韓国梨泰院ハロウィーン圧迫死事故なぜ起きた？

また悲惨な事故が

起きてしまいました。

「韓国の首都ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィーンのために集まった多数の若者らが29日夜、転倒した事故で、消防当局は30日、外国人19人を含む151人が死亡、82人が負傷したと明らかにした。

これを受け、韓国ではテレビ番組の放送休止やイベントの中止などが相次いでいる」

なぜこのような事故が起きてしまったのでしょうか？

日本でも同様の事故が起きるかも？と話題になっています。

当日はすごい密度

1・事故の様相

ＴＢＳネットニュースの記事より

「地元消防担当者

「多くの人が下敷きになったとの通報が多数寄せられている」

これまでに153人が死亡、103人がけがをしました。被害者の多くが10代、20代。死者のうち20人が外国人でした。

梨泰院周辺には当時、ハロウィーンの仮装をした若者など、およそ10万人が集まっていたということですが、なぜ、大勢の人が亡くなる事態となったのでしょうか。

事故が起きたのは、このエリア。

記者

「通りの先で事故は発生したのですが、大勢の人が集まる場所としては、狭く感じます」

ソウル在住の日本人男性

「本当にすし詰めという感じでした。若者ばかりでコスプレをした人とか。飲食店とかクラブとかバーが立ち並んでる場所なんで、踊ってる人もいたし、かなり盛り上がっていた」

異変を感じたのは事故の1時間前。正面の男性は身振りを交え、後ろに下がるよう促しています。

「GO BACK（引き返せ）」

「人混みに押されている」

時折、悲鳴が聞こえ、苦しそうな表情を浮かべる人の様子も…。

そして、こちらはJNNが入手した事故が起きる5分前の映像。通りは埋め尽くされ、身動きがとれないような状態だったことがうかがえます。

現場にいた人

「急に悲鳴が聞こえたので、すぐ現場に行きましたが、人が次々と倒れ始めました。警察と救急隊員が入ろうとしたんですが、大勢の人をコントロールできず困難だったようです」

事故現場から数十メートルの場所にある店舗の2階にいた日本人女性は。

ソウル在住の日本人女性

「外を見たら通りを、一般の方々が『道をあけろ』って言ったり。事故現場の道がかなり狭いので救急車が入ってくることができないんです。

実際に心臓マッサージが行われている現場を見たときは、もう言葉にならない。全身鳥肌が立ちました」

事故現場の映像を見ると起きたのは本当に狭い路地で、しかも坂道だったということが大きな事故になった要因です。

もうひとつ、韓国特有の事情もあると思われます。

2・韓国特有の事情

韓国特有の事情とは、住宅事情です。

韓国は首都ソウルが唯一の大都市と言っていいほど、首都に人口が集中しています。

韓国における首都圏（しゅとけん）とは、ソウル特別市、仁川広域市全域と京畿道31市郡を含む地域をいいます。

この地区の人口は韓国全体の50.1%にあたる約2600万人に達していて東京都よりも人口が大きいのです。

ウイキペディアによると

「人口密度は2220人/km2で日本の埼玉県をやや上回り、世界最大の人口を抱える島であるジャワ島の2倍近くに達する。

さらに地形は山がちで可住地の割合が低いため、ソウルや仁川、水原などではそこかしこに高層マンションが列を成して立ち並ぶ様子が見られる。

数千万人以上の人口を抱えながら、一つの都市圏にこれほど人口が集中している国は韓国以外にない。

集中率が高い理由としては、韓国の大企業の本社や名門大学の大半がソウル市にあり、若い世代が「ソウル志向」にならざるを得ない社会構造になっていることが挙げられる」

アカデミー賞を受賞した映画「パラサイト半地下の家族」にも登場した半地下という賃貸住宅も韓国に多く見られ、他の国にはあまりありません。

なぜ半地下が普及しているかというと、家賃が高いために半地下でないと貧困層や若者が借りられないからだそうです。

そして半地下という特殊な条件であるために、2022年の夏の台風や豪雨で多くの人が自宅でおぼれ死ぬという悲惨な出来事が起きています。

大都会の自宅でおぼれ死んだのです。

東京では考えられません。

こういう「韓国特有の」と枕詞がつく韓国名物がいくつも存在している理由は、韓国社会が本質的に持つ欠陥からくるものです。

今回事故が起きた場所も、幅わずか4メートルの路地に非常に多くの若者が殺到したからです。

このような危険な場所を事前に調べて、行政が規制をかけたなら事故は起きなかったかもしれません。

事故が起きてしまったのは、韓国には情報を蓄積して活用する行政の仕組みがないからでしょう。

3・悲惨な事故を生む韓国の事情

なぜ悲惨なことが起きてしまうかというと、あの国の場合「背伸びしすぎ」だからでしょう。

特に日本を意識して何かと日本を追い抜いたと喜ぶ国民性があります。

こういう国民性が見かけの優位性にこだわる性質を生んでいます。

その性質のため、発展途上国の国民性・発展途上国のインフラ・発展途上国の社会システムであるのに、背伸びして先進国を気取りたいためにひずみが現れるのです。

日本でも何年か前からハロウィーンのバカ騒ぎが始まりましたが、韓国のそれはおそらく日本の真似をしたものだと思われます。

日本の場合、交通システムや警察の綿密な取り締まりと指導があるためにバカ騒ぎに見えても、秩序が保たれています。

その理由は目に見えませんが、やはり日本人の国民性が大きいと思われます。

翌日、散乱したごみを自発的に片付ける様子は日本ならではなのかもしれません。

もちろん日本でも兵庫県で起きた花火見物の群衆が歩道橋で圧死を招くという事故がありました。

しかし日本の場合、そういう事故を教訓に二度と起こすまいとする警察と行政の連絡と協力があるように感じます。

韓国で今回の悲惨な事故が起きた背景にあるのは、韓国の行政システムの無計画さやあの国のいい加減さでしょう。

基礎をおろそかにし見かけの派手さを競う国

まとめ

韓国は日本に対し対抗意識を燃やすことが多いですが、それは日本人から見ると「うっとおしい」です。

その理由にも、「背伸びしたい」「自分を大きく見せたい」心理があるからだと思われます。

そういうことをする前に、せめて首都ソウルのインフラを先進国と呼べるぐらいにしておく必要があるのではないでしょうか？

韓国旅行に行って空港からタクシーに乗ると、日本人だとわかると運転手が料金を過大に請求するらしいです。

韓国人はそういうタクシー運転手がいることを恥じて、誰が乗っても同じ料金にしなければならないと思うべきです。

そういう国が「先進国」として最低限のことではないでしょうか？

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