現代人がこころの不調に悩むのはこれが原因かも?
21世紀になって
ますます心の不調を訴える人が増えてきたように思います。
それは大人だけでなく、子供にも言えることで
例えば、小中の不登校児は増加する一方です。
都会だけの問題だけでなく、田舎の小中学校でも不登校児が増えています。
全校児童の10%近い割合のところもあるそうで、いったい何が原因なのでしょうか?

1・昔の子供
私の子供時代は学校にプールがなかったので、夏になると川で泳いでいました。
川と言っても上流域の川でありながら川幅は40メートル近いところもあったと思います。
水深も深いところは10メートルぐらいあったと記憶しています。
そうでありながら浅瀬は急流で、水流が多かったので危険な川でした。
2年に一回ぐらいは犠牲者がでるような川でしたが、小学生の時からそこで遊んでいました。
今でも覚えていますが、一緒に遊んでいた小学校5年ぐらいの女の子がおぼれたことがありました。
その時は上級生の男の子が助けて無事だったのですが、一歩間違えれば大変な事故でした。
他にも夏の天候の急変で土砂降りと落雷にあったことなどありました。
しかし大きな川なので、夕立ぐらいでは増水することはありませんでした。

2・子供時代の思い出
何がいいたいかと言うと、人生の初期(つまり子供時代)に出会う「敵」の話です。
「敵」というのはここでは自分にとって危険な存在という意味で、昔の子供の場合おぼれる事故とか雷とかでした。
台風も恐ろしい「敵」でした。
現代はそういうものはほとんどなくなって、自然の脅威にしょっちゅう触れることは田舎でもなくなりました。
むしろ田舎の子供の方が車で送り迎えするので、自然を感じることが少なくなっているかもしれません。
子供時代にそういう生活になると、人生の初期に出会う「敵」はどういう存在なのでしょうか?
虎や狼に襲われることが原始人にとっては脅威でしたが、現代ではそういうことはあり得ません。
そうなると人生の初期に出会う「敵」は「人間」にならざるを得ません。
そして子どもの数が減って、子供同士の濃密な人間関係が無くなっている現在では、最初の敵に出会うまでに免疫がつくような活動は望めないといっていいでしょう。
免疫がつくような活動とは幼児時代に経験するケンカや諍いです。
そういう体験なしに、いきなりいじめのようなことを経験するのが、今の子供たちの人生で初めて出会う「敵」であることも多いと思います。
子供同士助け合わないと生きていけない環境

3・人間が「敵」
昔の子供のように人生で初めて出会う「敵」が川でおぼれることだったり自然現象だったりすることの方が、動物としての人間にとって自然なことだと思います。
つまり「敵」が自然現象だったり虎や狼だったりする方が、自然な育ち方になると思います。
それに対し人生で初めて出会う「敵」が「人間」の場合は、その人の情緒に大きなゆがみをもたらすことがあると思います。
人生で初めて出会う「敵」が「人間」の場合は、それ以降の人生で「敵=人間」という構図を常に意識しなければならないということになります。
そういう人生の構えを持ってしまった子供が成長して大人になり、都会という人間が濃密な場所で暮らすというのは、とてもストレスが多いことになりかねません。
そしてそういうストレスを抱えることが多い人が、まさか自分の深層心理に「敵=人間」という構図があるとは夢にも思わないでしょう。

まとめ
現代は便利になり、安全になったがそれゆえに、動物としての人間にとって不自然な育ち方になりました。
不登校児の増加は、それが原因になっている可能性もあると思います。
※現代人は皆、「人を見たら泥棒と思え」
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