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日本の誇るH3ロケットを無理にでも「失敗」にしたい記者はどの報道機関?

      2023/04/04

H3ロケットが

2023年2月17日に打ち上げ予定だったH3ロケットがブースターの不調で打ち上げ「中止」になりました。

この出来事で記者会見を開いたとき、どうしても我が国のロケット技術を貶めたい記者がひどい質問をしています。

いったい何を考えているのでしょうか?

1・記者会見の様子

 

ITメディアニュースより

「2月17日の午前10時37分に打ち上げ予定だった、JAXAの次世代主力ロケット「H3」の試験1号機が、発射直前に突然打ち上げ中止となった。

ライブ配信では、補助ブースター「SRB-3」が点火しなかったためとのアナウンスがあったが、その後、異常を検知してシステムがSRB-3への着火信号を送出しなかったことが判明している。

午後2時から行われた会見では、JAXAの岡田匡史氏(H3プロジェクトチームプロダクトマネージャ)が登壇し、経緯を説明。

メインエンジン「LE-9」が着火し正常に立ち上がったあと、ロケット下部(エンジン上部)に設置された1段制御用機器が異常を検知。SRB-3への着火信号を送らなかったことから、打ち上げ中止となった。

話題となったのが共同通信のとある記者の質問だ。「中止と失敗という問題についてもう一度確認したいです。

ちょっともやもやするものですから」と切り出し、岡田氏に中止と失敗の違いについて質問した。

以下はその一問一答だ。

共同 中止という言葉は、みなさんの業界でどう使われているかは別として、一般に意図的に止める、計画を途中で意図してやめる時に中止といいます。

今回はカウントダウンも続いているし、飛ぶはずの機体が飛ばないなという状況に見えますが、

正体不明の異常が起きて、システムが正常に作動して止まったのかもしれませんが、意図しない異常による中断、中止ということだったのでは。意図的ではなく止まっちゃったよということは一般に言う失敗ではないかと思うのですが、どうですか?

などとしつこく中止ではなく「失敗」だと認めさせようとした」

この共同通信の記者の非道ぶりがネットでは話題になっています。

この記者は質問の最後に次のような捨て台詞を残しています。

「岡田 ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です。

共同 わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます。」

何者?

2・いったい何を考えているのか?

 

この記者のおかしい点は、ロケットの異常を探知するセンサーやシステムがこの機体にはついているということを無視しているということです。

ロケット打ち上げが自動的に中断されたということは、ロケットの異常を探知するセンサーやシステムが稼働したためです。

それが正常だったかどうかは現時点ではわかりませんが、このロケットの打ち上げは今回が初めてなのです。

だったらそんな事態もありうると考えるのが、エンジニアリング的には普通です。

このロケットは巨額の税金を投入して造られているので、安全の上にも安全を配慮して打ち上げないと失敗したら税金の無駄遣いだと叩かれることは必至です。

この記者の言い分通りなら、ロケットの異常を探知するセンサーやシステムは必要ないということになるでしょう。

異常を探知するセンサーがついているからこそ中止になったわけで、それを否定するのはとんでもないバカに私には見えます。

例えば朝自動車に乗り込んでエンジンをかけた時、異常を知らせるランプがついたら運転を「中止」して調べるのが正しい態度です。

それを否定しているのが、共同通信です。

この共同通信の記者は最初から日本が打ち上げるロケットについて、いちゃもんをつけようと待ち構えていたとしか思えません。

一体どの国の記者なのかと思います。

いちゃもんをつけようとした?

3・共同通信とは何もの?

 

共同通信って新聞記事でよくお目にかかりますが、その会社についてほとんどの人は知りません。

そこでウイキペディアで調べてみました。

「東京を拠点とする一般社団法人の通信社である。

日本国内外のニュースや写真、記事関連のデータを日本国内の新聞社、NHK、民間放送局などに提供・配信しており、また日本語のみならず英語や中国語などでも配信する。

共同通信社自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信している。

ニュース記事だけでなく、連載記事(小説、芸能、生活、経済、書評)や連載4コマ漫画などの配信も行なっている。

沿革

1901年(明治34年) 日本広告株式会社および電報通信社が創立される。

詳細は「通信社の歴史#「電通」誕生」および「光永星郎#生涯」を参照

1906年(明治39年) 電報通信社を改組して株式会社日本電報通信社が創立される」

つまりここはあの悪名高い電通の兄弟会社なのです。

明治時代に日本の新聞社などが「共同」で造ったニュースを取材して、各新聞社に提供することを目的に造られた機関が元になっているようです。

驚くべきはその経済力です。

収入 1486億2200万円

支出 105億4300万円

基本財産 1380億7800万円

従業員数 1,621人

さらに調べたところ、左派的な傾向が強い朝日新聞と似た社風があるようです。

「2014年8月5日、朝日新聞が信憑性が薄いとして吉田証言に関する過去の記事16本を取り消した際、共同通信も過去に吉田証言に関する記事を7回配信していたことが問題となった。

共同通信側は、1992年頃より識者らの間で信憑性に疑問を呈する声が出だしたため、1992年を最後に記事としての取り上げるのをやめたと説明した」

まとめ

 

日本の次世代ロケットH3の評判をどうしても貶めたい共同通信の記者は、これを失敗と決めつけたいようでネットには強い批判がこの記者に寄せられています。

ここから考えると、これもでも日本を貶めたい記事が共同通信からいくつも発信されていたことは間違いないようです。

本当にこういう「報道機関」が必要なのでしょうか?

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