精神工学研究所

マインドフルネスからの記憶術

*

コロナで不安になる⇒怒りが溜る メカニズム解説

      2021/01/06

どうなるんだろうと不安

女子大生

この時期、またコロナが再流行していますね。

最流行です。

コロナでしたいこともできない時、いったいどうなるんだろうと不安になりますね。

不安がとことんまで行くと、怒りに変わる人がいます。

そしてそういう人がどんどん増えているのです。

これを知らないと、「突然怒る人」の標的にされるかも?

その前に笑い話でなごんでください。

たった一つのステップで不安を取り除ける方法「ギューストン体操」一分間瞑想

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車の中で、新米刑事とベテラン刑事が会話していました。

「先輩、世界一こわいクイズです。

やりますか?」

「お、おう!すこーしもこわくないわ」

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「先輩、古いっすね。

いきます。

同棲していた彼女から別れを切り出されました。彼女が買った家電や箪笥は全部持って行くと言います。

そして彼女が言いました「私枕が変わると眠れないから、これも持って行くわ」

男はひきつって、それだけはやめてくれと言いました。なぜでしょう?」

「え?枕だろ。彼女の匂いを嗅ぎたかったから?」

「ブブー、正解は

彼がいつも腕枕をしてあげていたから」

「おいおい、腕を切ってもっていっちゃうのかよ!」

「次っす。

おばあちゃんが痴呆になった。危ないので お父さんが我が家に引き取る事にした

昼間は お父さんは仕事 私は学校があるので おばあちゃんの世話はもっぱらお母さんの仕事だ。

几帳面で面倒見のいいお母さんは文句も言わずに一生懸命 世話をしていたが毎日大変そうだ。

「ご飯が出来たから 起こしてきてくれる?」

2階にあがり おばあちゃんの部屋をのぞくが・・・誰もいない

「おかしいなぁ」また徘徊癖が出たのかと 私は部屋の窓を開けた。

窓の外には 転落し横たわったまま 動かないおばあちゃん(死んでいた)

私は急いで救急車を呼ぼうとしたのだが・・・躊躇した。

なぜ思いとどまったのでしょうか

「おいおい、おれは刑事だぜ」

「さすが先輩っす」

「事故や自殺なら、窓は開いているはずだから」

今日も(現実世界では)事件は起きなかった。

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講師は自分を「老師」と呼ばせたがった。

風貌も白髭で長髪の仙人風だったから、そう呼ぶにやぶさかではない。

老師「今日の話は「感情と理性の綱引き」じゃ。

「つまりこれって、漫画なんかでよくある「悪魔の自分と天使の自分」みたいなものでしょうか?

自分の頭の横に「悪魔の自分と天使の自分」がいて、綱引きしているみたいな」

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「それに近いが「悪魔の自分と天使の自分」の場合は、どちらも感情である場合が多いのう」

「あ!そうですね。じゃあ「感情と理性の綱引き」とはなんでしょうか?」

「うむ!結論から言おう。

「感情と理性が綱引きする」と、必ず感情が勝つのじゃ!」

「え?そうなんですか。だいたいそうだなとはわかりますが、

必ず感情が勝つのですか?」

「そうじゃ。これは反応速度の違いなのじゃ。ダニエル・カーネマンというノーベル賞を受賞した心理学教授は

「ファスト・アンド・スロー」という本を書いている。

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題名だけを見ると意味が解らんが、感情がファスト(速い)で、理性がスロー(遅い)という意味なのじゃ」

「どういうことでしょうか?」

「感情、特に恐怖とか怒りのようなネガティブな気持ちを発生させる場所は、脳の大脳辺縁系というところじゃ。

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これはネズミのような動物の脳でも発達している、いわゆる原始的な脳なのじゃ。

それに対し論理的思考は、大脳の前頭葉で行われる。こっちは人間が特に発達している、つまり新しい脳なのじゃ」

「新しい脳の方が遅いのですか?」

「そうじゃ。なぜならネズミのような動物の脳から進化して、人間の脳になった。基本は変わらんのじゃよ。

それはちょうど、最初の自動車が4輪車だったから、今も前後二つずつの車輪は同じというようなものじゃ。

そして原始的な動物(哺乳類)に論理的思考はない。あるのは感情だけなのじゃ」

「だから、感情の方が優先されるのですか?」

「パソコンでもそうじゃろ?論理的思考とはいわば複雑なプログラムのようなものなのじゃ。現代の高速パソコンでも演算結果がでるまで数秒かかるアプリがある。

あれが昔のパソコンだったら、一時間ぐらいかかったじゃろう。これと同じで、脳の論理的思考というのは感情に比べてすごく遅いのじゃよ」

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「それが何か悪影響があるのですか?私の人生に」

「あるある、大アリクイじゃ!

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例えば電車の中で大音量で音楽を聴いている人に注意して、相手がキレるとするじゃろ。

その時、相手が感情的だとそれを見たこちらの脳も感情的になるのじゃ。これはミラーニューロンの働きじゃの。

先も言ったように感情の働きは素早い。じゃからケンカになるのじゃ。

ところが冷静に考えると、殴り合いするほどの問題ではないことがわかる。その場を離れればいいだけの問題だったとわかるのじゃが、

後の祭りじゃ」

「なるほど!」

「コロナウイルスを怖れるあまり、この電車の中のケンカみたいな感情的いさかいが増えておるのじゃ。

シニア

冷静に考えれば、「そんなことでウイルスが移るか?」というようなことでも、不安心理で恐れるのじゃ。

コンビニで並ばないと怒る中年男性。釣銭の渡し方が悪いと激怒する老年。

恐れるというのは、脳の怖れを発生させる部分の血流が増大するということじゃ。そうなると論理的思考する部分の血流が少なくなる。

つまり感情的になると、ますます感情的になり、冷静な判断が出来なくなるメカニズムなのじゃ」

「感情的になると、ますます感情的になる。

それって脳の血流の問題だったんですね」

「そうじゃ。そして脳の血流が増した怖れを発生させる部分が「怖ろしい」というホルモンを造るのじゃ」

「「怖ろしい」というホルモン?」

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「そうじゃ。これはノルアドレナリンというものじゃ。他にもコルチゾールというホルモンなども出る。

例えばコルチゾールの過剰分泌は人体に危害を及ぼす。

********

ストレスによって分泌が亢進される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊・高血圧・糖尿病をもたらす。

————

ノルアドレナリンは逃避反応を生じさせて、心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させる。

過剰に分泌されると心臓病・高血圧の原因となる

*******

つまり恐れが、不安になり、不安であるから闘争的になるのじゃな」

「慢性的な恐れが不安だというわけですか?不安だと胸がドキドキしますが、あれはホルモンの働きなのですね」

「これは危険が迫っている時に逃げようとする動物の働きなのじゃ。じゃから筋肉を動かすために心臓の働きを上げるからドキドキするのじゃ。

しかしのう、現代の社会ではそういう物理的危険と違うから、筋肉を使っても危機から逃れることはできんじゃ」

「そうですね!新型コロナ肺炎から逃げるのは、肉食動物から逃げるのとはわけが違いますから」

「しかし人間の基本的機能は、肉食動物から逃げる仕組みのままなのじゃ。

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おまけに肉食動物から逃げる仕組みが働くと、論理的思考ができなくなるのじゃ」

「それで、ギスギスした人が増えているのですね」

サラリーマン

「そうなのじゃ。テレビなどで、冷静な行動をしましょうと呼びかけても効き目がないのはそのためじゃ。

店頭からマスクが消えたり、消毒液が消えたりしたのは感情的行動に振り回されたからじゃ。トイレットペーパーなんかは全然関係がなかった」

「そうですね。今の社会は感情的な人が増えていますね」

「さて、もっと恐ろしいことを言わねばならん」

「もっと恐ろしいこと?」

(ごくり)

 

「恐怖の感情はノルアドレナリンが造りだすのじゃ。

それに対し、怒りの感情はアドレナリンが造りだす」

「ノルアドレナリンとアドレナリン。言葉がすごく似ていますが?」

「そのとおり、このふたつは分子構造が良く似ていて、しかも快楽物質ドーパミンとも構造が似ているのじゃ。

******

アドレナリン(エピネフリンともいう)

交感神経が興奮した状態、すなわち「闘争か逃走か (fight-or-flight)」のホルモンと呼ばれる。

動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった状態に相当するストレス応答を、全身の器官に引き起こす。

L-チロシンからL-ドーパを経て順にドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンと生合成される。

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*********

これがどういうことかというと、人が恐怖や不安に長くさらされるとノルアドレナリンからアドレナリンが生成されるのじゃ。

これは怒りのホルモンじゃ」

「つまりコロナで不安になった人が大勢電車に乗っていると・・・

「そうじゃ!怒りを誘発し、ケンカが起きやすくなるのじゃ。

肉体的なケンカだけでなく、SNSでの言い合いのようなことも起きるようになる。その原因はアドレナリンの過剰分泌社会なのじゃ。

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もっと恐ろしいことがあるぞ、聴きたいか?」

「はい。

お願いします」

「ミラーニューロンというのが人の脳にはあってのう。

これは鏡に映したように、他人の動作や言葉を真似する、あるいは自分で感じたかのように思う働きをするのじゃ」

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「聴いたことがあります。それが?」

「アドレナリン値が高い人の吐く息にはアドレナリンがでるのじゃ。それを嗅いだ人は意識では感じないが、脳はアドレナリンだと感じることができるのじゃ。

そうしたらその場所にいる人たちは「危険が迫っているから怒りを感じている」と思うのじゃ。

その結果・・・・」

「その結果?」

「自分もまたアドレナリン値が上昇する。今のように寒い時期は窓を閉め切るから、これが伝染するのじゃ。

つまり、恐怖が不安になり、不安な気持ちは怒れるひとを増大させるのじゃ。

怒れる人は怒りを他人にぶつけるから、社会の怒りは急速に広がるのじゃ」

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「もしかしたら、コロナより怖ろしいのではありませんか?」

「そうじゃ」

「それを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?」

「前に言ってあるから、過去のブログ記事を読んでくれ。

風呂に入るだけでも効果があるぞ」

はい。読み返します!」

 

コロナで不安になっている気持ちを「完璧に」消す方法とは?

コロナ禍で不安にならない方法、しかも簡単!

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