強姦願望は発達障害だけで片付けられない。｜高畑裕太のレイプ事件

高畑裕太は発達障害者なのですか？

高畑裕太は発達障害者なのですか？ というご質問に医療関係者が答えています↓

「時々、アスペルガー、ADHDなどの発達障害の方と接する医療関係の仕事を約２０年している者です。

私が感じる事ですが・・・

アスペルガー、ADHDともに可能性が高いと感じていました。今は、地域ごとに生まれた時から、３か月、６か月、１歳、１歳半・・・・と必ず発達検診があります。そこで、３歳前後には、アスぺルガー・ADHDなど発達障害の診断はつきます。２，３分接するとすぐに分かります。 詳細は・・長くなりますので・・。

「好意を持った女性とうまくコミュニケーションをとり、交際スタートさせる」といった普通の男性がしている事が、この障害の人は苦手なので（気持ちを伝えるのが苦手）難しいのです。 素晴らしいところは、１つのことに興味を持つと集中し、絵を描くと素晴らしい絵を描く！とか、よく番組に取り上げられる子もいますよね。

今回逮捕された彼は、年齢的なものもあるでしょうが「性」になってしまってるのではないでしょうか。ホルモン治療などが必要なのかも知れません。

残念なのは、早く発見してあげて、経過観察・治療をしていれば、彼もこんなことにはならなかったように思えて仕方ありません。ため息が出ます。

今の彼には「刑罰」ではなく「治療」が必要だと思います。

母親が会見で、「とにかくお勉強が嫌いで・・・」とおっしゃいましたが、そうではなく「集中力がなく、できない」のですよ。彼は、今まで理解してもらえず、大変だったのではないでしょうか。

まだまだ勉強中の私ですが、今回の事件は本当に残念でなりません。 この障害は人それぞれというところがあり・・・年少期から思春期、青年と・・男性は非常に難しいと思いました。

注意深い観察が必要だと思いました」

逃げる厚労省・文科省

2000年頃からの日本において、「軽度発達障害」という概念が、「精神遅滞」「身体障害」を伴わない発達障害として杉山登志郎により提唱された 。 これは高機能広汎性発達障害（高機能PDD、アスペルガー症候群や高機能自閉症などを指す）、LD、ADHD等、知的障害を伴わない（すなわち総合的なIQが正常範囲内）疾患概念を指して使われる（ただし、ADHDについては、別途知的障害を併発するケースがある）。 ここでいう「高機能」という語も、「軽度」という言葉同様、知的障害のないという意味でつかわれている。 「軽度」と呼称される根拠は、「知能が比較的高い」ためである。

厚生労働省はこの用語について、「世界保健機構 (WHO) のICD-10分類に存在しない」、「アメリカ精神医学会のDSM-VIに存在しない」ことを指摘し、「誰がどのような意図で使い始めたのか分からないまま広がった用語である」として注意を促している。

また、その語感から、「障害の程度が軽度である」と誤解されがちだが、上述の理由から、必ずしも障害自体が軽度とは限らない。

文部科学省も2007年、「『軽度発達障害』の表記は、その意味する範囲が必ずしも明確ではないこと等の理由から、今後は原則として使用しないと発表している。 ただし、専門家の間等では、便宜上「（軽度）発達障害」として、かつて呼ばれていたものをカテゴライズする意味で、かっこ付して紹介されるケースは現在でもある。

「軽度」と言われるが、罹患者の抱える問題は決して軽くはなく、早期の理解と適切な支援が望ましいとされる。 理解、発見が遅れた場合、いじめ、不登校、非行など二次的な症状を発生させることがある。

また、知能自体は障害のない人と同等程度であることも多いため、障害が理解、発見されないまま「障害はない」「（障害が元で出来ないことを）出来るのにやらない」などという見解を周囲の人間から持たれることも少なくないのが現状である。

障害の多いもの

広汎性発達障害（こうはんせいはったつしょうがい、英: pervasive developmental disorders, PDD）とは、特異的発達障害（英語版）との対義であり、

社会性の獲得やコミュニケーション能力の獲得といった人間の基本的な機能の発達遅滞を特徴とする、精神と行動の障害のグループである。

「対人相互反応に重症で広汎な障害があり、言語的または非言語的コミュニケーション障害や常同的で制限された興味や行動、活動を伴っているが、

他の特定の広汎性発達障害や統合失調症、スキゾイドパーソナリティ障害、統合失調型パーソナリティ障害、回避性パーソナリティ障害の基準を満たさない場合に用いられるべきものであり、たとえば、このカテゴリーには非定型自閉症が入れられる」と解説されている。

アスペルガー症候群

神経発達症のひとつである。

特定の分野への強いこだわりを示し、運動機能の軽度な障害が見られたりすることもある。しかし、古典的自閉症に見られるような知的障害および言語障害はない。

世界保健機関・アメリカ合衆国・日本国などにおける公的な文書では、（古典的）自閉症とは区別して取り扱われる。

原因は不明である。

アスペルガー症候群を持つ成人が周りに大きな影響を与えることが有る。

効果が示されたと広く支持される治療法はない。放っておくとうつ病や強迫性障害といった二次障害になることがあるとの指摘もある。

猿の本能による説明

日本猿などの群れをつくる猿が、人間の「本能的行動」を形成しているとする研究があります。

その猿の群れの生き残りのカギを握るのが、若いオス猿の行動なのです。

最初に指摘しておきますが、動物行動学的には群れの存続は「個体の存続」に優先します。

つまり動物的には「その群れが存続するために」何匹かの猿が犠牲になることは当たり前のことだということです。

このような種族保存が個体保存に優先することが、人間社会の問題の原因になっています。

猿の群れでは子供の猿は、母親の庇護の元大切に育てられます。

しかし子供が育って人間でいう思春期になると、特にオス猿は行動が乱暴になります。

これはおもに男性ホルモンが影響するのですが、群れの中では若いオス猿の行動がトラブルの原因となりやすいのです。

そのため思春期のオス猿は、群れから追放されます。

このようなオス猿は、結果的に冒険旅行に出ることになり多くは旅の途中で死にます。

しかし冒険を生き残ったオス猿には、それまでの猿の群れにない知識・経験を得ることができます。

このようなオス猿が群れに戻って、ボス猿になったとき、その群れはこれまで持たなかった知識・経験を得ることになるのです。

つまり若いオス猿は死の危険と隣り合わせで、冒険をする義務を自分の種族に対して持って居ます。

人間にもこのような本能が残っています。

つまり男の子の思春期には、社会の規範に逆らおうとすることや、暴力的な衝動が発生するのです。

こういう衝動は、反社会的なもの、あるいは犯罪を犯してでも自己の欲望を満たそうとする心理に結びつきます。

すなわち性衝動と結びついたとき、強姦願望になります。

男の子の思春期には、それが抑えがたいものになることがあります。

そして本人もそれがなぜ抑えられないのか、理解出来ません。

なぜならそれは「猿の本能」だからです。

今の時代がアスペルガーを産む

なぜ高機能広汎性発達障害（高機能PDD、アスペルガー症候群）が増えているかというと、今が「困難な時代」だからです。

猿の群れで考えると、説明できます。

例えば猿の群れがジャングルが消失するような乾燥や氷河期の時代を生きようとするときです。

その時はこれまで以上に、群れに蓄積された知識は役に立たなくなります。

猿の群れは本能に従い、その「困難な時代」を生き残る知恵を探す担い手を群れから放出します。

それは若いオス猿です。

その時代の若いオス猿は、当然過激になります。

言葉を変えると、「反社会的行動をとる猿」になるのです。

それは、「猿の本能」です。

その過激な行動の若いオス猿は、群れにとって迷惑ですが、猿の群れが生き残るためには必要なのです。

再度言いますが、動物的には「その群れが存続するために」何匹かの猿が犠牲になることは当たり前のことだということです。

そして基本的に犠牲はオスの役目です。

なぜなら、オスは子供を産めないから直接に群れの存続に関係しないからです。

これが人間社会でも起きています。

つまり「私たちの本能」が、「今はこれまでの常識が通用しない困難な時代だ」と認識すれば、この本能が発動してしまうのです。

このような「反社会的行動をとる猿」的な若い男性は、医学的には高機能広汎性発達障害（高機能PDD、アスペルガー症候群）になります。

もし動物学的な本能が高機能広汎性発達障害（高機能PDD、アスペルガー症候群）が増える原因だとすると、それを解決する手段はあるのでしょうか？

あります！

人間には抽象的な思考を操る高度な「意識」がありますから、それを活用することで主体的に生きることができます。

主体的に生きることで、猿の本能を凌駕する智慧と能力が人間には備わっています。

そのようなを智慧を獲得する手段は、今注目されているマインドフルネスです。

それを自分ひとりで、安全に行おうとすると「マインドフルネス瞑想法」が有効です。

マインドフルネス瞑想法は、ヴィパッサナー瞑想とも呼ばれています。

じつはお釈迦様もこの瞑想法で、悟りを拓いたと言われています。

お釈迦様も反社会的行動の葛藤を抱えた人だったようです。

私がお勧めしたいのは、科学的なヴィパッサナー瞑想法です。

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筆者について

長く建設会社に勤めながら瞑想行や神秘業を、科学的に研究する。

建設会社をリストラされたのを機に、中小建設業生き残り研究会を立ち上げ、建設会社の新規事業開発やマーケティングを研究する。

しかし、中小建設業生き残り研究会のＤＶＤの売れ行きに悩み、瞑想中の啓示により変性意識開発のＤＶＤを製作・販売する。

ネット事業に活路を見出し、瞑想による願望実現のホントとウソの研究にシフトしていく。

宗教色を排した、科学的瞑想の研究を勧める。

ヴィパッサナー瞑想はほとんど知らなかったが、本を一冊読んで「自分が行っていたのはじつはヴィパッサナー瞑想だった」と気がつく。

四国の山中に在住、時々東京や大阪でセミナーを開催。

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