(お得情報)起業・副業するために必要なこととは?
他の業種を見ればよくわかります
起業・副業するために必要なことは、他の業種を見ればよくわかります。
今日は農業で考えてみます。
私の住む地方は昔は農業しか生活の糧がなかったのですが、田を作れるような平坦地ではありません。
山間部の急傾斜地です。
このような困難な場所で農業しかできないとしたら、あなたはどうしますか?
この地方で盛んにおこなわれていたのが、葉タバコの栽培です。(昭和40年代まで)
タバコは専売公社の許可が下りた農家しかできない栽培種目で、できた作物は自動的に公社が買い取る仕組みでした。
作業の夏の炎天下になりますが、確実に売れるというメリットがありました。
タバコの栽培が下火になりかけたころ、県や農協が推奨したのが梅の栽培です。
その後で栗も推奨されましたが、梅の栽培を手掛ける農家ははやばやとそれをやめました。
栗は比較的長く栽培されました。
同じ果樹でありながら、どうして梅の栽培は続かなかったのでしょうか?
それは収穫時期が違うことが大きな原因です。
梅は6月で、栗は9月から10月です。
梅の収穫時期は短く6月は蒸し暑く、意外とたいへんでした。
それに対し栗は収穫時期が長く、ゆっくり収穫できました。
後、意外な要因もあります。
6月は雑草が生える時期なので、梅の収穫と平行して草取りもしなければなりません。
これが忙しさに拍車をかけるのでした。
それに対し秋に収穫できる栗は、雑草取りがありません。
県や農協が推奨した梅や栗でしたが、実際にやってみて初めて栗の方がこの地方には適しているとわかりました。
しかし急傾斜地での果樹の栽培は大変重労働でした。
そのため、栗の栽培も農家の高齢化が進む以前にやめる農家が続出して、結局廃れました。
最後に推奨されたのは、お茶でした。
お茶は収穫が機械化でき、短時間に収穫出来て、雑草が増える以前の5月初めに作業が終わる利点があります。
さらに梅や栗に比べて、大きな利点があります。
それは「軽いこと」です。
それゆえに高齢化が進んでもお茶の栽培は続けられています。
そしてそのお茶農家では、大きく儲けを伸ばした農家がありました。
どういう農家だと思いますか?
それは製茶工場の経営に乗り出した農家です。
製茶工場であるなら、自分でお茶の栽培をしなくても他の農家がお茶を持ってきて、それの加工費を稼ぐことができるので、自分の畑の面積に収入が縛られないのです。
ここに起業のヒントがあります。
世の中の変化に合わせて、人がやらないことを始めるのが成功のカギになることが多いのです。
他にもこういう農家がありました。
この方は89歳で亡くなるまで栗の栽培を続けました。
根っからの農業が好きな老人でした。
自宅から10キロぐらい離れた急傾斜地を購入して、広大な栗畑にしたのです。
そして小型油圧ショベルでコツコツと作業道を作り、キャタピラ式の運搬車が通れるようにしました。
つまり梅や栗の栽培の欠点であった、重いということから逃れられる仕組みを創ったのです。
それができたのは、収穫の一部から投資に回すお金を残したからです。
多くの農家では収入があったらそれを使い果たしてしまい、新しい工夫のために使うとか、機械を買うとかそういうことをしませんでした。
ただ漫然と、県や農協のいうことに従うだけだったのです。
そういう農家は高齢化が進んだり、作物が売れなかったりするとすぐに苦境に立たされました。
つまりこれはアリとキリギリスの話と同じです。
また農家はずっと、販売は農協任せでした(タバコは専売公社)。
そのため「売る」と言うことの重要性を理解できませんでした。
作物を作れば自動的に買い取ってくれるというのが農業のイージーさだったのですが、それが農家の合理化・機械化のような近代化を遅らせました。
つまり「売る」と言うことの重要性を理解できないことは、「近代化」できないということなのです。
逆に言うと「売る」と言うことの重要性を理解できれば、なんでもやっていけます。
というのは詐欺というのは「売る」という技術だけで、商品は無いにも等しいものを売る行為だからです。
農業は廃れつつあるのに、詐欺はますます発展・進化しています。
「売る」と言うことの重要性を理解できれば、なんでもやっていける証拠です。
農家にはビジネスに最も大切な、「売る」という視点が育ちませんでした。
これが地方で農家が衰退した根本的原因です。
農業というと多くの人は白菜やキャベツを作ることを想像すると思いますが、それが出来るのは大消費地に近い場所だけです。
私の住むような地方、それも急傾斜地では、そういう急速に傷む作物は売ることができないのです。
ここであなたにクイズです!
この文章に登場した作物、タバコ・梅・栗・お茶ですが、共通点があります。
それは何だと思いますか?
・・・・・・
答えは白菜やキャベツのような作物で無く、必ず加工してから製品になるという農産物だということです。
その中でも優れているのは、タバコとお茶です。
なぜなら加工後は腐る恐れもなく、長く保管していられるから流通に煩わされることがありません。
また軽くても値段が高いので、お金になりやすいのです。
しかも梅・栗は毎日食べなくても平気ですが、タバコとお茶は日々の確かな需要があります。
こう考えると、どういう作物を栽培するかという初めの見極めが大事だとわかります。
またまたクイズです。
タバコ・梅・栗・お茶と似たような形態の有名な作物は、何でしょうか?
答えは最後にあります。
また同じことをしても、収入の一部を再投資して機械化・合理化をすることが大切だとわかります。
もっとも重要なのは、「売る」と言うことの重要性を理解することです。
あなたが起業・副業するとしても、ここで述べた視点は非常に大切だと思います。
※他人の事だとよく視える
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