自殺する原因「悪い方へレーザー」とは?
2021/01/04
普通に生きていたら
自殺したいと思ったこと、私はあります。
普通に生きていたら、二回や三回「自殺したい」と思うことありますよね。
でもあのとき思いとどまったから、あなたは今これを読んでいますね。
自殺してしまう原因は「悪い方へレーザー」だったんです。
今日の話はこれです。
重い話なので
その前に面白い話でなごんでください。
************
車の中で、新米刑事とベテラン刑事が会話していました。
「先輩、むかしエロイなぞなぞが流行ったんすか?」
「深夜のラジオ番組でオールナイトニッポンというのがあってな。
そこでウケて大流行した」
「へえ!どんなのがあったんすか?」
「えーーとおっ
あ、そうそう
深い谷の上に丸太の橋が架かっていました。
右から男の子、左から女の子が渡ってきて橋の真ん中で出会いました。
その後、どちらかが谷底に墜ちていきました。
落ちたのはどっち?」
「え?女の子?」
「どうして?」
「男の子の方が強いから」
「ぶー!!
正解は女の子が残った」
「どうしてすか?」
「おちんこないから」
「これはエロいわ!」
今日も事件は起きなかった。
**************
講師は自分を「老師」と呼ばせたがった。
風貌も白髭で長髪の仙人風だったから、そう呼ぶにやぶさかではない。
—
老師「今日の話は「自殺した人」の実話じゃ。
わしの知り合いにも自殺した人物は何人かいた。だから実際にあった話じゃ」
「重い話ですね」
「そうなるじゃろな。
自殺する人というのはな、「予兆」があるのじゃ。そう言われると普通は2・3か月ぐらい前からかな?と思うのじゃ。
ところが実際は2年ぐらい前からそういう行動をしておるのじゃ。周りは気づかないがのう」
「どういうことなのですか?」
「わしが知っておる人は、失踪じゃのう。失踪とは大げさじゃが、家出とか出社拒否みたいな感じだった。
朝、家を出るのだが、じつは会社に行ってなかったとか、2・3日ふらっと家に帰らなかったりとか、そういう失踪じゃった」
「それだけでは自殺するとは考えにくいですね」
「そうじゃ!だから周りもそれほど大げさには考えない。それに気が付かないでいて、死んでしまうと、周囲も「気が付いてあげられなかった」と悔やむことになるのじゃ」
「うーん、でも気づくのって難しいんじゃないですか?」
「難しいな。意外に身近な人ほど気が付くのは難しいものじゃ。毎日会っていると、徐々に変化があっても気づけんからのう。
むしろ、めったに会わない人の方が「予兆」に気づけるのじゃ」
「あ!そういうのわかります」
「自殺する理由は孤立じゃ。お前は「孤独」と「孤立」の違いがわかるか?」
「え?「孤独」と「孤立」の違いですか?
どっちも独りぼっちだとは思いますが・・・」
「よいか?「孤独」とは独りぼっちなことじゃ。地球上に誰もいなくなって自分ひとり残された時は「孤独」じゃ。
そういう場合は「孤立」とは言えない。「孤立」とは「集団から孤立する」みたいな時使う。
つまり他に大勢いるのだが、そこから除け者にされている状態が「孤立」なのじゃ」
「確かに!それで自殺の場合は?」
「基本的に自分が属している集団から「孤立」していると感じる時、あるいはそうなりそうだと予感するときが発端じゃ。
典型的な例を言えば、集団から「孤立」させられたと感じた時にそれを激しく憎む気持ちが生まれるのじゃ。
その結果元居た集団メンバーを全員抹殺したいと思うのじゃが、それができない時に「孤独」した方がいいと思いだす」
「つまり誰もいなくなって自分ひとり残された状態が造れないから、逆に自分を抹殺したいみたいな・・・・」
「そうなのじゃ。もう一つ理由があってのう。残された人たちに自分がどれほど大事な人であったかを思い知らせたいという復讐の気持ちじゃ。
まあ、これは甘えの気持ちじゃがの」
「なるほど。人間も生き物であるのだから、自分を守りたいという気持ちがあるはずなのに、どうして自殺するのかと不思議でした」
「そうじゃな。人間が他の動物のように本能だけに従うのであれば自殺者がでることはないのだが・・・
自分がどれほど大事な人であったかを思い知らせたいみたいなことで、自分を破壊してしまうというのは知能の欠点じゃの」
「知能の欠点ですか!」
「知能の欠点だけとは限らない。それが「悪い方へレーザー」じゃ!」
「「悪い方へレーザー」?」
「レーザーというのは知っておろう?あのレーザービームのレーザーじゃ。あれは1ワットぐらいの出力でも紙に火を着けたりできるのじゃ。
これはよく考えると凄いことでな。例えば50ワットの白熱電球のすぐそばに紙を置いておいても、燃えだすことはめったにない」
「あ!そうなんですね。
電球で紙が燃えだすなんてないけど、レーザーならその50分の1で燃えるんですね。
レーザーってなんで強力なんですか?」
「力の向きがそろっておるからじゃ。専門用語でコヒーレントという。
例えば大人数でボートをこぐ競技があるじゃろ。あの漕ぎ手が自分勝手に各自の好きなようにやっているのが電球の状態の光じゃ。
それに対し、オリンピック競技のように全員が息を合わせて同じように漕ぐのが、レーザーじゃな」
「なるほど!それで「悪い方へレーザー」とは何なんですか?」
「人間の脳の仕組みは、悪い方へ考える時は強力に働いて、いい方はそうでもないことを言うのじゃよ。
だから悪い方へ物事を考える時はレーザーのようにまっすぐ強力に思考の方向が向かうのじゃ。
なぜかというと、もともと哺乳類は小さいネズミのような生き物じゃった。それがジャングルで大蛇に遭遇したと考えてくれ。
そんな時、ネズミが「あれ?この模様はもしかして大蛇じゃないんかな?」とか考えていたら、その間に食べられてしまう。
だから「蛇みたいなもの」を見たときは何も考えずに一目散に逃げるように進化したのじゃ。
これが「恐怖」の原点じゃの」
「恐怖という感情は何も考えずに一目散に逃げるためだったのですね!」
「そうじゃ。恐怖が長引くのが「不安」とも言えるから、不安な時も恐怖と同じような肉体反応がでるのじゃ。
しかし現代人の恐怖や不安は、体を動かしても逃げることはできん抽象的なものばかりじゃ。
借金とか、失業とか、不況みたいな抽象的なもので、恐怖や不安を感じるのじゃ。
それなのに、人間の恐怖や不安に対する反応はネズミのままなのじゃよ。これが「悪い方へレーザー」の理由なのじゃ」
「人間の恐怖や不安に対する反応はネズミのままですか!」
「そうじゃ!
「蛇みたいなもの」を感じたときは何も考えずに一目散に逃げるように進化したのが、恐怖や不安に対する反応じゃ。
そのためそういう感情になったときは脚の筋肉に血流を集めてさらに、激しい運動に備えて心臓を急活動させる。だからぞわっとしてドキドキするのじゃ。
血液や活動エネルギーが運動器官に集中する。しかも「何も考えずに一目散に逃げる」のじゃから脳の活動はストップする」
「つまりパニックですね」
「そうじゃ。パニックになると何も考えられんじゃろ。
あれと同じで現代人も恐怖や不安に囚われると思考能力が低下するのじゃ。しかし・・・」
「しかし現代人の恐怖や不安は、体を動かしても逃げることはできない抽象的なもので、逆に思考能力のフル回転が必要なのですね」
「そうじゃ。
現代人は恐怖や不安に囚われると思考能力が低下してしまい、冷静に考えることができなくなる。
つまりレーザー光線のように強力に悪いことばかり考えるようになって、前向きに考えようとする意欲や発想さえ失われるのじゃ。
そして悪い想像はさらに悪い想像を産む悪循環に陥る。心臓がドキドキして夜も眠られなくなる。不眠症はますます体力を奪うのじゃ。
こうやって「悪い方へレーザー」はその人の思考を奪うのじゃ」
「うわあ!確かにレーザーだ!」
「それに対し「いい方へ」へは、レーザーは働かんのじゃよ。脳はそういう前向きなことを考えるのはしたくないのじゃ。
というのは脳は怠け者の器官でのう。なるべく新しいことや、面倒くさいことはしたくないと思うのじゃ。
その結果、新しいことや、面倒くさいことを考え始めると、気が散るように仕向けてくる。「明日、何に食べようかな?」みたいな雑念じゃの。
じゃから「いい方へ」へ考える時は、電球みたいな光と同じになるのじゃ」
「納得です。その結果、人生には良いことより悪いことの方が起きやすくなるのですね」
「しかもじゃな、悪いことは強い印象があって記憶に残りやすいが、良いことはほんわかして思い出しにくい。
例えば旅行して温泉にはいっても「気持ちよかった」みたいな感想しか残らんが、もしその旅行中に交通事故でも起こしてみい。
それだけは絶対忘れられん記憶になってしまうぞ」
「人生って、悪いことばかり記憶に残りやすいし、良いことを考えようとすると脳が妨害するし・・・
自殺したくなる様にできているみたいな気がしてきました」
「要はじゃな、「悪い方へレーザー」があってこれが動き始めたら、自覚をすることじゃな。
そして悪いことへ、悪いことへ思考が向かうなら、それは脳の働きだと思って、そこで留めることじゃ」
「それにはどうしたらいいのですか?」
「だいたい悪いことは夜中に考えることが多いのじゃ。
昼運動して疲れ果てるとか、朝日をいっぱい浴びてしゃっきり目を覚ますだけでも強力な効果があるぞ。
夜眠れない時は朝強いカフェインをとるのもいい。
それが切れたら眠れるじゃろう」
「なるほど!自然な生活サイクルが人間を救うのですね!」
「人は自然から離れるほど生きずらくなるのじゃ」
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