あなたならこの質問にどう答えますか？「数学勉強しても実生活で役に立たない」

高校生の意見をお読みください。

「数学を勉強して何の役に立つんですか？

普通に生きていて微分積分なんて使いませんよね。

世の中は対数や関数や積分できなくたって勤まる仕事が殆どです。

文学や理科社会の知識と違って心が豊かになるわけでもなければ、日常会話でもまずでてこない。

算数と統計あたりだけ解ってれば、他は数学がわからなくても新聞読むのに困りません。

数学にあんなに時間を割くぐらいなら、コンドームの正しいつけ方や、家電製品の選び方、お役所手続のやり方でも教えたほうがましだと思います。」

よく言われることですが、中学校三年の数学でも実社会で使うことはほとんどないと感じます。

しかしこれに対し、「正しい答え」を出した人がいます。

以下を読むと、誰でも「数学必要！」と思うことでしょう。

とんでもないＰＴＡ会長がいた！

1・卒業式で

卒業式でＰＴＡ会長が祝辞の中で、これに対する意見を述べました。

「卒業生のみなさん、在校生のみなさん。

「数学勉強しても実生活で役に立たない」と思っていませんか？

じつは数学は非常に役に立ちます。

数学を使うことで、お金儲けに役立たせることができます。

お金は生きていくうえで非常に大切ですよね。

それだったらどうして、数学を使うことで、お金儲けに役立たせることができると教えないのでしょうか？

学校では習わなかったのでしょうか？

答えはちょっと言いにくいものになります。

だいたい「数学勉強しても実生活で役に立たない」と言う人は、サラリーマンの人です。

サラリーマンは会社にやとわれてお金を得ている職業なので、本当のことを知るとサラリーマンをやめる人が増えます。

それは日本社会に問題なので、学校で習う数学だけではお金儲けになることはないのです。

つまり実用的な部分を教えないようにしているのです」

こんなことＰＴＡ会長が言ったら、卒業式が大変なことになりそうですが、そこはどうなったかは知りません。

とにかく、これが答えです。

数学を使うことで、お金儲けに役立たせることができるのです。

しかし、それが教えられることはありません。

数学をお金儲けに役立たせることができる方法を発見した人は、サラリーマンをやめて金持ちになる道を歩み始めます。

金持ちになる道を歩み始める

2・お金儲けに役立たせる方法

じつは数学をお金儲けに役立たせることができる方法は、かんたんなことでわかります。

よく言われるのですが確率で考えたら、宝くじが当たることが（ほとんど）ないことがわかります。

それになのに、いまだに宝くじを買う人がいるのは、数学を理解していない人が多いことの証拠です。

宝くじが当たる確率は、1等に当たる確率で『0.00001パーセント』なのです。

交通事故死の確率は約3.4万分の1

飛行機の墜落死の確率は約11万分の1

ゴルフのホールインワンの確率は約3.3万分の1です。

これは宝くじ一等に当たる確率の303倍も達成しやすいのです。

交通事故死の確率は約3.4万分の1ですからホールインワンとほぼ同じです。

ホールインワン300回できたら、宝くじ一等に当たる確率と同じなのです。

ホールインワン300回

そう考えると、宝くじが当たることが（ほとんど）ないことがわかります。

人は直感的に確率を理解できないように出来ています。

脳が確率的なものを理解できないのです。

というのは自分に危険が及ぶ事象を高く見積もる傾向があるためです。

動物の本能の名残ですが、こういう脳の構造があってヒューリスティック（偏見）の原因になっています。

そのような脳の働きを超えて現実を正しく認識する方法は、数学以外にありません。

確率的なものを理解できない

3・数学を使わないと

数学を使うことで人間の脳の欠点をなくして、現実を正しく見ることができるようになります。

数学を使わないで、現実を正しく見ることができるようになる方法はありません。

そのため、数学が使えない分野では、現実を正しく見ることができるようになる方法はありません。

それはＡＫＢ48や坂道グループを見ればわかります。

彼女たち一人一人に、多くのファンがいます。

もし、最高のアイドルという（数学的）評価基準が存在するなら、こういうことは起こりません。

たった一人の頂点アイドルと、それ以外の雑魚という構図になるからです。

しかし人間の脳は歩んできた人生や遺伝によりバイアス（偏見）が避けられないのです。

こんなふうに数学的に処理できない事では、論理的に正しいという回答はありません。

先にヒューリスティック（偏見）と言いましたが、バイアスも偏見です。

じつは次のような説明があります。

「ヒューリスティック（heuristic）とは、「発見的手法」という意味の心理学用語で、必ずしも正しい答えではないが、経験や先入観によって直感的に、ある程度正解に近い答えを得ることができる思考法です。

「経験則」と同義であるとも言われています。」

これは間違っています。

人間がヒューリスティックで物事を判断してしまうことが、人生がうまくいかない理由の大部分を占めています。

あなたはホールインワン300回できないと宝くじが当たらないと知っていたら、宝くじ買いますか？

それでも「もしかしたら自分だけはラッキーで当たるかも？」と思ってしまうこと

これが「ヒューリスティック（heuristic）判断」している時なのです。

つまり宝くじを運営している方は、一般人がヒューリスティックの罠に陥ることを使って大儲けしているのです。

これが数学を使えば金儲けできるということの、一例です。

まとめ

数学をお金儲けに役立たせることができる方法は、かんたんなことでわかります。

宝くじがほぼ当たらないということが分かれば、お金を失うことを防げます。

多くの人はヒューリスティック（偏見）により現実を正しく認識していないことは、数学を使えばわかります。

しかしそういう方法は教えてくれません。

学校では教えてくれません。

なぜなら、数学をお金儲けに役立たせることができる方法を発見した人は、サラリーマンをやめて金持ちになる道を歩み始めるからです。

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