何の才能もない人が「運を良くして」めっちゃ人生を好転させる方法とは？

人生がうまくいかない

人生がうまくいかないと思い悩むこと、ありますね。

人生がうまくいかない人には、運を良くする方法があります。

それは意外に簡単な方法で、運の悪い人がやっていることの「反対」をすることです。

だから、もしあなたが運が悪いと思っているなら、これを知らないといつまでも運が悪いままかも？

その前に笑い話でなごんでください。

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車の中で、新米刑事とベテラン刑事が会話していました。

「先輩、俺。運が悪いっす！」

「そうか、運が良くなる方法知っているけどな！」

「え？教えてください」

「いいか？これは科学的な方法で、ちまたの「怪しい運のよくなる方法」何かとは違うんだ。

幸運というのはだな、喜ぶ人に寄っていって、怒った顔・悲しい顔には近づかないんだ」

「それって、科学的なんすか？」

「あのな、まあ俺たちは警察官だからここだけの話だ。

例えばお前が１０円拾ってもあまりうれしくないよな？１００円でもそうだ」

「そうすね、１００円じゃ缶コーヒーも買えないし」

「ところが足の小指を何かの角にぶつけたときは大騒ぎする」

「あれ痛いっす」

「その大騒ぎ方はまるで５００円を失くしたぐらいの騒ぎ方をするんだ。

一方で５０円玉拾ったぐらいでは、「ふん！」みたいな感じだ」

「あ！わかるっす」

「運というのは喜ぶ人に寄っていって、怒った顔・悲しい顔には近づかないんだというのはお前でも分かる。

わかるというか、そういう感じはわかるよな！

判っているが、していることと言えば悪いことが起きたときには大騒ぎして、良いことが起きたときはあまり喜ばない」

「あ！言われてみればそうすね」

「テストの解き方と似ているんだ。テストの時、最初の問題から解こうとしてそれが難しかった場合、時間を取られることがある。

そして最後まで問題を見ることができない。こういうのは、下手なテストの解き方だ」

「ああ、よく言いますね。だから最初にざっとテスト全体を見て、解けそうなものからやりなさいって」

「そうだ！それと運というのが喜ぶ人に寄っていって、怒った顔・悲しい顔には近づかないというのは

じつは同じことを言っているんだ」

「え？何言ってるかわからないんですけど・・・」

「まあ、おいおい教えてやるよ」

今日も事件は起きなかった。

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講師は自分を「老師」と呼ばせたがった。

風貌も白髭で長髪の仙人風だったから、そう呼ぶにやぶさかではない。

—

老師「今日の話「運をよくする方法」じゃ」

「ぜひ聴きたいです」

「面白い話をしてやろう。

アメリカでの実験じゃが、あるホテルが使われた。

そこの従業員、主に部屋を掃除する係じゃが、部屋を掃除する係を二つに分けたのじゃ。

そして一方には何もしなかったが、残りにはベッド掃除で100キロカロリーとか、風呂掃除で200キロカロリーとか

業務により消費できるカロリーを書いた紙を渡したのじゃな」

「はい。それで？」

「それで三か月後にそのグループを全員健康調査をしたところ、紙を渡された方は体重が落ちていたのじゃ」

「すごいですね！」

「しかも、血液検査の結果も紙を渡されていない方より良好じゃったのじゃ。

じつは医学界ではこういう方法は昔から広く知られているのじゃ。お前も名前を知っているかもしれん」

「え？なんですか？わかりません」

「プラシーボ効果じゃ」

「あ、それなら聞いたことあります。でもあれって薬の場合だけじゃないんですか」

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プラシーボ効果とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられることを言う

（例：ただのキャンディを酔い止めと思い込ませて舐めさせると酔いがおさまる）。

この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われることがある。

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「つまりホテルの清掃員もじゃな、自分がしている仕事が健康に良いと確信して行った場合、実際に健康に良い結果になったということなのじゃ。」

「意識すると効果が大きくなるのですね。そういえば筋トレも今鍛えている筋肉の部位を強く意識してやらないと、筋肉が付かないと言われます」

「このプラシーボ効果は、悪い方にも働くのじゃ。普通これをノーシーボ効果というのじゃが、ここでは「悪いプラシーボ効果」と呼ぶ」

「悪いプラシーボ効果？」

「例えばじゃの、コンビニ弁当は体に悪いと言われているがあれを体に悪いと信じ込んで食べると、本当に調子が悪くなるのじゃ。

だから体に悪いものでも、美味しい、おいしいと言って食べるとか、体にいいと信じて食べる方がいいのじゃ」

「なるほど！」

「「悪いプラシーボ効果」は普通に思われている以上に、人生に悪影響を与えておるのじゃ。

薬の効果と反対で、なんの毒もないのに「身体に悪い」と聴かされて食べると、病気になるのじゃ。

じゃからラッキーな時は大げさに喜び、アンラッキーな時は知らん顔をするべきなのじゃが、普通の人は反対の態度をするのじゃ」

「50円玉を拾ってもあまり喜ばずに、足の小指をぶつけただけで大騒ぎするようなことですね。

幸運な人になるためには、逆の態度でなければならないのですね」

「そうじゃ、よいか！

実際、医者の中にもプラシーボ効果には懐疑的な者もおるし、どうしてそれが働くのかは解明できておらんじゃ。

しかしいくつかの事例では、偽薬でも症状の改善があったことが認められておるのじゃ。

つまりこれは「実証されている意識の力」、もっと言うと「実証されている超能力」と言えるじゃろう」

「たしかに「実証されている意識の力」は、超能力ですね」

「そうじゃろう？

超能力を欲しいという人は多いが、プラシーボ効果がまさにそれじゃという者はおらんのじゃ。

しかし、プラシーボ効果を有効に使うことで人生は好転する。

最も大事なことは、「悪いプラシーボ効果」を避けることなのじゃ」

「つまり、愚痴とか悪口を言うと「悪いプラシーボ効果」を引き寄せるのですね」

「その通りじゃ。そしてもっと悪いことがあるのじゃ。

これこそが運を悪くする根本原因じゃ。

どうじゃ？聞きたいか？」

「はい、ぜひ。

お願いします」

「テストの解き方と似ているのじゃ。テストの時、最初の問題から解こうとしてそれが難しかった場合、時間を取られることがある。

そして最後まで問題を見ることができない。こういうのは、下手なテストの解き方じゃ。

だから最初にざっとテスト全体を見て、解けそうなものから解く。これが要領のいいテストのやり方じゃ」

「はい、それは知っています。

それがなにか？」

「お前は運がよくなる方法を知りたいと思っているのじゃが、そういう方法はないのじゃ」

「ないんですか？」

「まあ聴け！

よい運も悪い運も同じくらいの割合で人生に降りかかると考える事の方が、そうではないと思うより合理的じゃ。

つまり、そういう意味で良い運ばかりが来る方法は存在しない。

しかし受け取り方で、プラシーボ効果は違うのじゃ」

「つまりよい運が来たときは確かに意識して大喜びし、悪い運の時は気が付かないふりをするのでしょうか？」

「そうじゃ。

もっと言うと、悪い運の時にもこれは良い運が来る前兆だ！と勝手に解釈を変えてしまうのじゃ。

だいたい、良い運も悪い運もない。その状況を人がどう受け取るかだけの問題なのじゃ」

「人間万事塞翁が馬なのですね」

「テスト全体を見て、解けそうなものから解く。つまり今が良い運なのかどうかを見極めて、大喜びするというのが大切なのじゃ」

「なるほど！」

「基本はのう、「悪いプラシーボ効果」は普通に思われている以上に、人生に影響を与えておる。

だからこれを避けるだけでも、運は大きく改善できるのじゃ」

「それなら簡単ですね！」

※つらい時ほど笑おう、のほんとうの意味

追記

運が悪いについて

私たちは「運が悪い」とひとくくりに言いますが、隕石が空から落ちてきて当たって死ぬような運の悪い人はめったにいません。

つまり私たちが思う「運が悪い」こととは、ほとんどが人間関係に関することだといって間違いないでしょう。

これを逆に言うと、私たちは「すぐ怒りそうな人」や「愚痴をたらたら聴かされる人」に近づきたくないと思います。

なぜならそういう経験はいやだからです。

逆に自分が「いつもニコニコしている人」や「明るいことばかりいう人」であれば、人が寄って来ると考えて間違いありません。

ということは人間関係において、「怒る人に会う」や「愚痴を言われる」を事前に予測して避けることで、運が悪い状態を避けることができるとも言えます。

これはテスト全体を見て、「解けそうにない問題は最初から避ける」と似ているのではないでしょうか？

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