大阪万博は失敗確実?重大な欠陥が二つ
大阪万博には、
あまりにも重大な欠陥が隠されています。
それは大屋根リングの建設遅延や、アクセス交通網の不備といった表面的な問題ではありません。
もっと根本的で、致命的な欠陥が二つ存在しているのです。
この二つの欠陥を知れば、大阪万博が成功する確率が極めて低いことがはっきり見えてきます。
今回、その重大な欠陥について詳しく説明していきます。

1・前回の大阪万博
1970年の大阪万博を企画・運営したのは、故・堺屋太一先生でした。
堺屋先生は、この万博を支えた発想を「イベント・オリエンティッド・ポリシー」と呼んでいました。
つまり、イベントを中心に据えて社会を動かしていくという考え方です。
この手法は、急速に発展した工業化社会において非常に効果的でした。
つまり20世紀型、モノの生産と消費が経済を牽引する時代のやり方だったのです。
そして前回の大阪万博が1970年に開催されたからこそ、この手法は大成功を収めることができたのでしょう。

2・知価革命
堺屋太一先生はその後、官僚を退職し、作家・評論家として活動を始めました。
オイルショックを予言した著書『油断』など、時代の本質を鋭く突く作品を次々と世に送り出しています。
1980年代には『知価革命』を上梓し、世界がまもなく工業化社会から情報化社会へと大転換を遂げると予見しました。
堺屋先生はこの変化を「知価革命」と名付け、それは農業社会から工業化社会への移行で起きた産業革命に匹敵する規模の変革だと語っています。
もしこの予測が正しければ、工業化社会の手法であった「イベント・オリエンティッド・ポリシー」は、すでに時代遅れになっているはずです。
この視点から考えると、今回の大阪万博が前回1970年のような大成功を収める可能性は極めて低いと言えるでしょう。
さらに今はインターネットの普及により、前回の万博で得られたような「世界の最新情報」や「未来の技術」を、誰もが自宅にいながら手に入れられる時代です。
簡単に言えば、情報化社会に生きる現代人は、多少すごい展示やアトラクションを見ても、もはや驚かなくなっているのです。
つまり、今回の万博に「目玉がない」「ワクワクしない」と言われるのは、単なる準備不足ではなく、時代そのものが変わったことが背景にあるのです。
堺屋太一先生

3・より重要な問題
大阪万博には、もっと根本的で、あっと驚くような本質的な問題があります。
それは、人間には「本音」と「建前」という二重構造があるという点です。
この本音と建前の分離は、単なる文化的な問題ではなく、人間の脳の構造に起因しています。
欲望を司るのは、大脳辺縁系という原始的な脳です。
一方、社会的なルールや体裁を考える建前は、大脳新皮質という新しい脳が担っています。
つまり、大脳辺縁系が生み出すのは動物的な「欲望」であり、それを大脳新皮質が必死に隠そうとするのが人間の本性なのです。
ここから考えると、高い万博の入場料を払う人々は、実は「うまい飯を食いたい」「きれいでかわいい男女に接したい」という本音を満たしたいと思っています。
しかし、このような本音は、教科書にも載っていませんし、公の場で語られることもありません。
ましてや万博のような公務員組織では、この本音を理解している者はほとんどおらず、仮に理解していても公式文書に書くことは絶対にできません。
結果として、表向きは立派でも、心の奥底では物足りなさや損をしたと感じる。
これが、今回の大阪万博が「つまらない」「盛り上がらない」と感じられる、本質的な理由なのです。
エロが足りない?

まとめ
USJやディズニーランドには、長年の試行錯誤と蓄積によって、人間の本音――つまり欲望を満たす仕掛けが巧妙に作り込まれています。
だからこそ、高額な入場料にもかかわらず、多くのリピーターを生み出すことに成功しているのです。
1970年の大阪万博でも、ミニスカート姿の若い女性コンパニオンが話題となり、人々の欲望を自然に満たしていました。
また、若い男女の来場者たちの姿そのものが、来場者の満足感を高める一因となっていた時代背景もありました。
しかし今は違います。
現代ではインターネットを使えば、ありとあらゆるポルノや刺激的なコンテンツが、無料で無限に手に入ります。
情報化社会に生きる現代人を満足させるためには、1970年とは比べものにならないほど高度な工夫が必要になったのです。
これが、現在の大阪万博が直面している、本質的で極めて難しい問題なのです。
ミニスカートから見える大根足とかけて
コメ価格の暴騰ととく
そのこころは?
大根も高くなりました、手を出してはいけません
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