精神工学研究所

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なぜアイドルは巨乳になったのか? 恐ろしい理由とは

   

昔の日本人女性は

 

 

貧乳でした。

そしてそれが普通であって、巨乳はむしろ恥ずかしいとか、なんとなくそういう感じ方がありました。

それがある事件をきっかけに、貧乳は恥ずかしいみたいな風潮に変わりました。

世の中を大きく変えた「事件」がきっかけだったのです。

その「事件」とはいったいなんでしょうか?

意外な犯人にあなたは驚くこと、間違いありません。(文中敬称略)

 

アイドルと言えば松田聖子

 

 

1・貧乳アイドルの時代

 

女性アイドルというのはテレビの隆盛によって誕生したと言って、間違いないでしょう。

それ以前に女性アイドルのような地位を占めたのは、映画女優です。

吉永小百合や酒井和歌子といった、清楚な美人が女優の典型であってもちろん「貧乳」です。

やがてテレビの歌謡番組が次第に人気になり、映画女優に代わって若い女性歌手が台頭します。

天地真理・南沙織・小柳ルミ子の三人娘。

そのすぐ後に、森昌子・桜田淳子・山口百恵の中三トリオが人気を博します。

この中では桜田淳子が正統派アイドルと言える路線でしたが、たびたび水着グラビアを出しています。

それをみると非常に細い体で、お世辞にも巨乳とは言えません。

ピンクレディーも過激さが売りでしたが、どちらかというと貧乳です。

 

桜田淳子と同じ事務所から売り出した女性アイドルが、松田聖子です。

最初に売れた女性アイドルとして事務所が〇田〇子の芸名にこだわった結果、松田聖子になりましたが本名は蒲池法子さんです。

彼女も貧乳ですが、トップアイドルとなりました。

この時代に豊乳のアイドルと言うと榊原郁恵ぐらいしか思い浮かびません。

 

そして1982年にデビューした女性アイドルは非常に人気者が多かったということで、彼女らは「82年組」と呼ばれています。

中森明菜、小泉今日子、松本伊代、早見優、堀ちえみ、石川秀美らがいます。

松田聖子、河合奈保子、岩崎良美、柏原芳恵、三原じゅん子、こちらは80年組です。

この中で巨乳だったのは、河合奈保子と柏原芳恵ぐらいでやはり少数派でした。

しかし、あることが起きて、女性アイドル芸能人に激震が走るのです。

 

デビューしたての中森明菜

2・家庭用ビデオレコーダーの誕生

 

1976年(昭和51年)10月31日、日本ビクターがVHS第1号ビデオデッキ(品番:HR-3300)を発売、当時の金額で定価25万6000円。

1977年(昭和52年)には松下電器が普及型のVHSビデオデッキ「ナショナルマックロード」を発売し、VHSヒットのきっかけにもなりました。

パナソニックの戦略

「VHSは高画質化よりも長期耐久性や再生互換性を最重要視する設計の規格で、レンタルビデオ市場やセルビデオ市場を創造した。

また関連会社の資金提供で映画やAV作品などのタイトルを豊富に作らせ、セルビデオソフト店が無かった黎明期は大手電器販売店の近所に作ったアンテナショップで販売した」

1980年初めごろ、まだ高価だったビデオレコーダーが家電安売り店で10万円という低価格で販売されているのを観て、仕事帰りに往復二時間かけて買いに行ったという男の話を聴いたことがあります。

当時の若い男性は、ビデオレコーダーが欲しくてたまらなかったのです。

その主な用途は、二つでした。

1.テレビ放送される洋画の録画

2.芸能人水泳大会の録画

 

当時映画のビデオテープは一万円以上しました。

しかしレンタルビデオ店が急速に普及して、映画はレンタルして観るものになっていきました。

もうひとつレンタルビデオでの楽しみと言えば、エロです。

AV(アダルトビデオ)と呼ばれたポルノ作品が大量に制作され始めたのです。

するとAVの中にカラミのない、裸を見せるだけの若い女性モデルが登場しました。

いわば「清純派」AV女優です。

彼女らのAVは大人気になり、中年の男もこぞってレンタル店に通うようになったのです。

そうなると、アイドル歌手には受難の時代が来ました。

85年にデビューしたのは、斉藤由貴、本田美奈子、松本典子、中山美穂、芳本美代子、浅香唯、南野陽子、石野陽子、佐野量子、岡本舞子、若林加奈、志村香らです。

中森明菜、小泉今日子、松本伊代、早見優、堀ちえみらに比べると、小粒という感じです。

なぜでしょうか?

 

 

 

3・女性アイドルの宿命

 

つまりテレビの歌謡番組創成期から絶頂期の女性アイドルには、ふたつの要因が求められていたのです。

1.歌手としてのファクター

2.エロ需要を満たすファクター

 

もちろんエロ需要はあからさまにそうとは言われませんでしたが、毎年夏になると必ず芸能人水泳大会が放送されたことからもこれがわかります。

ところが家庭用ビデオレコーダーが普及したことで、男性のエロ需要は急速にAV女優に移ってしまいました。

このためアイドルが売れない冬の時代が来たと考えると、納得できます。

その後80年代後半におニャン子クラブの時代が来ましたが、おニャン子クラブはエロいことも厭わない女性の本音を前面に出していたのがこれまでのアイドル像とは異なる部分でした。

つまり「うまくいけばヤレるかも」と思わせる部分がウケたというのがありました。

 

その裏にはAVで脱ぎまくる若い女性を見た男たちが、かつての清純派アイドルとは造られた幻想だと気づいたからだと思います。

そして清純でない女性に求めたのは、豊満な肉体であって、ここから巨乳需要が急速に高まったと考えられます。

そのころ女性歌手でもない、しかしAV女優ほど過激でない、グラビアアイドルという新しい形態が登場したと記憶しています。

グラビアアイドルは巨乳を武器にしていました。

そして落ち目になるとAVに出演するという、お決まりのコースをたどりました。

 

小池栄子とMEGUMIよく似てる

 

 

まとめ

 

じつは家庭用ビデオレコーダーという電化製品が、女性芸能人の生態を大きく変えてしまったのです。

それは社会現象でもあり、日本人男性の女性観をも変えてしまったのです。

一方で、女性用AVはほとんど登場しなかったので、女性向けの芸能人は昔のままの部分が残されました。

つまり、若い男性芸能人はエロ要素を併せ持つ必要があったのです。

そういう日本の芸能界でジャニーズ事務所が独り勝ちできたのは、おそらく若い男性芸能人がエロ要素を併せ持つ必要があったことと無関係ではなかったでしょう。

それが日本の「カッコイイ男性像」をひずませた可能性が大いにあります。

かつての三船敏郎のような「男らしい男」が敬遠されるいびつな社会になった原因だと思われます。

さて現在スマートフォンが家庭用ビデオレコーダーをはるかにしのぐ普及を見せています。

この機械が、新しいいびつさを日本社会に招くことでしょう。

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