LGBT、ブームが去ったら手のひら返しがあるのでは?と危惧します
偏見だらけ
大阪市のホームページにありました。
「「LGBT」とは
“L”=レズビアン(女性同性愛者)、“G”=ゲイ(男性同性愛者)、“B”=バイセクシュアル(両性愛者)、“T”=トランスジェンダー(生まれた時に割り当てられた性別にとらわれない性別のあり方を持つ人)など、性的少数者の総称です。
社会的には、「人は出生時に割り当てられた性別らしく生きて、男性は女性を、女性は男性を愛するのが普通であり、それ以外は異常でおかしい」といった固定観念や先入観を持ち、LGBT当事者に対し、偏見や差別を持つ人が少なくありません」
ここにあるような性的マイノリティに対する偏見を捨てようという意見は、「今は多い」ですが、つい最近まで偏見だらけだったのです。
1・エニグマ映画
ベネディクト・カンバーバッチが主演した映画に、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」があります。
これは第二次世界大戦中のドイツ軍が用いた暗号エニグマを解読した、イギリスの天才数学者アラン・チューリングの活躍を描いたものです。(実話)
当時ロンドンは世界初の弾道ミサイルV2で攻撃を受けていましたが、この暗号を解読することで発射時間を特定し多くのロンドン市民の命を救ったのがアラン・チューリングです。
演じているベネディクト・カンバーバッチは、ドクターストレンジ役で有名です。
さて映画の後半では、ロンドン市民の命を救った英雄であるチューリングが、同性愛者であることが世間にばれてしまうのです。
そうなると大衆は手のひら返しで、ロンドン市民の命を救ったことも忘れたかのようにチューリングを責め立てるのでした。
以下はウイキペディアより
『1952年、同性愛の罪(風俗壊乱罪)で警察に逮捕され、保護観察の身となり、転向療法としてホルモン治療を受ける。
1954年に41歳で死去。検死によると、青酸中毒による自殺と断定されたが、母親や一部の友人は事故だと信じていた。
2009年9月10日、インターネットでのキャンペーンに続いて、首相のゴードン・ブラウンが、戦後のイギリス政府によるチューリングへの扱いについて、公式に謝罪した』
なぜ欧米ではこのようなひどい仕打ちが起きるのでしょうか?
悲劇の天才アラン・チューリング
2・ボヘミアンラプソディー
ボヘミアンとはボヘミア地方の住人という意味ですが、ボヘミアは現在のチェコの西部・中部地方を指す歴史的地名です。
しかしボヘミアンには、世間に背を向けた者などで、伝統や習慣にこだわらない自由奔放な生活をしている者、流浪の者という別の意味があります。
映画ボヘミアンラプソディーはクイーンの大ヒット曲のタイトルであり、ボーカルのフレディ・マーキュリーの半生を描いた物語です。
インドからイギリスにやってきた家族の一員だったフレディは、仲間を得てクイーンを結成しスターへの階段を昇っていきます。
メアリー・オースティンという恋人と結婚もして順風満帆でしたが、少しずつ恐ろしい考えにとらわれていきます。
その恐ろしい考えとは、「自分は同性愛者ではないか?」というものでした。
やがて自分の同性愛傾向を否定できなくなったフレディは、最愛の妻と感じていたひとにその思いを吐露します。
彼女は言います。
「知っていたわよ」
女の勘ですね。
この後フレディは同性愛者であることで悩み、奔放な性関係におぼれてしまいます。
その結果、エイズに感染し短い人生を閉じてしまうのです。
なぜ同性愛者であるということでそこまで悩まねばならないのか?、日本人には理解しがたいところがあります。
3・悪いのは全部キリスト教
キリスト教とユダヤ教の聖典に、旧約聖書があります。(イスラム教も使っています)
アダムとイブの物語が載っているあの旧約聖書です。
その中に、ソドムとゴモラの街の様子が描かれた章があります。
「旧約時代からの伝承を受け継いで編纂された新約聖書においても、「ユダの手紙」において「ソドムやゴモラ、またその周辺の町はみだらな行いにふけり、不自然な肉の欲の満足を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受け、見せしめにされています 」との記載があり、
ソドムやゴモラが「不自然な肉の欲」によって罰されたことを古代のユダヤ地方が伝承していたことが確認できる。
クルアーンにも町の名前は出てこないものの、ほぼ同じ物語が述べられており、預言者ルート(ロト)に従わなかったために、彼に従ったわずかな仲間を除き滅ぼされた」
クルアーンとはイスラム教の聖典コーランのことです。
他にも「ソドムの住民は、偶像や他の神を崇拝する罪ではなく、男色などの風俗の乱れの罪により滅ぼされた」とあります。
この記述からソドミーという言葉が生まれましたが、その意味は「「不自然」な性行動を意味する法学において使われる用語」だそうです。
もっと具体的に言うと主に男性の同性愛者の性行為を指す言葉です。
つまり旧約聖書を聖典とする宗教においては、「同性愛は神の怒りの火に焼かれるぐらいの重罪」であると認識されています。
日本で言うと、「同性愛者は閻魔様にちんこを引き抜かれて地獄の底まで落とされる」と、お釈迦様が繰り返し言っていたとお経に書かれているようなものです。
欧米人は幼いころからそういう物語を教え込まれて育つのですから、同性愛者に対する偏見を一朝一夕になくそうというのは無理です。
神の怒りにより焼かれるソドムの街
まとめ
欧米人は同性愛者に対する偏見を幼いころから刷り込まれています。
その理由は旧約聖書にそういう記述があるからです。
「同性愛は神の怒りの火に焼かれるぐらいの重罪」なのです。
そういう偏見に満ち満ちた社会であるからこそ、ロンドン市民を救った英雄であるアラン・チューリングが自殺するほど追い込まれたのです。
フレディ・マーキュリーは自暴自棄になって不治の病で死ぬ原因になったのです。
2000年以上にわたる根強い偏見がある社会が欧米社会なので、今のLGBT運動がある日突然ひっくり返される日が来る可能性がないとは言い切れないのです。
そういうちゃぶ台返しが必ず来るのではないかと、ひそかに思っています。
読むべき記事
黒船来航
日本は昔から外国から来たものに弱いですが、今回も来ました!
「イギリスのBBCがジャニー喜多川氏の性スキャンダル特集を放送」
紅白歌合戦や大河ドラマでジャニーズ事務所とべったりのNHKですが、このニュースにもだんまりです。
しかし、一介の芸能事務所に忖度するようでは、巨悪を暴くような報道は出来ないと思うのは私だけでしょうか?
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