日本でブラック企業が増える知られざる理由とは？電通社員の自殺

あなたは学校でまじめに

勉強したタイプでしたか？

もし、そういう自覚があるなら、ブラック企業に取り込まれる恐れがあります。

名前の知れた大会社でも、ブラック企業の可能性があるので恐ろしいです。

東大卒でもブラック企業に就職したばかりに

自殺した例があるのです。

「電通社員だった高橋まつりさんが自殺とのニュース。

現在電通社員や社長達がニュースとしてもっと多く広まらない為に

証拠隠滅しているとも言われているこのニュースですが、

自殺する前の高橋まつりさんのツイッター発言が流出」

高橋まつりさん当時２４歳

生年月日:1991年

・出身地:静岡県との情報が

・2015年3月に東京大学文学部を卒業

・2015年4月に電通に入社

・2015年12月25日に自殺

１・起業家精神が無い

日本の若者は世界的に見ると、起業しようとする

志が低いことがわかりました↓

「野心や向上心欠如…日本人の「起業家精神」45か国中最低

2017・4

日本人は、45か国中で起業家精神がもっとも低いことが、

日本アムウェイが4月4日に発表した調査結果より明らかになった。

日本人は若いうちから起業への関心が低く、野心や向上心、

自信、能力の理解が欠如しているという。

　アムウェイ・グローバル起業家精神調査レポートは、

アムウェイ本社が世界45か国の14～99歳の男女計5万861人を対象に

対面と電話による調査を実施。調査期間は2016年4月～6月。

「願望」「実行可能性」「安定性」に関する3つの因子から測定された

起業家精神における度数を表す。

　日本人は、起業家精神の度数を表す「願望」「実行可能性」「安定性」の

3つの要因すべてにおいて、世界平均と比べて低い。

特に起業の「実行可能性」は、世界平均が46％に対して、

日本は13％と34ポイントも低い。

「起業へのポジティブな姿勢」は、2015年の63％から2016年は15ポイント上昇し、78％と世界平均よりも高い。

一方、「起業家に対するポテンシャル」は2015年の13％から2016年は2ポイント上昇したものの、

世界平均の約3分の1にとどまる。

このような日本の状況をさらに分析すべく、日本とアメリカ、インド、

フィンランドの4か国の18～29歳の男女計900人を対象に、

若者の起業家精神における追加調査を2016年10月6日～11月5日に実施。

その結果、日本の若者の起業への関心度は33％と4か国中もっとも低いことがわかった。

また、「将来偉くなりたい」「自分の将来が楽しみである」「自分に自信がある」

「自分にどのような能力・適性があるか知っている」のスコアももっとも低い。

また、将来の希望職業における「自分で起業したい」の割合はインドと

フィンランドが22％で同率1位、アメリカが19％で、

日本は7.3％と4か国でもっとも低い。

日本の人気職業は、1位「国家公務員、地方公務員」、2位「その他」、

3位「会社・企業の事務職」と続き、「働きたくない」が9.8％で他国と比べて高い」

２・なぜ一位は公務員

日本の若者は公務員になりたい人が多いのですが、

外国はどうなのでしょうか？

質問「現在日本では公務員が人気職業となっていますが外国ではどうなのでしょうか？

たとえばアメリカ、フランス、タイなどではどうでしょうか？ 」

アンサー「欧米では、昇進や昇格のために転職するのが普通です。

公務員も民間も特に区別はないので、人気職業だという発想自体が日本独特です。

ただし、転職市場で公務員としての経験がキャリアとして評価される場合もあります。

給料は安いけど、将来への投資として辛抱するわけです。

もともと、就業者全体に占める公務員の割合は、日本が５％程度であるのに対し、

アメリカが15％、イギリス・フランスが20％、北欧で25％程度です。

日本の公務員は数が絶対的に少なく、それだけ競争が激しいと言えるでしょうね」

３・日本と欧米の決定的な違いとは？

「欧米では、昇進や昇格のために転職するのが普通です」

欧米では転職すると、昇進したり給料が上がるのです。

ここが日本との決定的な違いです。

日本では終身雇用が常識とされたため、転職は則ドロップアウトと判断された

歴史がありました。

現在でもそういう風潮は残っています。

始めて就職した会社で人生を全うしたものが「勝ち組」であり、

「まともな人」だという考え方は根強く残っています。

困るのはそういう考え方を根強く持つ人は、大企業の中年以降の人

ほど多いのです。

大企業の中年以降の人とは、重役や幹部です。

そういう人が社会・経済を牛耳っているために、すでに終身雇用が

幻想になっているのに、初めて就職した会社で人生を全うしようとする人を

優遇する仕組みがなかなか、なくなりません。

つまりこれは男性の処女信仰と同じようなもので、現実とはそぐわない

幻想だけである以上に弊害をもたらしています。

これがブラック企業が存在できる土壌を産みだしているのです。

４・日本の歴史が原因？

日本は島国で耕作面積が少なく、人口密度が高い歴史があります。

江戸時代まで農業国だったことを考えると、こういう歴史が日本人の感性に

強く残っていることが考えられます。

その日本的農業が培った感性が、ブラック企業がはびこる土壌になっています。

狭い耕作地で高い収益をあげる方法として、稲作が適していました。

しかし水耕栽培である稲作は、田植えや収穫に多数の人手を必要とします。

そのため農繁期には近隣の農民が助け合う仕組みが、自然と発達しました。

その結果、日本の農業では集団で規律正しく行うことが美徳とされ、

これに従わない者を排除する文化・伝統が育ちました。

このような文化に染まった人は、一般におとなしく

聞き分けがよく、感情を抑える傾向が強くなります。

これを支配者から見ると、まことに都合のよい人たちに見えることでしょう。

そうして勉強好きな日本人は、江戸時代でも寺子屋へ行くことが多く

そのために世界的な識字率の高さを誇っていました。

明治時代以降の学校制度は、こういう文化・伝統を受け継ぎ、

さらに工業化する日本社会の働き手の育成機関として活用しました。

こういう日本の文化と時代がマッチして、明治以降の日本は

急速に工業化でき、発展できたのでした。

すなわち日本の発展の裏には、「己を押し殺すことが美徳」とする

日本人のメンタリティがあったと考えることができます。

「己を押し殺すことが美徳」と考える人が、

「人の上に立ってやろう」と考える人には絶対になりません。

これが日本人の起業家精神の無さにつながっています。

そういう日本人の美意識を利用することで、

「初めて就職した会社で人生を全うしたものが「勝ち組」であり、

「まともな人」だという考え方」を醸成しているのです。

その考え方（常識）が、「転職するたびに、

職歴が汚れていき、給料が下がるのが当たり前という考え方」を

産んでいます。

だから、公務員が人気になるのです。

欧米では転職することがスキルアップであり、

昇進の元になるのは、稲作文化を引きずっていないからでした。

日本の学校には、男子は詰襟の学生服・女子はセーラー服と言う伝統が

長くありましたが、あれらの制服の元になっているのは

軍隊の制服です。

これから見ても、規律正しい軍隊みたいな性質を育てることが

日本の教育の大元にあるとみて間違いありません。

それは歩兵であり、水兵であるので、

人々の上に立つ「大将」を育てようとするのとは違います。

あなたは、中学校などで悪ガキの学業劣等生が大人になって

零細企業の経営者になって、結構いい暮らしをしているのを見たことがあると思います。

あれは現在の教育と無関係ではありません。

現在の教育が歩兵や、水兵を育成する機関なので、それから脱落したから

零細企業の経営者になることができたのです。

５・学校とは奴隷の・・・・

あなたにも日本文化が色濃く残っています。

あなたがもし、高倉健が好きなら「己を押し殺すことが美徳」とする

日本人のメンタリティが、自分にはあることを自覚しなければなりません。

「己を押し殺すことが美徳」とする人を利用して

ブラック企業は儲けています。

現代の奴隷とは、サラリーマン・サラリーウーマンであることを説明します。

現代の仕組みはだいたい産業革命以降に出来上がったと考えることができます。

産業革命でできたものとは、機械化された工場ですが、それには個人の資金で造れないほど

費用が必要だったので会社という仕組みが創られました。

会社組織が活用された国は、強大な資金力や軍事力を得られたので、当時の強国は

産業革命を進める政策を執りました。

その結果、工場や会社で働く人を増やすために、学校が造られたのです。

工場や会社で働く人を増やすためには、ある程度の知能がないと使いにくいからです。

また、工場や会社で働く人を増やすためには、規律を守る人が増えるのがいいのです。

よく考えるとわかりますが、現代の貧乏人はある程度の知能があって規律を守る人です。

つまり学校を卒業すると、〔自動的に貧乏人になる仕組み〕があるのです。

そうしてそのような学校を卒業した人が、自動的に工場や会社で働く人になる政策を

推進しました。

これがサラリーマン・サラリーウーマンです。

そう考えると、サラリーマン・サラリーウーマンとは「工場や会社で働く人」として

育てられた人です。

学校とはそういう仕組みの一環なのです。

これを会社の経営者とか所有者の立場で考えると、意外なものが見えてきます。

「工場や会社で働く人として育てられた人」は、

「給料をもらうことが自分のコンフォートゾーン

としてとらえている人」なのです。

そういう人こそ、会社の経営者とか所有者の立場で考えると、それが求める人材です。

まとめ

あなたは学校でまじめに勉強したタイプでしたか？

もし、そういう自覚があるなら、ブラック企業に取り込まれる恐れがあります。

名前の知れた大会社でも、ブラック企業の可能性があるので恐ろしいです。

東大卒でもブラック企業に就職したばかりに

自殺した例があるのです。

「電通社員だった高橋まつりさんが自殺とのニュース。

高橋まつりさん当時２４歳

・2015年3月に東京大学文学部を卒業

・2015年4月に電通に入社

・2015年12月25日に自殺」

大勢のすることに「自分も付いてついていかなければならない」と

無意識に思い込まされている人はなぜそう思うかと言うと、

恐怖心で支配されているからです。

↑これがブラック企業を辞められない原因です。

※大勢のすることに「自分も付いていかなければならない」と

無意識に思い込まされている人はなぜそう思うかと言うと、

恐怖心で支配されているからです。

そういう人が公務員になりたい人です。

そういう人は起業を怖れる人になります。

そういう人は結局

「自分に自信が持てない人」なのです。

なぜ自分に自信が持てないかというと、

幼少期に親からの励ましがなかったことが

原因になったことが多いものです。

幼少期に母親との葛藤を経験した人には、

心の奥に孤独があります。

それは死への甘い誘いでもあるのです。

なぜか？

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言うと、

それは「当てつけ」なのです。

愛してくれなかった（と感じる）親に対して

「愛してくれなかったから死んでやる」と当てつけの気持ちです。

「死なせなくなかったら愛してよ！」という心の叫びが

なぜ自殺したいと思ってしまうかと言う

本当の気持ちです。

自殺願望はあなたの中の欲望です。

それはあなたの中の動物の本能です。

人間の中にも動物の本能があって、それが人生の大事な場面

ひとつひとつであなたの人生を決めていたのです。

こういうことを知らずに人生を過ごす人は、大変な

損をしています。

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつ

はヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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