人型ロボットの時代が来る というのは中国のプロパガンダ
最近YouTubeの
おすすめに人型ロボットの動画が出てくるようになりました。
ほとんどが中国製なのですが、中国ではそれらが並んで踊ったりアクロバットをしたりしています。
中には中国らしく、カンフーをするものもありました。
これをみて「これからは人型ロボットだ」とか「日本は中国製ロボットに席巻される」という意見がありました。
そういうことはあり得ません。
話題になった人間そっくりのロボットが人間だった件

1・技術予測は当たらない
2001年宇宙の旅という名作SF映画があります。
58年前の映画ですが企画段階から言うと60年以上前ともいえるでしょう。
その中では2001年の社会が描かれていますが、地球から宇宙ステーションまでの定期宇宙ロケットが飛んでいることになっています。
その宇宙ロケットの胴体にはパンナム(パンアメリカン航空)のマークが描かれています。
そしてそのロケットは巨大な宇宙ステーションの中へ入っていくのですが、宇宙ステーションはドーナッツ型をしています。
なぜドーナッツ型かというとドーナッツ型を回転させて内部に遠心力による人工重力を発生させるためです。
この映画は当時の科学知識の粋を集めたもので、宇宙シーンには科学的根拠があります。
また例えばウルトラセブンの宇宙ステーションもドーナッツ型で、それが当時の常識だったのです。

2・科学予測は当たらなかった
しかし現実はどうでしょうか?
2001年には宇宙ステーションへの定期航路はありませんし、2026年の今もありません。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設。
1998年に宇宙での建設が始まり、2011年7月に完成しました。
ところがこれの外観は大きなドラム缶をつなぎ合わせたような形をしていて、もちろん人工重力などはありません。
内部に居住する科学者たちは無重力空間でふわふわ浮いています。
2001年宇宙の旅には月面基地や木星まで飛んでいける有人宇宙船も出てきますが、2026年でもそんなものはありません。
再度言いますが、あれほどの科学的知見で描かれた映画でさえ、ほとんど当たっていないのです。
スペースシャトルが登場した時は2001年宇宙の旅みたいだなと感じましたが、今はもう飛んでいません。
これをみても「これからは人型ロボットの時代だ」というのは外れる可能性が低くないとわかります。
現実の宇宙ステーション

3・ロボットタクシー
人型ロボットの活用法としてタクシー運転手をさせるということを考えてみましょう。
近未来の優れたロボットなら今のタクシーをそのまま運転できる可能性は高いでしょう。
しかしタクシーといえば泥酔した客が後席でゲロを吐くことがよくあります。
その時ロボット運転手はゲロ掃除をするでしょうか?
どこかから雑巾とバケツを探し出してきて、水道の蛇口をひねりきれいにゲロを掃除することができるでしょうか?
プログラムさえうまく造ればタクシーを運転することは十分できるかもしれません。
ロボットにすればカンフーを演じるのと同じくらい上手にできるでしょう。
しかしゲロ掃除はできません。
ロボットの頭脳にとってタクシーの座席のゲロを掃除することは運転よりカンフーより高度な作業なのです。
こう考えると中国製ロボットでは無理だとわかります。

まとめ
2001年宇宙の旅ではパンナム航空の定期宇宙ロケットがでてきます。
しかし現実世界では1991年に破産し消滅しています。
映画が造られた当時、パンナムはアメリカ一の航空会社で誰もつぶれるなどと予想しなかったものです。
しかし現実は違った!
これを見ても今多くの人が予想している「中国製人型ロボットが席巻する」なんて事態が起こらないことが考えられます。
中国は宣伝上手な国で、実態は中身が伴いません。
つまりウソつきです。
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