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十三回目記憶術方法4回連続日本一の池田義博さんの本を超える方法

      2021/05/04

記憶術の方法

記憶にも種類があります。

プライミング記憶と言う、メンタリストダイゴさんが使っていた記憶があります。

これを使ったこれまで知られていない記憶術を公開します。

目次

1.記憶術の方法 メンタリストダイゴさんが使っていた手口

2.記憶術の方法 プライミング記憶の不思議

3.記憶術の方法 プライミング記憶術の秘密

私が書いています。

・長年のマインドフルネス瞑想を行った

・その結果リアルタイムで脳の動きがわかるように

・それを使った記憶術を開発

 

1.記憶術の方法 メンタリストダイゴさんが使っていた手口

メンタリストダイゴさんがテレビ出演していた時、お笑いタレントを操作して好きなように操る技を説明します。

人の潜在意識にあるプライミング記憶を使います。

プライミング記憶とは、あるきっかけである数字を思い出すような時に使う記憶です。

難しくありません。

「白雪姫」「こびと」と言うと、多くの人は「7」と言う数字を思い出します。

「不吉」「ゴルゴ」というと「13」です。

これは無意識に起こります。

メンタリストダイゴさんが使っていた手口は番組でお笑いタレントに「6」を選ばせたいとき、無意識に「6」ばかり目に入るように仕掛けるのです。

例えば控室の部屋番号が6号室だったり、その部屋に置かれたキャンディーの数が6だったりというようなことです。

人はこういう風に6を最初に見せられると、無意識に「6」を選んでしまいます。

メンタリストダイゴさんが使っていたのは他に、「7なんか選ぶ人は多いですね」と言って、7を選ばさないようにする手口です。

ダイゴさんが使っていたのは、プライミング記憶という無意識を操る方法です。

これを応用すると、強力な記憶術ができます。

2.記憶術の方法 プライミング記憶の不思議

記憶には短期記憶と長期記憶があって、長期記憶はさらに四種類に分かれます。

プライミング記憶は下から二番目で、比較的原始的な記憶になります。

人の記憶は原始的である方が、強力です。

例えば自転車の乗り方は手続き記憶という、体が覚えているという記憶ですがこれは何十年経っても忘れません。

これに近いのが、プライミング記憶です。

そしてプライミング記憶は潜在意識にあるので、面白いことが行えます。

面白い?

次の文章をお読みください。

一週間は月火水木金土日です。

または、日月火木水金土です。

間違いに気づいたでしょうか?

日月火(木水)金土で、水曜と木曜が反対になっていたのです。

これは先に正しい一週間の順番を見せられたので、後の方も同じだと勘違いするために起きる現象です。

こういう勘違いを発生させるのが、プライミング記憶です。

では、次の文を読んでください。

むかしむかし

お爺さんとお婆さんがいました

お爺さんは山へ柴刈りに

お婆さんは川へ洗濯に行きました

お婆さんが洗濯していると川上から大きな桃が

どんぶらこ どんぶらこ と流れてきました

むかしむかし

おじいさんとおばさあんがいました

おじいさんはやまへしかばりに

おばあさんはかわへせたんくにいまきした

おばあさんがせたんくしているとかみかわからおおなきももが

どんぶらこ どんぶらこ となれがてきました

下のひらがなで書いている文は読み返すといくつも単語の文字の順番が間違っていることに気づきます。

でもあまり違和感はなかったのではないでしょうか?

じつはプライミング記憶が発動すると、単語の文字の順番が間違っていても問題なく読めるのです。

その時は、「最初の文字」と「最後の文字」が合っていれば、プライミング記憶は「あの単語だな」と勝手に判断しているのです。

そしてこれは原始的な脳の働きですから、とても強力です。

周辺記憶を刺激すると中心を思い出せる

これを応用すれば、記憶がかんたんになります。

例として英単語記憶術を創ってみましょう。

3.記憶術の方法 プライミング記憶術の秘密

英単語で大人の日本人が覚えやすいのは、カタカナ英語です。

例えばultra(超)は英語的発言では「アルツゥラ」みたいな感じですが、私たちは「ウルトラ」と言う方がなじみ深いです。

そして「ウルトラ」から、ultra(超)を思い出し、そこから「アルツゥラ」みたいな発音につなげることができます。

そこでこれと同じようなことを、他の英単語でも行ってみましょう。

exhale(吐き出す)

カタカナ英語だと、「エックスヘイル」

覚え方

(吐き出す)「エック○ヘ○ル」これで言えたら

(吐き出す)「エッ○○ヘ○ル」

(吐き出す)「エッ○○○○ル」

(吐き出す)「エ○○○○○ル」

(吐き出す)「エ○○○○○○」

と言う風にしていきます。

最終的には、(吐き出す)の単語と聞いたとき、初めの言葉「エ」が思い出せるようにします。

「エ」が思い出せたら、かなりの確率で全部思い出せるようになるでしょう。

記憶術の方法 まとめ

 

1.記憶術の方法 メンタリストダイゴさんが使っていた手口

控室の部屋番号を「6」にした

 

2.記憶術の方法 プライミング記憶の不思議

きっかけで思い出せる

「ウルトラ」「ラッキー」と言うと、多くの人は「7」と言う数字を思い出せる

3.記憶術の方法 プライミング記憶術の秘密

(吐き出す)の単語と聞いたとき、初めの言葉「エ」が思い出せるようにする

これは英単語だけでなく、歴史のようなもの、法律用語などでも使える

プライミング記憶は文字だけでなく、他の五感でも発動する

例えばそれを覚えた時の部屋の感じとか、香水の匂いなどでも思いだせる

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精神工学研究所 山西 茂

筆者についてwatashi

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のDVDの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のDVDを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

25年以上の瞑想の結果、自分の脳がどういう機構で動いているのかをリアルタイムで観察できる技術を身に着ける

それを使って記憶術などを分析、これまでの記憶術講師が知らないことを発見した。

脳科学の研究を40年、書籍代は1237万円を超えた

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

 

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