なぜプーチンはウクライナ戦争を始めたのか?戦争の終わりの始まり
ロシアがウクライナに攻め込みました。
なぜプーチンはウクライナに攻め込むという暴挙を始めてしまったのでしょうか?
1・プーチンの犯した間違い
2・プーチンの終わりなのか?
3・専門家たちはなぜ間違うのか?
4・知らないとヤバいこととは?
今一体何が起こっていて、どこへ向かうのかがわかります。
1・プーチンの犯した間違い
プーチン大統領は宣戦布告なしにウクライナに軍事攻撃したとして、世界中から非難を浴びています。
本当はウクライナ国内の傀儡政権が攻撃されたことにして、そこから救助を要請されたことにして開戦のきっかけにしたかったと言われています。
しかしアメリカの当初の対応を読み間違えて、結局勇み足気味に戦争を始めてしまったということらしいです。
そのため、国連の会議や国際世論でもロシアが一方的に非難される状態になっています。
またプーチン大統領はさっさとキエフを占領して、3日ぐらいで戦争を終わらせたかったと思われます。
しかしソビエト時代のロシアに強い恨みを持つウクライナ国民は、徹底抗戦する構えだと思われます。
ソビエト時代に餓死したウクライナの子供たち
ロシアは戦況に対しフェイクニュースを流しています。
開戦二日目にキエフにロシア軍が攻め込んですぐに陥落するだろうと言われたのは、フェイクニュースだったようです。
今はスマホがあれば個人個人が「放送局」になれるので、こう言う嘘はすぐにばれるようになりました。
逆にロシア軍の弱体化ぶりがスマホで撮影されて流されるようになれば、ウクライナ軍を勢いづかせることでしょう。
まるで映画「インディペンデンス・デイ」のようなことが起きるかも知れません。
ロシア軍は時間が長引けば長引くほど不利になって行くようだと、26日になって報道されるようになりました。
なぜプーチンはこのような行動に出たのでしょうか?
冷静に考えれば、無理な行動だったとわかるはずだという声が上がっています。
プーチンには「切り札」がある
2・プーチンの終わりなのか?
有名な言葉で「ゆでガエル現象」というのがあります。
カエルを鍋に入れて水から徐々に熱していくと、熱湯になる前に飛び出すタイミングを失うので、ゆでられて死んでしまうという比喩です。
人間が結論をだせずにずるずると決断できずにいると、取り返しのつかない事態になることを「ゆでガエル現象」と言います。
私は「逆ゆでガエルシンドローム」というのが、独裁者にはあるのではないかと考えています。
習近平やプーチン、金正日、金正恩、あるいはヒトラーのような独裁者は、「逆ゆでガエルシンドローム」を発症していた可能性が高いのではと思います。
これは「まだ起きてもいないことをあれこれと心配する症状」をいいます。
金正恩が夜明けの日本海にやたらとミサイルを撃つのは、「まだ起きてもいないことをあれこれと心配する症状」だからと考えると納得できます。
今回のプーチンの行動が「逆ゆでガエルシンドローム」であるとするならば、国際的に非難を受ける可能性が非常に高い暴挙にでた説明ができやすいのではないでしょうか?
プーチンがすべてを理性的に、計画的に行う人であるなら、今回の行動はしなかったはずだと多くの人は考えています。
※プーチンはこんな人
オリガルヒ ( oligarch) とは、ロシアやウクライナ等旧ソ連諸国の資本主義化(主に国有企業の民営化)の過程で形成された政治的影響力を有する新興財閥。
ソビエト時代にアメリカのCIAに相当するKGBのトップだったのが、プーチンです。
ソビエト崩壊時にソビエトの資産や機密情報を持ち出した火事場泥棒的な人物がプーチンであって、その時の資産や機密情報が力の源であると言われています。
そしてプーチンこそがオリガルヒのラスボスであって、彼の総資産は20兆円以上と言われています。
ロシア国民は絶対的富裕層であるオリガルヒを憎んでいる人が多く、可能ならばロシア社会から排除したいはずです。
しかしソビエト時代の秘密警察的なやり方で、オリガルヒはロシア国民を抑え込んでいました。
今回のプーチンのウクライナ戦争開始で、ついにロシア国民が決起する可能性も高くなってきたようです。
3・専門家たちはなぜ間違うのか?
ウクライナ戦争開始前夜にテレビのコメンテーターには、ロシアが侵攻する可能性は低いという人もけっこういました。
しかし、日本国民の中にはそれと反対の予想をする人も多かったと思われます。
つまり「専門家」より、一般市民の方が正しい判断をしていたわけです。
その理由のひとつは、「専門家」の情報源がタス通信のようなロシアの通信社・放送局だからです。
ロシアはそういう通信社・放送局を使ってフェイクニュースを流しているので、それを昔の様に信じている人は現実を見誤ります。
反対に今はYouTubeで現地の市民が生で状況を伝えています。
それを見ると、ロシアがキエフを制圧したと言っているが、それはウソであるとわかるのです。
「専門家」たちは細かいディテールを見て、こうなっているはずだ、と判断することが多いものです。
しかしそれは言ってみれば、「うまくやれば川の流れを逆流させることができる」と言われて、その部分だけの映像を見せられているのに似ています。
そういうこと知らない素人であっても、全体を見ることができれば「海から山へ川が流れることはない」とわかります。
全体を見ることができれば、決してあり得ないことがわかります。
専門家は専門分野を見るがために、フェイクニュースに引っかかりやすくなるのです。
専門家と一般大衆の見方が正反対のことが多くなっていますが、専門家が必ずしも正しくないことが多くなってきたように感じます。
ふつうに考えれば、キエフを守ろうとする市民や軍が、やすやすとロシア軍に負けてしまうことはないだろうと想像できます。
最後の最後まで、妻や子供、家族を守ろうとしない国民はいないと考えれば、「海から山へ川が流れることはない」とわかります。
まとめ
4・知らないとヤバいこととは?
ある程度今回のウクライナ戦争の展開が素人にもわかっていたということは、本当の「専門家」にはとっくの昔にわかっていただろうと考えて間違いありません。
テレビでたわごとを言う「専門家」ではなく、本当の「専門家」がいるのです。
それは戦争で大儲けしようと企む「死の商人」と呼ばれる武器商人だったり、国際的投機資金などです。
彼らは今回のような動乱が起きそうな地域を常に監視していますし、場合によっては動乱が起きるように誘導することもするでしょう。
だから今回のウクライナ戦争は予見されていたし、「ウクライナ戦争の後」もどうするか、画策していると考えて間違いありません。
プーチンが世界の舞台から排除されることも予見して、新しい金儲けを考えているでしょう。
そして彼らが、「死の商人」であるためには、新しい戦争が必要です。
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