ引退をしたかというと、ネット上に興味深い記事がありました。

長いですが、引用します。

「2013～2014年ごろまでグラビアアイドルとして活動していた大島珠奈(おおしまじゅな)さんですが、

・1996年2月5日生 北海道出身
・身長163cm B85_H88_W55
・2012年12月？エンタープロモーションと契約 (当時高校1年生)

本人のSNSでの引退報告が2014年7月。旧所属プロダクションの最後の公式アナウンスが2015年5月27日。

以後の活動記録は見つからないようなので、すでに芸能界から引退し、再活動していないと思われます。

アメリカでは18才未満(州や一部の市、カウンティによっては21才未満)の女性が性的なビデオを製作・リリースすることは本人の同意があってもプロダクション側が重罪となる法律があります。

また18才以上であっても「本人の演技内容」には日本より厳しい規制があります。

アメリカ人が日本のグラビアアイドルのソフトを入手することは容易になりましたが、大島さんのリリースしたDVD類はほぼすべて上記に該当するため「AV Idol」というカテゴリーになっていると思われます。

アメリカでは18才未満(州や一部の市、カウンティによっては21才未満)の女性が性的なビデオを製作・リリースすることは本人の同意があってもプロダクション側が重罪となる法律があります。

また18才以上であっても「本人の演技内容」には日本より厳しい規制があります(例：一連の性行為に区切りを入れた後、全く別のシーンの元で異なる性行為は見せないなど)。

インターネットや国際ECサイトの発達によって、アメリカ人が日本のグラビアアイドルのソフトを入手することは容易になりましたが、大島さんのリリースしたDVD類はほぼすべて上記に該当するため「AV Idol」というカテゴリーになっていると思われます。

引退に追い込まれた理由の推測
＝＝＝
(1) 大島さんがいわゆる”ジュニアアイドル”として2013～2015年3月の間にリリースしたDVD類(性器が暗にあるいは明確に描写される映像含む)は当時は合法な出版物でした。

(2) しかし2014年の春ごろから警視庁が動き始め、2015年11月13日に公示された「改正風営適正化法・風営法」により、実質的には この日以後は大島さんの ジュニアアイドルDVDは再発が禁止となりました。

つまり過去の仕事をメディアにアピールポイントとして活動できなくなってしまったのです。

(3) おそらく所属会社(エンタープロモーション)は(2)の動きに焦り、法律が公示される前に、性器が暗にあるいは明確に描写される過激なDVDを強引に製作・リリースし続けたと思われます。

大島さんはもっと清純なイメージでグラビア活動がしたいと思っていたが、契約の終了(2014年12月)までは仕事を拒否することが難しかったのではないでしょうか？」

つまり彼女が16歳から17歳で過激なＤＶＤをリリースしていたことは、現在では違法となってしまうということです。

その理由はアメリカと歩調を合わすという一種の外圧に、警視庁や法務省が屈したからです。

何が言いたいかというと、アメリカの基準では未成年者の性的著作物は絶対ダメということです。

だったら、未成年者に対する性的暴行はもっとダメでしょう。

2・新たなる証言

日刊現代の記事より

「元ジャニーズJr.で、1980年代後半からジャニー喜多川氏による性加害を告発してきた平本淳也氏（56）は朝日新聞の取材に「会見も開かずに『知らなかった』とする事務所の説明にはあきれてしまう」とコメントしている。

藤島ジュリー社長の公式サイトでの「動画謝罪」に批判が高まる中、平本氏もこう続けている。

《この被害を受けた人数は少なくても数千人に上るでしょう。週にひとり50週で半世紀以上の時間を単純計算しても2500人以上が被害者数として推測できる。

これは「事件」ではないのか？》と」

今回の事件には、三つの「顔」があります。

1.男性同性愛者の犯した事件

2.18歳以下（おそらく12歳ぐらいの被害者も）への性的暴行

3.他に類をみない数千人規模の大量性的暴行事件

ジャニーズ事務所およびテレビ局を含む芸能界は、「1.男性同性愛者の犯した事件」ということで他の二つを隠蔽しようとする姿勢が見られます。

しかしことの本質は、同性愛であるかどうかではなく、「子供に対する性暴行」「地位を利用した大量暴行事件」です。

アメリカ的基準でいうならば、刑務所に何十年も入るべき重罪です。

本人がすでに亡くなっているにしても、ジャニーズ事務所という企業体がその罪を償わねばなりません。

また被害者に対する謝罪と補償が必ず行われなければなりません。

もしこれが少女に対する数千人規模の大量性的暴行事件であったなら、世間の目はもっと厳しいでしょう。

しかし今はＬＧＢＴ問題が注目を集めていますので、男性同性愛者の犯した事件だからということで軽く見るというならば日本の「ＬＧＢＴ問題」はその程度のものということになります。

もうひとつ、奇妙なことがあります。

告発したカウアン岡本氏

3・ホリエモンの考察

堀江貴文氏がYouTube動画で、ジャニー喜多川性的暴行事件に関して警察や検察がまったく動こうとしないことが実に奇妙だと言っています。

（最近ではこういう憶測は後で大問題になることもあるので、私の意見ではなく堀江さんの意見だということを明記します）

これには（堀江さんの意見です）次のような裏があるのでは？と語っています。

「政治家や警察官僚・検察官僚の上層部に、ジャニー喜多川の性接待を受けたものがあるのではないかということ」

もちろんジャニー喜多川の趣味ですから、美少年性接待です。

これが発覚することを恐れて、警察や検察がまったく動こうとしないのではないかということです。

もしこれがバレたとしたら、同性愛者であることもバレるので二重に恥ずかしいと、当人は思うと推測できます。

だから大量未成年性暴行案件でありながら、警察や検察は無視しているのだろうと言っています。

YouTube動画より

まとめ

再度書きます。

今回の事件には、三つの「顔」があります。

1.男性同性愛者の犯した事件

2.18歳以下（おそらく12歳ぐらいの被害者も）への性的暴行

3.他に類をみない数千人規模の大量性的暴行事件

ジャニーズ事務所およびテレビ局を含む芸能界は、「1.男性同性愛者の犯した事件」ということで他の二つを隠蔽しようとする姿勢が見られます。

しかしことの本質は、同性愛であるかどうかではなく、「子供に対する性暴行」「地位を利用した大量暴行事件」です。

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