あなたが持つ政治に対する不満の正体とは?
2021/10/02
不満の正体とは?
精神工学研究所メルマガ別冊
日本がマフィア化しています。
その原因には、多くの人が今の収入に不満があったり、将来に対する不安があるのですが
政治がそれを上手く受け止めていません。
1・犯罪の増加
ここ20年増加した犯罪は経済事案、特に詐欺事件でしょう。
詐欺を起こす若者は、金を持った老人からお金を取るのはそれほど悪いことではないと思っているようです。
例えば、オレオレ詐欺などでは、孫だと言えば200万・300万のカネはすぐに出すのですが
それは裕福な老人だから、という論理です。
もしこれが、生活保護ギリギリのようなおじいちゃんおばあちゃんだったら、心が痛むのでしょうが、そうではない老人からお金を取っています。
それでも自分は安全なマンションの一室などで、犯行に及んでいるのです。
相手の顔を見ないで行える犯罪ですので、心が痛みません。
まるでドローン攻撃のような感じです。
2・なぜ心が痛まない若者が増えたのか?
それは「若者」だからです。
若者VS老人という構図で社会を見ているためです。
この場合、老人が「裕福な老人」である場合、必然的に対極にあるのは「貧乏な若者」になります。
そして「貧乏な若者」になった原因は、先の世代が貪欲に社会の富を手に入れたせいだと感じるのです。
だから「裕福な老人」は悪であり、そうであるならカネをまきあげてもいいという論理を潜在心理で持っています。
一種、鼠小僧や遠山の金さん的な心情だと言えます。
これを一種の「言い訳」とできるから、オレオレ詐欺になどに加担して胸が痛まないのです。
3・ネットが造る幻想
この裏には、ネット社会の広がりがあります。
確かに悪辣な老人が社会のお金を独り占めしている構造があります。
それはイメージで言うと、漫画カイジに出てくる帝愛グループの総裁のようなものです。
しかし本当のお金を独り占めしている老人は、例えばソフトバンクの孫正義氏です。
若者文化をよく理解し、それに合うCMをつくる老人が社会の富を独り占めしています。
田舎暮らしの「孫だと言えば200万・300万のカネはすぐに出す」お年寄りが、帝愛グループの総裁と同じでしょうか?
私たちは、ネットの普及やテレビの扇動により、社会悪の存在を意識せざるを得ません。
しかしそのような社会悪は幻想にすぎません。
日本中探しても、帝愛グループの総裁はいないのです。
それゆえ、帝愛グループの総裁から政治資金を受け取る政治家もいません。
しかし、さも居そうに記事を書くのが、マスメディアです。
考えてください。
漫画カイジに出てくる帝愛グループの総裁のような、誰にでもわかる「悪」がいるなら世の中はかんたんになります。
毒蛇に喰われたくないなら、毒蛇のいる場所を知っていて、そこへ行かなければいいのです。
誰にでもわかる「悪」がいるなら、毒蛇を避ける知恵と同じで、そこへ行かなければいいのです。
しかし、世の中はそう単純ではありません。
まとめ

誰にでもわかる「悪」がいると信じる気持ちが、田舎暮らしの「孫だと言えば200万・300万のカネはすぐに出す」お年寄りならだましてもいいと思う心理を生みます。
そしてそういう心理を持ってしまった若者が、オレオレ詐欺を行い「社会悪の存在」になっていくのです。
ダース・ベイダーの誕生みたいな話です。
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